不登校児童は過去最高の約24万人。学校に行けずに苦しんでいる子どもと保護者に「フリースクールという選択肢が存在する」ことを知ってもらうための書籍が発売

株式会社主婦の友社は、2022年10月31日(月)に『フリースクールを考えたら最初に読む本』(

https://www.amazon.co.jp/dp/4074515768

)を発売いたしました。

* 小中学生の不登校児童生徒数は過去最高の24万人4940人

10月27日、 文部科学省から「問題行動・不登校調査」の結果が発表されました。 その結果によると、 全国小中学校の不登校児童生徒数は過去最高の24万4940人、

前年度からは24%増加し、 各メディアでも深刻な事態として取り上げられています。

また、 これまで不登校は中学生や高校生の問題だと思われていましたが、小学生の不登校が10年前に比べて3.6倍にまで増え、 不登校が若年化しています。

小学1年生から不登校になる子どもも多く、 本人の不安や保護者の負担は大きいものです。

出典:文部科学省「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」 * 不登校の子どもたちの居場所「フリースクール」は心のケアにも特化

そんな中、 学校でも家庭でもない「子どもの第三の居場所」として注目をされているのがフリースクールです。

フリースクールは、 日本で約30年前に生まれた「不登校の子どもたちの受け皿」で民間の施設。 現在全国に500カ所ほどあり、

6歳から18歳までに子どもを受け入れています。 大きな特徴としては、居場所としての機能だけでなく心のケアにも特化していること。不登校の子どもたちは、

そこに至るまでに様々な心の傷を負っていることがほとんどです。

学校に行けずに苦しんでいる子どもたちや保護者に向けて、苦しんでいる子どもたちが心を回復させ、

失っていた自己肯定感を充足させるために「フリースクールという選択肢が存在する」、

そんなメッセージとともに生まれた本が『フリースクールを考えたら最初に読む本』です。 本書は、

「フリースクールとはどんな場所なのか」「フリースクールを選ぶ上で大切にすべき基準は何か」を、 不登校経験者でもあり、

数々の不登校児童やその家族を取材してきた不登校新聞編集長・石井志昂が詳しく解説しています。 * 著者メッセージ

文科省から不登校の数が発表されました。 3年連続過去最多の24万4940人、 伸び幅も過去最多を記録しました。 そんな中、

フリースクールを含む民間施設の利用者は、 不登校児童数のうちのわずか3.7%(前年比3.6%)でした。

不登校の子どもたちがフリースクールを求めていないということではありません。 求めているにもかかわらず、 どんなところなのかの情報がなく、 さまよっているのです。

とくに小学生の親は、 その先を考えると不安でいっぱいになることでしょう。 こうした状況もあり、 『フリースクールを考えたら最初に読む本』という本をつくりました。

フリースクールという選択肢が、 悩んでいる子どもや保護者の救いになると思っております。

「不登校新聞」代表 石井志昂

●プロフィール

1982年、 東京都生まれ。 中学2年生から不登校となりフリースクールに通う。 19歳から日本で唯一の不登校の専門紙である「不登校新聞」のスタッフとなり、

2006年から編集長を経て、 2022年10月代表に就任。 2020年からは、 代表理事も務める。 これまで、 不登校の子どもや若者、

識者ら400人以上に取材をしている。 著書に『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること』(ポプラ社)。 メディア出演も多数。 * 目次

●PART1 いま、 フリースクールが注目されている理由

●PART2 フリースクールってどんな場所?

●COLUMN 子どもが学校に行けなくになったら?

●PART3 フリースクールの選び方

●PART4 フリースクールQ&A

●PART5 フリースクール経験者たちの人生

●PART6 フリースクールに子どもを通わせた親からの手紙

* 書誌情報

タイトル:『フリースクールを考えたら最初に読む本』

定価:1540円(10%税込)

著者:「不登校新聞」代表 石井志昂

発行:主婦の友社

発売日:2022年10月31日(月)

Amazonhttps://www.amazon.co.jp/dp/4074515768

https://www.amazon.co.jp/dp/4074515768

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* 本書に関するお問い合わせ先

【主婦の友社広報窓口】

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