子どものアート思考を刺激するしかけ絵本が誕生!ひとつの絵柄が2通りに見える不思議な世界を親子で楽しめる
しかけ絵本『くるっと だーれ?』(
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* 絵柄を逆さに見ることでアート思考が育つ!
逆さまの絵を楽しむ絵本には、 子どもの“アート思考”を育む効果があるといいます。“アート思考”という言葉が耳慣れない方もいるかもしれませんが、
教育界でいま注目されているキーワードのひとつで、自分なりの物の見方をすることや常識や概念を疑う思考のことです。
帯にコメントを寄せた多摩美術大学特任准教授で子どもアートプロジェクトにも携わる佐宗邦威氏によると、「逆さまに絵柄を見ることは、
子どものイメージ脳(右脳)を育むのにとても有効なアプローチ。 ものの見方がひとつではないことを教えるきっかけにもなる」のだそう。 「絵を勉強する際に、
ピカソなどの作品を逆さまにして、 そのまま模写するエクササイズを行うことがあります。 逆さにすると一見、 意味がない線の集まりに見えるので、 ありのまま、
線の集まりとしてその物体を見るようになります。 さらに、 ひとつの形から複数の意味を見出すことになり、 複眼的な視点を持てるようになります。
絵を逆さに見ることはアート教育の定石といわれていますが、 実はそれがイメージ脳を育むアプローチになるのです」。
牛の絵を逆さまにすると……、 ペンギンに変身!
* 絵本は良質な親子のコミュニケーションツール
7歳と3歳、 2児の父でもある佐宗氏。 お子さんに絵本を読む際は、 「絵本を通じてパパと話す」ことが「楽しい!」と感じてほしいと思っているそうです。
「読んだ本の『何がおもしろかった?』など、 読後の子どもとの会話を私は重視しています。 絵本は我が家にとって、 大切なコミュニケーションツールのひとつです。
今回発売された『くるっと だーれ?』は、 ただ親が読むだけでなく、 『逆さにしたら何に見える?』と、
身体と視覚を使いながらコミュニケーションできる点がおもしろいポイントですよね。 想像力を働かせながら会話をすると、
よりお子さんに深く伝わるものがあるのではないかと思います」
多摩美術大学特任准教授
/戦略デザインファーム「BIOTOPE」代表
佐宗邦威氏
東京大学法学部卒。 イリノイ工科大学デザイン学科(Master of Design Methods)修士課程修了。 P&Gにて、 ファブリーズ、
レノアなどのヒット商品のマーケティングを手がけたのち、 ジレットのブランドマネージャーを務めた。 ヒューマンバリュー社を経て、
ソニークリエイティブセンター全社の新規事業創出プログラム(Sony Seed Acceleration Program)の立ち上げなどに携わったのち、 独立。
『直感と論理をつなぐ思考法』『模倣と創造 13歳からのクリエイティブの教科書』著者。 * ぬり絵にして楽しむのもおすすめ
佐宗氏によると、 アート思考を育むのにぬり絵も有効手段。 「有名なアート作品などを、 本当に簡単でOKなので親がスケッチして、
子どもに『色を塗ってみよう』と渡してみてください。 我が家では『パパが作ってくれたぬり絵だからやる!』と、 すごく子どもが喜ぶんです。 『くるっと
だーれ?』もシンプルな絵柄なので、 パパやママがスケッチをしてお子さんに色を塗ってもらうのに向いていると思います。
『パパやママと一緒に完成させるぬり絵』ということで、 子どもたちのやる気や思い入れも変わってくると思います。
子どもたちの創造的な学びを親御さんもいっしょにぜひ楽しんでみてください」。
* 旅行や帰省のお供にも最適!子どもの興味をぐぐっと引くしかけ絵本
逆さまにすると違う絵があらわれる、 だまし絵しかけ絵本『くるっと だーれ?』。 著者は、
大人気絵本『しましまぐるぐる』『いないいないばあえほん』などベストセラーを数多く手がける、 かしわらあきお氏。
「うしさんをくるっと逆さまにするとペンギンさんが登場!」「くじゃくさんをくるっと逆さまにするとタコさんに変身!」など、
楽しくて驚きいっぱいの絵柄が13パターン登場します。クイズ形式の展開なので、 親子のコミュニケーションツールとしても最適。
旅行や帰省の移動の際にもおすすめです。
* 書誌情報
『くるっと だーれ?』
著者:かしわらあきお
発売日:2022年8月12日(金)
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4074517906/
https://www.amazon.co.jp/dp/4074517906/
楽天ブックス:
https://books.rakuten.co.jp/rb/17214994/
※電子書籍も同時発売
ISBN:9784074517909
判型・ページ数:B5変・32ページ
定価:1,210円(税込)
* 本件に関するお問い合わせ先
【主婦の友社 広報窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
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