国内でのトラック輸送においてリニューアブル燃料(再生可能資源由来の燃料)の導入を年内に開始
従来の燃料と比較し、CO2排出量を約90%削減※1 ― リニューアブル燃料の給油スタンド(東部ネットワーク 海老名営業所)
リニューアブル燃料の給油スタンド(東部ネットワーク 海老名営業所)
サントリーホールディングス(株)は、 年内に、 国内での製品のトラック輸送の一部で、 リニューアブル燃料(再生可能資源由来の燃料)の導入を開始します。
今回使用する燃料は、 フィンランドのエネルギー企業、 ネステ社が開発した「NESTE Renewable Diesel(以下NRD)」です。
NRDは生物(バイオ)由来の非可食油を原料に精製された燃料で、 石油由来の軽油を使用した際と比較し、 CO2の排出量を約90%削減※1できます。
既存の車両や給油関連施設をそのまま使用でき、 今後国内での利用拡大が期待されています。
NRDの本格導入に先立ち、 現在、 本取り組みに賛同する5社※2で実証実験を行っています。 検証の結果を踏まえ、 当社の配送ルートの一部で、
年内に本格運用を開始する予定です。
※1 資源採取、 原料生産、 製品生産、 流通・消費の一連での評価
※2 伊藤忠商事(株)、 伊藤忠エネクス(株)、 鴻池運輸(株)、 サントリーホールディングス(株)、 サントリーロジスティクス(株)の5社
サントリーグループは、 「環境目標2030」の中で、 2030年までに温室効果ガス排出量を自社拠点で50%削減※3、
バリューチェーン全体で30%削減※3することを目指し、 さまざまな取り組みをグローバルに進めています。 今回の取り組みをきっかけに、
環境負荷低減の取り組みをさらに加速させていきます。
※3 2019年の排出量を基準とする
■実証実験 概要
期間 2022年6月~2022年7月
実験内容 「Neste Renewable Diesel」を使用した運行テスト
検証内容 燃料の性能・運用課題の有無・持続性ほか
運行区間 関東圏の当グループの生産拠点・物流拠点間
参加企業
伊藤忠商事(株)
伊藤忠エネクス(株)
鴻池運輸(株)
サントリーホールディングス(株)
サントリーロジスティクス(株)
▼サントリーのエコ活 輸送
https://www.suntory.co.jp/eco/teigen/logistics/
▼サントリー 安全に配慮した物流の推進
https://www.suntory.co.jp/company/csr/activity/service/safety/
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリーお客様センター
https://www.suntory.co.jp/customer/
以上
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