ウィルオブ・ワークが就労支援する特定技能外国人27名が「介護福祉士」国家試験に合格！

2024年7月31日

ウィルグループの総合人材サービスを手掛ける株式会社ウィルオブ・ワーク（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：村上

秀夫）が登録支援機関として就労支援している、介護福祉施設に勤務するベトナムおよびミャンマー出身の特定技能外国人27名（東京都6名/大阪府3名/神奈川県12名/千葉県2名/愛知県・三重県・埼玉県・岡山県1名ずつ）が、本年1月に実施された第36回介護福祉士国家試験に合格し、日本で介護福祉士として働くことを許可する在留資格「介護」を取得しました。当社が就労支援する受験者の合格率は81.8%で、厚生労働省が発表したEPA外国人介護福祉士候補者の合格率（43.8%）に対しておよそ2倍の水準となりました。

介護福祉士に合格した外国人介護士タッ・タッ・モー・ミャイッさん（社会福祉法人東京蒼生会所属）

実務者研修を受講する外国人介護士の様子（2023年）「介護福祉士」に合格した特定技能外国人について

今回「介護福祉士」に合格した特定技能外国人は、本年7月以降に「特定技能1号」から「介護」に在留資格を切り替え、介護福祉士として引き続き介護現場に携わります。在留資格「介護」の在留期間は5年、3年、1年又は3か月ですが、更新回数に制限がないため、日本国内での永続的な居住と就労が可能となります。

当社では、母国語対応可能な外国人支援担当者と日本人の営業担当者が連携し、特定技能外国人の生活面のサポートやeラーニングによる介護教育と日本語教育を継続的に提供しています。また、当社が運営する介護資格スクール「WILLOFケアアカデミー」でも実務者研修を提供するなど、外国人介護士が日本で働きやすい環境づくりをサポートしています。

日本で長期的に介護に携わる外国人就労者の増加は、介護業界の人材課題解決に向けて不可欠であり喜ばしいことだと考えております。介護領域の人材サービスを手がける当社として、今後も特定技能外国人の就労支援を拡大してまいります。

外国人介護士事業責任者と支援担当者のコメント▼当社外国人介護士事業責任者のコメント株式会社ウィルオブ・ワーク

ライフケア事業部営業推進部部長角陽輔

昨年実績の5倍近くにあたる27名の方が介護福祉士に合格されたことを大変喜ばしく思います。それと同時に、3年以上にわたり母国の家族と離れた日本で仕事のみならず勉強にも努力し続けてきた方々に心からの敬意を表します。直近の国の統計では、外国人介護福祉士（在留資格「介護」在留人数）は8千人を大きく超えましたが、その背景には都市部だけでなく地方でも介護現場への特定技能外国人の受け入れが大きく進み始めたことが多大に影響していると考えられます。

来年度以降も外国人介護福祉士はさらに増加していくと予想していますが、当社でも外国人介護士の方々が介護業界の中でキャリアパスを描けるよう採用と育成の両面で貢献できるよう引き続き努めてまいります。

▼ミャンマー特定技能外国人の支援担当者のコメントライフケア事業部営業推進部グローバルサポートグループ

CHIT SU HTWE（チッ・ス・トェー）

支援してきた皆さんが、介護福祉士の資格取得という素晴らしい成果を達成したことを聞いて、とても感慨深い気持ちでいっぱいです。支援担当者として彼女たちの努力と頑張りを見守り続けてきた私にとって、この成功はまるで自分のことのように嬉しいです。

彼女たちと初めて出会った時のことを思い返すと、母国から日本に着くまでどれほどの困難を乗り越え、多くの試練に立ち向かってきたかがよくわかりました。介護福祉士として新たな一歩を踏み出す姿を想像すると、自然と涙がこぼれそうになります。これからも彼女たちが多くの人々を温かく支えていくことを楽しみに、彼女たちの未来に幸多きことを心より願っています。

ウィルオブ・ワークの外国人介護士支援サービス

当社グループの持つ人材サービス基盤や海外拠点ネットワークを活用し、技能実習・特定技能における現地国での人材募集・日本語教育・受け入れ支援・配属後の生活・教育サポートなどを提供しています。

１.技能実習生の教育・生活サポート累計約72名の日本語教育や生活サポートを行っています。２.在留資格「特定技能」の取得・就職支援

特定技能ビザの取得・就職支援を累計857名行っています。