『今夜、世界からこの恋が消えても』などを輩出した、日本最大級の新人賞・第29回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作『さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ』が2月25日発売!
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)では、 応募総数4,128作品の中から選ばれた、
第29回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作『さよなら、 誰にも愛されなかった者たちへ』(著/塩瀬まき イラスト/世禕)を、
メディアワークス文庫より2月25日(土)に発売いたします。
「電撃小説大賞」とは、KADOKAWAが次代を創造するエンターテイナーの発掘・育成を目的に主催する「電撃大賞」の小説部門のことで、第29回は4,128作品もの応募が寄せられました。これまでの電撃小説大賞受賞作には、映像化もされた大ヒット作『今夜、世界からこの恋が消えても』、『君は月夜に光り輝く』、『ちょっと今から仕事やめてくる』(ともにメディアワークス文庫刊)があります。
その中から《メディアワークス文庫賞》に選ばれた本作は、とある事情により就職活動に失敗し続けていた主人公・佐倉至が、三途の川で亡くなった人から六文銭を回収し、舟であの世まで亡者を渡すという特殊な仕事を生業にする「賽の河原株式会社」に就職し、様々な人との交流を経て、「生きる」とはどういうことかを見つけていくお仕事小説です。
影の薄すぎる社長や、美しいあまり男らしさにこだわる先輩など個性豊かな社員たちとのやり取りも見どころですが、それ以上に、お仕事小説の枠を超えた人間ドラマの数々にぜひご注目ください。
さらに、本編最後にはもう一度作品を読み返したくなるような、至の衝撃的な「とある事情」が明らかになります。
あの世への旅立ちの前に、人々は何を思うのか――。日本最大級の新人賞・電撃小説大賞がおくる、人々の生を見つめた別れと愛の物語。ぜひお楽しみください。
* 戸谷菊之介×神木孝一によるスペシャルPVが公開!
主人公・佐倉 至を戸谷菊之介さんが、至の先輩・真城終一を神木孝一さんが演じます。
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* 4,128作品を制した感動作に、賞賛の声続々!
仕事とは、生を生ききること。
生きることは、まっとうに死にきること。
生と死のはざまを描く、彼岸が舞台のお仕事小説です
――――『死刑にいたる病』『ホーンテッド・キャンパス』シリーズ小説家・櫛木理宇(「文庫帯推薦コメントより」)
物語の中でまで、人の「死」で泣きたくない。
でもこれは、「生きる」人の話だと、あたたかな涙があふれました。
私も祈れば、花は、降りますか?
――――『ミミズクと夜の王』『MAMA』『雪蟷螂』 小説家・紅玉いづき(「文庫帯推薦コメントより」)
* 書誌情報
『さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ』
著者:塩瀬まき
イラスト:世禕
発売:2023年2月25日(土)※電子書籍同日配信予定
定価:770円(本体700円+税)
ISBN:9784049148626
体裁:文庫判
レーベル:メディアワークス文庫
発行:株式会社KADOKAWA
書誌情報:
https://mwbunko.com/product/dareai/322210000084.html
特設サイト:
https://mwbunko.com/special/dareai/
【あらすじ】
ただ愛され、必要とされる。それだけのことが難しかった。
賽の河原株式会社――主な仕事は亡き人々から六文銭をうけとり、三途の川を舟で渡すこと。それが、わけあって不採用通知だらけの至を採用してくれた唯一の会社だった。
ちょっと不思議なこの会社で船頭見習いとしての道を歩み始めた至。しかし、やってくる亡者の中には様々な事情を抱えたものたちがいた。三途の川を頑なに渡ろうとしない少女に、六文銭を持たない中年男性。奔走する至はやがて、彼らの切なる思いに辿り着く――。
人々の生を見つめた、別れと愛の物語。
* メディアワークス文庫とは
2009年12月創刊の文庫レーベル。エンターテインメント・ノベルとして恋愛、ミステリー、歴史など、さまざまなジャンルの小説を刊行しています。コミック、実写ドラマ化などメディアミックス展開も盛んで、幅広い層の方々に楽しんでいただいております。毎月25日頃発売。
* 関連情報
■第29回電撃小説大賞 受賞作特設サイト:
http://dengekitaisho.jp/special/29/
■『さよなら、誰にも愛されなかった者たちへ』特設ページ:https://mwbunko.com/special/dareai/
https://mwbunko.com/special/dareai/
■メディアワークス文庫公式サイト:https://mwbunko.com/
■メディアワークス文庫公式Twitter:
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