「読みながら何度も何度も、涙がこぼれた」「一番、読んでほしい！」全国の書店員さんが大絶賛！町田そのこ最新刊『宙(そら)ごはん』小学館より本日発売！！

2022年5月27日

『宙ごはん』書影

2021年本屋大賞受賞『52ヘルツのクジラたち』、

2022年本屋大賞ノミネート『星を掬う』に続く町田そのこさんの最新作『宙ごはん』を小学館より本日発売しました。

産んでくれたお母さんと、育ててくれたママ。二人の母をもつ主人公の宙は、ごはんを作ることと食べることを通して成長していく──。本作は、

二人の母がいることを「さいこー」だと思っていた幼少期から、誰かのためにごはんを作ることの喜びを発見する青年期までの長い年月を、

まわりの人々との交流と共に描く感動作です。

── 宙(そら)には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情いっぱいで接してくれるママ・風海(ふみ)と、

イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが魅力的なお母さん・花野(かの)だ。二人の母がいて「さいこーにしあわせ」だった。

宙が小学校に上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、ごはんも作らず子どもの世話もしない、

授業参観には来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。

代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手にもなってくれた。

ある日、花野への不満を溜め、堪えられなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておきのパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。

その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめつづける。 ──きっと、この物語はあなたの人生を支えてくれる。

著者近影

町田そのこ『宙ごはん』

定価 1760円（税込）四六判368頁小学館

小学館公式サイト：

「宙ごはん」特設サイト：

※初版限定特典掌編小説をカバー裏に収録

町田そのこ【まちだ・そのこ】──1980年生まれ。福岡県在住。 2016年「カメルーンの青い魚」で第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。

17年、同作を含む短編集『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。『52ヘルツのクジラたち』で2021年本屋大賞を受賞。

著書に『ぎょらん』『うつくしが丘の不幸の家』『星を掬う』、「コンビニ兄弟」シリーズなどがある。

ちょっと本格的な【SPECIAL MOVIE】を制作しました。

「宙ごはん」特設サイト【https://www.shogakukan.co.jp/pr/sora/

花野役に永尾まりやさん、宙役に板垣樹さん、佐伯役に白戸達也さんに、それぞれ演じていただきました。

花野（永尾まりや）

川瀬花野（かの）役──永尾まりやさん宙（板垣樹）

宙（板垣樹）

川瀬宙（そら）役──板垣樹さん佐伯（白戸達也）

佐伯（白戸達也）

佐伯恭弘役──白戸達也さん

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