75回日本の医療の未来を考える会堤治先生（医療法人財団順和会山王病院名誉病院長）講演「少子化の打開策としての生殖医療の現状プレコンセプションケアの役割と課題」

2024年3月26日

堤治先生（医療法人財団順和会山王病院名誉病院長）講演「少子化の打開策としての生殖医療の現状プレコンセプションケアの役割と課題」

～病院経営者の羅針盤・月刊『集中』が主催する月例勉強会を開催しました～

国会議員団・医療従事者・医療関連企業の幹部の皆様が集い、日本の医療が抱える諸問題についての議論を深め、その課題解決の為に情報交換を行う「日本の医療の未来を考える会」。第75回勉強会は、日本の産科医療を牽引し、不妊治療分野の研究と知識普及に長きに亘り力を注がれている、山王病院名誉病院長の堤治先生を講師にお迎えして開催しました。

▼ 勉強会の様子（於・衆議院第一議員会館）

2022年４月から不妊治療が保険適用される様になった事に続き、23年10月には東京都で卵子凍結に係る費用への助成が開始された。社会的関心の高まりと共に民間企業に於ける支援も進みつつあり、卵子凍結は全国的な広がりの兆しを見せている。減少の一途を辿る出生数に歯止めを掛けたいところだ。しかし、長期的・根本的な解決には、若い世代を対象としたプレコンセプションケアの充実が重要だと山王病院名誉病院長の堤治氏は指摘する。「日本の生殖医療の現状と卵子凍結～プレコンセプションケアが日本の少子化を救う～」と題し、堤氏による双方向型のユーモア溢れる講演が行われた。講演の事後報告記事は、月刊『集中』4月号（3月31日発行）に掲載致します。

日本の医療の未来を考える会のホームページ

http://www.iryounomirai.com/

月刊『集中』ホームページ

https://www.medical-confidential.com/

* 「日本の医療の未来を考える会」とは

○ 対象：国会議員、病院経営者、大学医学部教授、医師、医療関連企業（部長職以上）

○ 内容及び構成：毎月医療に関する幅広い事案の1 テーマを取り上げ有識者による講演を行い、

自由な意見交換を行う

○ 開催：毎月第4 水曜日（約2 時間、懇親会を含む）開催（8 月・12 月は休会）

○ 会場：衆議院議員会館（東京都千代田区永田町）

○ 講師：有識者、関係省庁などからテーマ別に招聘

○ 会費：医療機関・官公庁・大学関係者は無料。企業は有料