〈イベントレポート〉 “なりたい自分“をメイクで表現メイクアップワークショップを現役高校生 と共創。
〈イベントレポート〉 “なりたい自分“をメイクで表現メイクアップワークショップを現役高校生 と共創。 渋谷教育学園渋谷
高等学校の社会貢献活動教育に協力し、購入後うまく使えていないコスメを活用したメイクをKao Beauty Brandsが提供 花王株式会社
ビューティリサーチ&クリエーションセンター(以下BRCC)は、 株式会社エフアイシーシー (本社:東京都港区、 代表取締役:森 啓子、
以下FICC)と株式会社モーンガータ(所在地:東京都練馬区、 代表取締役:田中寿典、
以下モーンガータ)が協同で推進する自分なりの美を再発見するプロジェクト「COLOR Again」の取り組みのひとつである、
渋谷教育学園渋谷高等学校(通称:渋渋)の有志学生が立案した企画に協力しました。 今年5月より、COLOR
Againでは渋谷教育学園渋谷高等学校が学校のカリキュラムの一環で行う社会貢献活動教育“Service
Learning”に協力し、有志学生向けの独自のプログラムを提供。12月18日(日)に下北沢[砂箱]にて、渋渋生がプログラムを通じての学びや現役高校生自ら考えた企画について共有し、体験できる企画展“Feel&Think~私が感じたもの、私がしたいこと~”が開催されました。BRCCは本企画に賛同し、「自分のなりたいメイクを体現するメイクアップワークショップ」にて参加者の皆様が理想とするメイクを提供しました。
参考(企画展リリース): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000007925.html
BRCCのメイクアップアーティストによるワークショップの様子
BRCCは、多様性への配慮不足という社会課題に対し、美容を通じた多様性を尊重するコミュニケーション、啓発活動に取り組ん でいます。Kao Beauty
Brandsの美容知見とブランドを通して美容を学ぶ機会を提供することで、多様な人々の社会参画を支援し、生活者(社会)とブランドの絆を強める活動を進めています。
また、花王ではCOLOR
Againの発起人である、メイクアップ化粧品をアップサイクルする事業を展開するモーンガータの取り組みに賛同し、2022年より、花王メイクアップ研究所で品質追求・品質管理の過程で最終的に商品にならなかったメイクアップ化粧品を提供しており、今年の6月~7月にBEAUTY
BASE by Kao 銀座店において開催したWALNUT来店スペシャルイベントにて、オリジナルポストカードを作製する際にこの絵の具を活用しました。
参加者が持参したメイク商品(一部)
参加者が持参したメイク商品(一部)
今回、更なる活動のひとつとして、固定観念に囚われない自分らしいメイクを楽しんでほしい、そして購入後うまく使えてない化粧品を活用するきっかけを作り、化粧品の廃棄量を減らしたいという想いに感銘を受け、ジェンダー問わず幅広い年齢層の方々に対して、自分のなりたいメイクを体現するメイクアップワークショップを渋渋生と行いました。当日は事前に申し込みをしてくださった10~40代男女13名が参加。会場特設のメイクアップ体験ブースにて、自分のしたいメイクがあるけれど挑戦できないという参加者に、ご自身がお持ちのメイク商品とKao
Beauty
Brandsのメイク商品を使用し、自分の希望に合ったメイクを楽しんでいただきました。その後、会場に設けられた撮影スペースにて、写真撮影を行いました。
〈新しい“自分らしいメイク”を体験し、自信が持てた!という声〉
メイクアップ体験ブースでは、事前アンケートをもとに、BRCCのメイクアップアーティストが一人ひとりの希望に合ったメイクの仕方をアドバイスし、参加者にメイクの楽しみや気持ちの変化を感じていただきました。体験者からは「新しい自分の見せ方を知れてとても嬉しかった!」「普段は尻込みしてしまう色を素敵に使っていただけたので、これからは積極的に使っていける」などのお声をいただきました。また、体験後のアンケートでは、参加者全員から「新しいメイクに挑戦したことで前よりも自信を持てるようになった」と回答をいただきました。
