「大豆調達方針」を策定
(責任ある大豆に関する円卓会議)に加盟 認証団体と連携のうえ持続可能な大豆の調達を推進します 株式会社J-オイルミルズ(東京都中央区、
代表取締役社長:佐藤達也、 以下 当社)は、 このたび「大豆調達方針」を策定いたしましたのでお知らせいたします。
大豆は当社の事業活動を支える重要な原材料のひとつです。 私たちの生活に欠かせない植物油などの食用用途に加え、 バイオディーゼル燃料、
家畜の飼料など食用以外の用途でも広く利用されており、 国際的な需要は増加の一途をたどっています。 その一方で、 大豆の生産においては、
森林破壊などの環境問題や、 先住民、 労働者の権利侵害などの人権問題が指摘されています。 そのため、 当社は環境や人権に配慮した持続可能な大豆の調達を行うため、
森林破壊、 生物多様性、 気候変動、 人権尊重、 法令遵守の5つの項目についてコミットコメントを定め、
「大豆調達方針」に基づいた透明で責任ある大豆の調達を目指します。
また、 大豆のサプライチェーンにおける環境負荷などの実態調査に継続的に取り組むとともに、 認証機関の認証を得た大豆の調達を行うため、
2022年8月にRTRS※1(責任ある大豆に関する円卓会議)に加盟しました。 食を支える企業として、 安定的な大豆の調達、 製品供給の社会的責任を果たすため、
RTRS等の認証機関と連携することで、 トレーサビリティの向上を目指し、 持続可能な大豆の調達に努めてまいります。
※1 RTRS: Round Table on Responsible Soy Association
(責任ある大豆に関する円卓会議)2006年にスイスのチューリッヒで設立された責任ある大豆の生産、 取引、 利用の拡大を促進する非営利団体です。 * 添付資料
「大豆調達方針」
* J-オイルミルズについて
株式会社J-オイルミルズ(東証プライム市場、 証券コード2613)は2004年に製油業界の3社が統合して誕生しました。 JOYL「AJINOMOTO
オリーブオイル」をはじめとする油脂製品を主力とし、 特に業務用油脂では高いシェアを誇ります。 マーガリン類、 油糧(ミール)、 スターチ、
機能性素材など幅広い事業を展開しており、
プラスチック使用量を6割以上※2削減した紙パックの食用油「スマートグリーンパック」シリーズや植物性チーズ&バター代替品「Violife(ビオライフ)」、
CFP(Carbon Footprint of Products)マークを取得した業務用の長持ち油「長徳(R)」シリーズなど、
植物由来の原料から価値を引き出し「おいしさ×健康×低負荷」の実現を目指しています。
※2 従来のプラスチック製同容量帯容器との比較
詳細については
https://www.j-oil.com/をご参照ください。
<以下、 添付資料>
大豆調達方針
2022年8月26日制定
■方針構成
1.前文
2.コミットメント
2-1 森林破壊
2-2 生物多様性
2-3 気候変動
2-4 人権尊重
2-5 法令遵守
3.方針
4.目標・報告
5.運用
■本文
1. 前文
大豆は食用油に加え、 バイオディーゼル燃料、 家畜の飼料など食用以外の用途でも広く利用され、 我々の生活に欠かせない油糧種子であり、
当社の事業活動を支える重要な原材料のひとつです。
J-オイルミルズグループは、 「人権方針」「サステナブル調達方針・調達基準」に基づき、 ステークホルダーの皆様と協働して、
原料の原産国の環境保全に配慮するとともに、 人権の尊重に取り組みます。 2022年8月に責任ある大豆に関する円卓会議(RTRS*1)に加盟しました。
食を支える企業として、 安定的な大豆の調達、 製品供給の社会的責任を果たすため、 持続可能な大豆の調達を実現します。
2. コミットメント
J-オイルミルズグループは、 以下のコミットメントを定めます。
2-1 森林破壊
・保護価値の高い(HCV*2)森林の破壊に加担しません。
2-2 生物多様性
・生物多様性の保全に配慮します。
2-3 気候変動
・ステークホルダーの皆様と協働し、 既存事業からの温室効果ガス排出量を段階的に削減します。
2-4 人権尊重
・国際規範に基づいて行動し、 先住民、 地域住民、 労働者の権利を侵害しません。
2-5 法令遵守
・事業を展開する国や地域の法令及び国際法令を遵守します。
3. 方針
大豆の生産国におけるサプライチェーンの実態調査に継続的に取り組むとともに、 RTRS等の認証機関と連携し、 認証大豆の調達にも取り組みます。
J-オイルミルズグループは、 コミットメントに則り、 大豆の調達方針を定め、 透明で責任ある大豆の調達を目指します。
4. 目標・報告
安定的な大豆の調達、 製品供給の社会的責任を果たすため、 トレーサビリティの向上を目指し、 アクションプランを策定し、 持続可能な大豆の調達に取り組みます。
5. 運用
サプライヤーおよび関連するステークホルダーと協働し、 本方針に則した取組みを実行します。
本方針は社会状況の変化等に応じて改訂いたします。
以上
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*1 RTRS: Round Table on Responsible Soy Association (責任ある大豆に関する円卓会議)
https://responsiblesoy.org/?lang=en
*2 HCV(High Conservation Values) 「保護価値の高い森林」について
https://hcvnetwork.org/ 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000038494.html
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