中学生がかかえるリアルな家庭の問題を描いたYA『グレイッシュ』。
中学生がかかえるリアルな家庭の問題を描いたYA『グレイッシュ』。
小学校高学年~中学生向けの児童書です。中学生の家庭の悩みを描いたYA(ヤングアダルト)作品です。 株式会社新興出版社啓林館(本社:大阪市、
代表取締役社長:佐藤諭史)は、 児童書の「文研出版」ブランドで2022年6月22日(水)より『グレイッシュ』(文研じゅべにーるYAシリーズ)を、
全国の書店で順次発売いたします。
★あらすじ
中学2年のみゆるは、 家族3人庭ですごすのがなにより幸せだった。
でも、 とうさんの仕事がなくなってから、 家族はだんだんおかしくなっていく。
とうさんはかあさんにあたるし、 かあさんはみゆるに無関心になった。
家族を元通りにしたいという願いをもって、 みゆるはひとり、 おばあちゃんの家に向かう……。
幼虫からさなぎ、 そしてチョウへ。 ヤマトシジミの成長になぞらえて、 少女が希望を見つけだすまでの軌跡を描いた感動の物語。
★編集者より
「『グレイッシュ』は、 断片の集まった抽象的な本にしたい」「実際に起きたことの断片がいとおしい」という作者の想いに、 画家が物語を繰り返し読み、
抽象度の高い挿画で応えた透明で浮遊感のあるコラボレーションが実現しました。
家族と思春期の子どもの課題、 家族の課題を抱える子どもの想い。
それらを幼虫からさなぎ、 そしてチョウへ。 ヤマトシジミの成長になぞらえて、 少女が希望を見つけだすまでの軌跡を描いた感動の物語です。
★著作者紹介
大島恵真(作)
作家。 静岡県生まれ。 武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。 日本児童文学者協会会員。 ライター、 イラストレーター、 ブックデザイナーとして活動のかたわら、
『あみものやさんピーヨのプレゼント』(おおしまりえ・岩崎書店)で絵本デビュー。 その後、 初の児童文学『つばさ』(大島理惠・文研出版)を刊行、 執筆活動に入る。
第58回講談社児童文学新人賞佳作受賞、 『107小節目から』(大島恵真・講談社)を刊行。 YAアンソロジー『わたしを決めつけないで』(講談社)に「空、 雲、
シュークリーム、 おれ」が掲載
nakaban(絵)
画家。 1974年広島県生まれ。 広島県在住。 旅と記憶を主題に絵を描く。 絵画作品を中心に、 印刷物の挿絵、 絵本、 映像作品を発表する傍ら、
音楽家のトウヤマタケオと『ランテルナムジカ』を結成し、 音楽と幻燈で全国を旅する。 2013年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。
主な作品に絵本『よるのむこう』(白泉社)、 『みずいろのぞう』(ほるぷ出版)、 『ないた赤おに』(浜田廣介作/集英社)、
『フランドン農学校の豚』(宮沢賢治作/ミキハウス) など。 最新作は絵本『ダーラナのひ』(偕成社)。
★商品情報
書名 『グレイッシュ』
大島恵真・作
nakaban・絵
定価 1,650円(本体1,500円+税10%)
ISBN 978-4-580-82523-9
発売日 2022年6月22(水)より発売
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