1グランプリがイスタンブル・パーク内にて9年ぶりに開催

2020年11月25日

～新型コロナウィルス感染拡大の中、モータースポーツ界における世界最大のイベントに～

トルコ共和国・文化観光省（代表：メフメト・ヌーリ・エルソイ文化観光大臣）とトルコ観光広報・開発庁（TGA）は、 2020年11月13日から15日までの3日間、

イスタンブル・パーク内において『Formula 1 DHL Turkish Grand Prix 2020 （フォーミュラ1 DHL トルコ・グランプリ）』

を開催しました。 2011年以来、 9年ぶりにトルコで開催された本イベントは、新型コロナウィルスを受けて世界の多数のレースやイベントが中止に追い込まれる中、

モータースポーツ界における世界最大のイベントとなりました。

世界屈指の人気を誇るトルコのサーキット・コース

フォーミュラ1世界選手権は、 11月13日のフリー走行に続いて、 14日15時～16時に予選が行われ、決勝は15日13時10分～15時10分に開催されました。

2005年に初めて世界に披露されたイスタンブルの圧巻のサーキットは、その驚異的な「ターン8」コーナーで有名です。このターンでドライバーは4回、

トラックの端近くを走行することになります。今回開催されたイベントも、かつてこのコーナーを見事に攻略してみせた3人のF1ドライバーが再び会場を沸かせました。

7回目の世界タイトルを狙うイギリスのルイス・ハミルトン、世界タイトル獲得4回のドイツのセバスチャン・ベッテル、そしてフィンランドのキミ・ライコネンが、

9年ぶりにインターシティ・イスタンブル・パークのレースに挑みました。さらには、今回出場するセルジオ・ペレスとニコ・・ヒュルケンベルグも、

前回のトルコGPを経験したドライバーです。決戦の結果、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季10勝目、通算94勝目を挙げました。

活気に満ちた国際都市イスタンブルでのF１グランプリ開催

世界で最も人気があり、 2019年には1,500万人が訪れた魅力度ランキング8位の観光都市イスタンブル。 9年ぶりに復活するフォーミュラ1

トルコ・グランプリに向け、イスタンブルの旧市街で、プロモーションビデオが撮影されました。撮影はサライブルヌ海岸を早朝出発し、ガラタ橋へ向かいました。

この橋は金角湾にかかる歴史的な橋で、新型コロナウィルス感染拡大後も10月から再び観光客を受け入れています。撮影に使用された、フォーミュラ1カーは、

まるで演技をしているかのように、見事に息の合った走りで橋を横切り、見物者を魅了しました。また今大会の出場チームの1つ、

アストンマーティン・レッドブル・レーシングの車両が、イスタンブル旧市街の中心部スルタンアフメト地区の街中を巡行すると、

イスタンブル市民はこのF1カーに興味津々でした。

トルコはこれまで、フォーミュラ1 トルコ・グランプリの他にも、多くの世界的なスポーツ・イベントを招致してきました。 2005年のチャンピオンズ・リーグ決勝、

2009年のUEFAカップ決勝、 2010年のFIBAバスケットボール世界選手権、 2017年のユーロリーグ・ファイナルフォー、

2019年のUEFAスーパーカップ、そして2020年9月のWRC世界ラリー選手権です。

フォーミュラ1トルコ・グランプリに向け、士気を高めたF1ドライバー

9年ぶりのイスタンブル開催となったフォーミュラ1トルコ・グランプリの熱気は、レースに参加するチームや選手からも伝わってきました。

「レース場で会えないのはさみしいけど、みんな準備万端で、テレビ観戦してくれるとわかってるよ。

みんなもぼくらと同じようにこのレースをとても楽しみにしていることもね。久々にイスタンブルに戻ってこられて本当に嬉しいよ。

」（メルセデスF1チームのツイッター上にてルイス・ハミルトンのコメント）

「イスタンブルで会おう。イスタンブルに待望の爆音が帰ってくる。」（ルノー・チームのダニエル・リカルドとエステバン・オコンのコメント）

トルコについて

地中海沿岸に位置し、有名なボスポラス海峡が隔てるアジアとヨーロッパを結ぶトルコは、多様な気候と文化交流の中心地であることにより、

何世紀にもわたる多様な文明が反映された歴史、自然や美食を有し、 2019年には約5,200万人の観光客をお迎えしました。文化が交差するこの国は、

伝統とモダンが融合した芸術やファッションに大変寛容で、

またダイナミックなショッピングとエンターテイメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。

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