植物工場野菜『ベジタス』シリーズが、累計販売数1億食を突破!
株式会社スプレッド(本社:京都市下京区、 代表取締役社長:稲田信二)が生産・販売している植物工場野菜『ベジタス』シリーズが、
2022年11月に累計販売数1億食を突破しました※1。
ベジタスは、スプレッドが室内栽培によって生産しているリーフレタスのブランドです。「サステナブルなベジタブル」をコンセプトに、食べるだけで人と地球が健やかになる野菜を目指しています。また、「すぐに使える!」「適量サイズ!」「栄養しっかり!農薬不使用栽培」と、消費者にとっても価値のある商品づくりを行っております。食感の異なる3種のラインアップで展開しており、全国の約
5,000 の小売店や外食・中食の事業者からお取り扱いいただいております。
* 誕生の背景
日本における植物工場の研究開発は1980年代から進められてきましたが、事業として大規模生産には至っていませんでした。ベジタスは植物工場の黎明期である2008年から販売を開始したパイオニア的な商品です。
開発の背景として、長年、青果流通事業を手掛けていたスプレッド代表の稲田は、気候変動による青果価格の乱高下や農業生産者の減少、後継者不足に危機感を抱いていました。天候に左右されず、一年中おいしく安全な食材を届ける農業の形を模索していた中、植物工場に出会いました。当時、まだ品質・価格ともに露地野菜の水準に達していなかった植物工場野菜を「青果のプロ」ならではの目利き力を活かし、おいしく安全安心な野菜としてベジタスを開発しました。
* マーケット創造
植物工場野菜だからといって高級品ではなく、より多くの方が手に取りやすい価格を目指し、たゆまぬ栽培技術革新とオペレーション改善を重ねてきました。その結果、発売当初258円だった店頭価格(実勢)を2011年に198円、そして2019年には158円まで下げることができました※2。簡便性のニーズや健康への意識が高まる中で、ベジタスは多くのお客様に支えられて、1億食を突破しました。
今では多くのスーパーマーケットで売場に並ぶ植物工場産レタスですが、その市場規模は2022年に約280億円、2026年までには450億円になると予測されており、市場拡大が見込まれています※3。
* おいしさ・安全安心へのこだわり
1.こだわりの室内栽培
複数の特許を取得した独自の水耕栽培方法を用いて、野菜の美味しさ・食感を追究。密閉した空間のため虫や雑草の心配がなく、農薬を使用せずに栽培し、レタスにとって快適な環境を作ることで苦みやえぐみが少なくレタス本来の味が楽しめる商品を作っています。また、全品種において、β-カロテンの含有量が緑黄色野菜の基準を満たしており、一般的な玉レタスと比べて5倍以上となっています。
2.安全・安心のための取り組み
国際的な認証規格「GLOBALG.A.P.」や農林水産省による植物工場向けの「JAS0012」規格を取得した衛生的な環境で野菜を育てております※4。ゾーニング、専用衛生服を着用、施設に入る前に手洗い、粘着テープやエアシャワーによる埃や異物除去などの衛生取り組みに加えて、栽培室の空気中の微生物数検査や従業員に対する教育を継続的に行っております。
3.時代や消費者ニーズに合わせた商品開発
サステナビリティへの意識が高まる中、2021年に生産工程中に取り除かれる一部の葉っぱを用いて、サステナブル商品「ちぎり」を発売し、好評につき翌年に増産。常に変化するライフスタイルや消費者ニーズに合わせた商品開発を行っています。
〇ご参考「ベジタス」の沿革
2006年
植物工場事業を行う株式会社スプレッドを設立。マンションの1室で栽培実験開始。
2007年
亀岡プラント稼働開始。大規模な人工光型植物工場の成功事例がない中、持続可能な農業を目指して操業。
2008年
ベジタス発売。「新野菜」として売り場にデビュー。
2010年
ベジタスmini 発売。「工場野菜に革命を」というコンセプトのもと、当時はワンコイン(100円)という価格と使い切りサイズで展開。
2014年
ロゴマークリニューアル。かわいらしさと元気あふれるデザインで、コンセプト「おいしい・キレイ・元気!ビタミンレタス」を表現。
2018年
ベジタス フリンジレタス発売。根元をちぎるだけで葉っぱ全体がほぐれる特徴を生かして、サラダ作りがもっと簡単に。
テクノファームけいはんな稼働開始。世界初の大規模自動化植物工場として新たな野菜作りに挑戦。
2020年
亀岡プラントとテクノファームけいはんなが、生産工程管理の国際的な認証制度である「GLOBALG.A.P. 」の認証を取得しました。
2021年
「サステナブルなベジタブル」をコンセプトにリニューアル。おいしさと健康を届けながら、持続可能な社会へ貢献する姿勢を新たにしました。
ベジタス ちぎり発売。「もったいない!」の声から生まれた、フードロスを削減する商品。
※1 スプレッドで生産・販売したレタスの実績
※2 価格は税別表記
※3 矢野経済研究所「2022年版 植物工場の市場実態と将来展望」。完全人工光型植物工場産野菜(レタス類)における生産者出荷金額ベース
※4 一部の新商品は認証申請中につき適合しないものがあります
* 会社概要
会社名:株式会社スプレッド
代表取締役社長:稲田 信二
本社所在地:〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93番地 KRP6号館
設立:2006年1月
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