築野グループ日本研究皮膚科学会第47回年次学術大会長崎大会に3題発表します。
日本研究皮膚科学会第47回年次学術大会長崎大会に参加し最新の研究成果を3題発表します。
当社は米ぬかを高度有効利用することを目標とし、こめ油事業・ファインケミカル事業・オレオケミカル事業を展開しております。学会では、当社が開発製造する米ぬか由来の天然成分であるイノシトールの保湿効果や、フェルラ酸の美白効果に関して、培養細胞や臨床試験の結果等を発表し、また、育毛に注目し、毛乳頭細胞を用いた各種素材の機能について報告します。
* 日本研究皮膚科学会第47回年次学術大会長崎大会
一般社団法人日本研究皮膚科学会は、皮膚の健康を保持し皮膚疾患をより適切に診断治療するために、皮膚科学の学際社会における評価の向上と皮膚生命科学における科学の質と研究発表の質の向上を目的としています。年次総会は英語で開催され、海外からも多くの参加があり、日本の研究皮膚科領域の最も重要かつ大きな学会となっています。第47回年次学術大会は2022年(令和4年)12月2日(金)~4日(日)の3日間、現地およびオンラインのハイブリッド形式にて開催されます。【会頭】佐藤
伸一(東京大学医学部皮膚科学教室)
* 発表演題
演題番号 O04-12, P10-12 The Cosmetic Functions of Inositol
ヒト真皮層由来培養細胞を用いた試験により、米糠イノシトールに細胞増殖促進、ヒアルロン酸産生、及びコラーゲン産生促進機能を見出し、さらに、実際のヒトの腕を用いた試験では、1%イノシトール含有クリームを塗布する事により角層水分量の上昇を確認しました。
演題番号 O07-01, P10-14 Melanin suppressing effect of ferulic acid from rice bran
米糠フェルラ酸を用いたヒト由来培養細胞試験にて、炎症因子抑制効果、抗酸化効果、メラニン抑制効果を確認した。さらにヒト試験においてもフェルラ酸のメラニン抑制効果が確認され、フェルラ酸が化粧品の美白剤として優れた機能を持つことを見出した。
演題番号 O07-03, P10-16 Rice bran extract promotes hair growth and inhibits hair
loss
米糠イノシトール、フィチン酸、ライストリエノール、ライステロールエステル、及びライセオが毛球への血流を促進する因子であるVEGFを上昇させ、フィチン酸およびフェルラ酸、ライステロールエステル、及びライセオが髪のもととなる毛母細胞の成長を促進する因子であるIGF―1を上昇させることを細胞試験にて確認しました。また、米胚芽油GX-Nおよびライストリエノールに男性型脱毛症の原因因子である5α-リダクターゼを減少させる効果があることが示されました。
【築野グループ株式会社の事業概要】
わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。
設 立: 昭和22年2月1日
代表者:代表取締役社長 築野富美
U R L :https://www.tsuno.co.jp/
オンラインショップ :
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