6.2％が、パッケージと実際の商品ギャップを感じたことが「ある」
株式会社NEXERは、「スプリック」と共同で「パッケージとのギャップ」に関するアンケートを実施したので、その結果を紹介します。
■パッケージと実際の商品にギャップを感じたことはある？
「パッケージに惹かれて買ったのに、中身が思ったのと違った…」そんな経験はありませんか？
商品の魅力を最大限に伝えるためのパッケージですが、時には期待と現実のギャップが生まれることもあります。
そこで今回はスプリックと共同で、全国の男女1000名を対象に「パッケージとのギャップ」についてのアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとスプリックによる調査」である旨の記載
・スプリック（
「パッケージとのギャップに関するアンケート」調査概要
調査期間：2024年11月3日 ～ 11月14日
調査機関：株式会社NEXER（自社調査）
調査対象：全国の男女
有効回答数：1000サンプル
調査方法：インターネット調査
質問内容：
質問1：パッケージと実際の商品（味や使用感など）にギャップを感じたことはありますか？
質問2：それはどのようなギャップでしたか？
質問3：良い意味で裏切られたと思った方に質問です。どのように裏切られましたか？
質問4：次もまた同じ商品を買いたいと思いますか？
質問5：そう思う理由を教えてください。
質問6：悪い意味で裏切られたと思った方に質問です。どのように裏切られましたか？
質問7：悪い意味で裏切られたパッケージの商品は、パッケージを変更したほうが良いと思いますか？
質問8：その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■66.2％が、パッケージと実際の商品ギャップを感じたことが「ある」
まずは、パッケージと実際の商品（味や使用感など）にギャップを感じたことはあるか聞いてみました。
66.2％と半数以上の方が、パッケージと実際の商品にギャップを感じたことが「ある」と回答しています。
それはどのようなギャップだったか聞いてみました。
「良い意味で裏切られた」が17.7%、「悪い意味で裏切られた」が82.3%という結果になりました。
悪い意味でパッケージと実際の商品にギャップを感じた方が圧倒的に多いようです。
■良い意味で裏切られた約8割が「次もまた同じ商品を買いたいと思う」
そして「良い意味で裏切られたことがある」と回答した方に、どのように裏切られたのか聞いてみました。
「良い意味で裏切られたことがある」回答理由
* 奇抜な色のパッケージだが美味しかった。（10代・女性）
* スーパーで売っているコーヒーゼリーです。どうせ甘いだろうと思っていましたが、甘さは一切無くコーヒーの苦味と香りそのものを感じられました。（20代・女性）
* 美味しくなそうだったが食べたらうまかった。（20代・男性）
* パッケージよりも彩りが良かった。（30代・女性）
* 見た目より高級感があった。（30代・女性）
* パッケージで想像したものよりかなり美味しかったこと。（40代・女性）
さらに、次もまた同じ商品を買いたいと思うか聞いてみました。
約8割の方が「次もまた同じ商品を買いたいと思う」と回答しています。
そう思う理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「とても思う」回答理由
* お得感あるから。（10代・女性）
* 美味しかったから。（20代・女性）
* 良い意味で裏切られたから。（30代・男性）
* 思っていたより品質が良かったので。（30代・女性）
* パッケージでは感じられない中身で魅力があったから。（40代・女性）
「やや思う」回答理由
* いい思い出だったから。（20代・男性）
* 美味しいと満足度が高くまた買いたいと思うから。（30代・男性）
* 気に入ったらまた購入したいと思うからです。（40代・女性）
■悪い意味で裏切られた86.1%が「パッケージを変更したほうが良いと思う」
一方で「悪い意味で裏切られた」と回答した方に、まずはどのように裏切られたのかを聞いてみました。
「悪い意味で裏切られた」回答理由
* 写真より色が好みじゃない。（10代・男性）
* パッケージは綺麗なのに、中身はぐちゃぐちゃ。（10代・男性）
* さつまいも味と書いていたのにさつまいもの味がしなかった。（10代・女性）
* パッケージの写真よりも小さい。（20代・女性）
* 思ったような味ではなかった。（20代・女性）
* パッケージでは商品の質がよさそうに見えて購入したら、実際には加工もパッケージとは掛け離れて安っぽくみえたから。（20代・男性）
* パッケージに書かれているような味ではなかった。（30代・男性）
* パッケージの見た目と中身の見た目が違いすぎた。（30代・女性）
悪い意味で裏切られたパッケージの商品は、パッケージを変更したほうが良いと思うか聞いてみました。
86.1%と9割近くの方が「パッケージを変更したほうが良いと思う」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
パッケージを変更したほうが良いと思う理由
* 買って損したと思うから。（10代・女性）
* 自分のような被害者が他に出て来て欲しくないから。（20代・男性）
* 裏切られるとガッカリするから。（20代・女性）
* パッケージと違うと残念な思いになるから。（20代・女性）
* 購入した時に騙された気分になり、企業イメージが悪くなる。（20代・男性）
* パッケージでハードルが上がってしまっているので中身を見たときがっかりしてしまうから。（30代・女性）
「買ってからガッカリするから」「だまされたように感じてしまうから」などの理由が挙げられていました。
一方で「パッケージを変更したほうが良いと思わない」と回答した方の理由を見てみましょう。
パッケージを変更したほうが良いと思わない理由
* 売れなくなる気がする。（10代・男性）
* 勝手に想像してがっかりしただけなので。パッケージは本当にかわいかったから変更しないでほしい。（30代・女性）
* パッケージで魅せても結局中身が粗悪品なら意味がありませんので。（30代・男性）
「企業の戦略でもあるため、ある程度は仕方がないと感じる」といった声のほか、「パッケージは本当に良かったから」という理由であえて変更しないで欲しいといった声もありました。
■まとめ
今回は「パッケージとのギャップ」に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
66.2％が、パッケージと実際の商品ギャップを感じたことが「ある」と回答しており、パッケージデザインが消費者の期待に与える影響は非常に大きいことが分かります。
だからこそ商品が持つ魅力を正確に伝え、期待を裏切らないパッケージデザインが重要です。消費者の満足度を高めて信頼を築くために、パッケージデザインに一層力を入れてみてはいかがでしょうか。
＜記事等でのご利用にあたって＞
・引用元が「株式会社NEXERとスプリックによる調査」である旨の記載
・スプリック（https://spriq.jp/
https://spriq.jp/）へのリンク設置
【スプリックについて】
運営会社：株式会社日版プリント スプリック事業部
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