“危険なお散歩”していませんか?
~パパ・ママに知ってほしい「おでかけベビー用品」の思わぬリスク~ 独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、
ベビーカーや抱っこひもによる事故を防ぐために、 注意喚起を行います。
【実験写真】使用者の空気の入れすぎによりタイヤ※1が破裂し、 車輪の破片が飛散
夏休みシーズンは、 親子でおでかけする機会も増えてきます。 そんな子どもとの外出時にパパ・ママにとって頼りになるベビーカーや抱っこひもですが、
誤った方法で使用すると事故につながるおそれがあります。
ベビーカーでは、 空気を入れすぎたタイヤが破裂してケガをしたり、 抱っこひもでは、 子どもが落下して重傷を負ったりする事故が起きるおそれがあります。
外出時に子どもの事故を防ぐために、 保護者は使用前に製品をきちんと点検し、 製品を使用する際の注意点やリコール情報を確認することを心がけ、
正しく使用してください。
使い慣れた「おでかけベビー用品」であっても、 一瞬の油断や慣れが子どもが負傷する大きな事故につながることもあります。 今一度、
「おでかけベビー用品」の使い方をチェックして事故を未然に防ぎ、 安全なお散歩を楽しみましょう。
【事故事例】
・ベビーカーのタイヤが破裂して、 軽傷を負った。
・停車中のベビーカーに体が触れて動き出し、 階段から転落して、 子どもが負傷した。
・ベビーカーを開く際に、 子どもがベビーカーで指を挟み、 負傷した。
・抱っこひもで子どもを抱っこしていたところ、 子どもが落下し、 負傷した。
(※1)タイヤに空気を入れるタイプのもの
* ベビーカー、 抱っこひもの事故防止のポイント
【事故防止のポイント】
○保護者は、 取扱説明書を確認し、 「おでかけベビー用品」の誤った使用方法による危険性を認識する。
使用前に製品に不具合がないか点検する。
○持っている製品がリコール対象でないか確認する。
【ベビーカーのポイント】
○タイヤに空気を入れるタイプのものは、 タイヤに空気を入れすぎない。
○不安定な場所に置かない、 目を離さない。 停止時はストッパーを掛ける。
○折りたたみ部等への人体の挟み込みに注意する。
○段差や溝に注意して操作する。
【抱っこひものポイント】
○抱っこひもを正しく装着し、 子どもが正しい体勢になっているか確認する。
プレスリリースは、
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https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2022fy/prs22072801.html
▼NITE公式YouTube動画 ベビーカー「空気の入れすぎでタイヤが破裂」▼
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* 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 製品安全センターの概要
NITE 製品安全センターには、 消費生活用製品安全法などの法律に基づき、 一般消費者が購入する消費生活用製品(家庭用電気製品やガス・石油機器、
身の回り品など)を対象に毎年1千件以上の事故情報が寄せられます。
製品安全センターでは、 こうして収集した事故情報を公平かつ中立な立場で調査・分析して原因究明やリスク評価を行っています。 原因究明調査の結果を公表することで、
製品事故の再発・未然防止に役立てています。
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