関西国際空港 リモート案内システムの実証実験を実施
～空港案内のDX推進により、お客様サービス向上目指します～ 関西エアポート株式会社は、
2022年７月27日（水）よりAI対話エンジンを活用したリモート案内システム※の実証実験を実施することをお知らせいたします。
今回の実証実験は、 AIチャットボットによる無人案内やオペレーターによるリモート支援、 音声認識による多言語自動翻訳機能により、
空港案内のDX実現を通して非接触案内の推進や多言語対応の高度化を図るとともに、 スタッフの有効配置が可能かを検証いたします。
お客様対応の多数を占める施設案内などのお問い合わせについて、 AIチャットボットによる自動応対で解決できるようになることで、
案内スタッフはより複雑なお問い合わせが必要なお客様に注力できるようになることが期待されます。
リモート案内システムは現行の案内カウンターに設置し、 実運用に沿った検証を行うほか、 実際にご利用いただいたお客さまにアンケートを実施し、
利用者目線での課題についても確認いたします。
関西エアポートグループは、 最先端技術の本格導入に向けた実証実験を積極的に取り組み、 空港の利便性向上に努めるとともに、
安心・安全で快適な新しい旅の体験をご提供いたします。
【実施内容】
期 間：2022年７月27日（水）～ 2023年1月31日（火）
場 所：第１ターミナル１階到着口付近及び2階案内カウンター（予定）
内 容：AIチャットボットによる無人案内の検証
オペレーターによるリモート支援の検証
音声認識による多言語自動翻訳機能の検証
※リモート案内システム「CounterSmart」について
沖電気工業株式会社が提供する接客支援ミドルウェア「CounterSmart」は、 「音声認識、
AI対話エンジンによる無人応対」と「音声・映像・画面共有によるリモート支援」を実現できる接客ミドルウェアです。 また、
OKI独自の雑音除去技術を使用して利用者が操作するエリア音のみを収音するエリア収音マイクや、 騒音環境下でも利用者に音が届きやすい指向性のあるスピーカーより、
空港などの騒音環境下においても、 端末利用者と遠隔地にいるスタッフとのスムースな会話が可能になります。
プレスリリースはこちらから
http://www.kansai-airports.co.jp/news/2022/3056/J_2200725PressRelease_Remoteguidance.pdf