■渋谷教育学園渋谷高等学校の学生さんからのコメント
今回、花王のみなさんと企画をさせて頂き、とても貴重な体験が出来ました。準備の時点では成功するか分からず不安な面も多かったのですが、本番は多くのお客様にご来場頂き「メイクかわいい」という声を聞いて1人でも多くの方が自分に自信を持てたのではないかと思います。本当に素敵なメイクアップワークショップでした。
〈“なりたい自分”に出会えるメイクアップ提案〉
本イベントの参加者の方々からなりたいメイクで最も多く寄せられた「韓国系メイク」について、実際に使ったメイクアイテムとその使い方を一部抜粋し、BRCCのメイクアップアーティスト今原まゆみがご紹介いたします。
韓国系メイクで大切なことは、透明感のある滑らかな肌と立体感を作ることです。それには、ファンデーションの前に使用する下地がポイントです。ブルー系の下地を全体的に使用し透明感を出します。赤みのあるニキビ跡にはグリーン、髭が気になる部分があればオレンジと、各部位に合わせて下地の色をうまく使い分けるとより滑らかな肌に仕上がります。そして、ファンデーションはご自身の肌よりもやや明るめのものを使うことがおすすめ。最後に、シェーディングをフェイスラインに入れて立体感を出します。さらに、目を大きく見せるために涙袋を作ったり、口もとに赤みを入れたり、韓国風に仕上げていきます。
本イベントに参加してくださった方々からは、自分がやりたいメイクがあってSNSの動画を見るがうまくできない等、自分自身がやりたいメイクイメージがあるものの自分の顔ではイメージどおりにそのメイクができないという悩みが複数寄せられました。
また、自分に合ったメイクやそのやり方を相談する人が身近にいない、人になんとなく相談しにくいという声もありました。
今回のワークショップでは、一人ひとりのメイクへのこだわりやなりたいメイクイメージをメイクアップアーティストと共有し、それぞれの個性を生かしたメイクを一緒に作り上げることができました。
これにより、いままで知らなかったメイク方法を楽しんでいただくだけでなく、内面も含めて自分がどうありたいのか改めて自分自身に向き合いそれをメイクで表現することで、自己肯定感を高め自信をもつことに繋がることがわかりました。
BRCCとして今後も、今回の参加者のように、自分の個性を生かした新しい自分らしいメイクを求めている方々をはじめ、多くの方により化粧品を好きになってもらい、新たな気づきや学びにつながるスキンケア・メイクアップ講座の実施や情報発信など、美容を通して多様な人々の自分らしさが叶う社会に貢献していきます。
【花王 ビューティリサーチ&クリエーションセンターについて】
花王
化粧品事業部門の中で、学校、企業や自治体向けのビューティセミナーや、メディカルソワンエステティック(熱傷・外傷等での形成外科手術後に、医師の指導のもとでの患者さんに向けたスキンケアやメイクアップ施術とそのアドバイス)、がんや脱毛症の方々に向けたメイクアップ講座などを実施。
また、科学的エビデンスや生活者リサーチ、美容トレンドに基づき、Kao Beauty
Brandsの全ブランドの基礎となる美容情報や技術を開発し、各種媒体を通じて美容情報として発信しています。
【美容の情報はこちら】
Kao Beauty Brandsのサイトでは、メイクやスキンケアなどに関する美容情報を公開しています。
https://www.kaobeautybrands.com/jp/beauty-station/advice/
【COLOR Again概要】
COLOR
Againは、2021年よりFICCとモーンガータの2社が中心となって取り組んでいる共同事業。コスメのアップサイクルにとどまらず、社会に存在する同調圧力や既成概念に疑問を投げかけ、コスメに本来宿っている創造性や自信の力で、社会によって色あせてしまった個人の色を取り戻し、一人ひとりの可能性や多様性を尊重し合える社会を目指します。
■COLOR Again プロジェクトサイト
■株式会社モーンガータ 企業情報サイト
■株式会社エフアイシーシー 企業情報サイト
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