宅療養支援診療所/在宅療養支援病院の今
第8次医療計画の在宅医療の計画のゆくえ ミーカンパニー株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役:前田 健太郎 以下「当社」)は、
保険医療機関の様々な情報を収集し、 高いクレンジング技術でデータベース化しています。
第8次医療計画の策定指針にむけて在宅医療も議論が進んでいます。
今回は「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」とされる「在宅療養支援診療所/在宅療養支援病院」について、
自治体ごとの医療機関数を調査しました(2022年9月時点久松) ■在宅医療に求められる4つの医療機能
厚労省の資料(※1)によると、 在宅医療の提供体制に求められる医療機能は、 1.退院支援、 2.日常の療養支援、 3.急変時の対応、 4.看取り の4つとされ、
地域の在宅医療において積極的役割を担う医療機関として、 在宅療養支援診療所、 在宅療養支援病院 等が挙げられています。
■ ダッシュボード公開中(登録不要):
市区町村別で、 在宅療養支援診療所/在宅療養支援病院の医療機関数をご確認いただけます。
■ 在宅医療において積極的役割を担う医療機関(※2)
2022年9月時点で 全国で 在宅療養支援診療所の医療機関数は 以下の通り
在宅療養支援診療所1 242
在宅療養支援診療所2 3,592
在宅療養支援診療所3 10,349
2022年9月時点で 全国で 在宅療養支援病院の医療機関数は 以下の通り
在宅療養支援病院1 267
在宅療養支援病院2 465
在宅療養支援病院3 973
■2024年からの医療計画の在宅医療~積極的役割を担う医療機関
第8次医療計画等に関する検討会、 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループにおいて、 在宅医療提供体制に関する議論が活発に行われています。
「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」としての「在宅療養支援診療所」や「在宅療養支援病院」や、 在宅医療の圏域について議論されており、
在宅医療を進めていく観点で市町村単位とする圏域設定の検討や、
在支診(在宅療養支援診療所)・在支病(在宅療養支援病院)を対象とした在宅医療において積極的役割を担う医療機関と、
医師会などを対象とした在宅医療に必要な連携を担う拠点を、 医療計画に位置づけようとの意見など、 今後も注目していく必要がありそうです。 (※1)
在宅医療の圏域に市区町村を検討されていることもあるため、 今回のダッシュボードでは
市区町村単位で2022年9月時点の、 在宅療養支援診療所1-3,在宅療養支援病院1-3の医療機関数をご確認いただけます。
■ ダッシュボード公開中(登録不要)リンク先では都道府県ごとの医療機関数も確認できます。
https://scueldata.me/news/2022/10/07/6323/?from=refprt025
■ データで捉える
弊社は、 主に社会保障に関する様々なオープンデータ(医科、 歯科、 薬局、 介護、 …)を収集し精緻にデータ化、
様々な企業様の「知りたい」のご希望にお応えしていきます。
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【調査概要】
調査期間:2022年9月時点
調査対象:在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院の届出医療機関
調査方法:各地方厚生局に対し 47都道府県の公開情報を収集集計
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※1 厚生労働省:第6回在宅医療及び医療・介護連 携に関するワーキンググループ R4/9/28資料より
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000994910.pdf
※2 数字:1,2、 3について
在宅療養支援診療所1:
機能強化型在宅療養支援診療所(単独型)とも呼ばれ、 主に単独で地域の在宅医療を担う医療機関です。
在宅療養支援診療所2 :
機能強化型在宅療養支援診療所(連携型)とも呼ばれ、 連携して地域の在宅医療を担う医療機関です。
在宅療養支援診療所3 :従来型の在宅療養支援診療所とも呼ばれます。
病院についても同様
参考:中医協総会 R3/10/13資料より
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