ニッケとPIZZA DAY、サーキュラーエコノミー実現に向け共同プロジェクトを開始。
DAY、サーキュラーエコノミー実現に向け共同プロジェクトを開始。 将来土に還す前提のメリノウールTシャツを発売。生産過程で生まれる裁断片も。
日本毛織株式会社(通称社名ニッケ 大阪市中央区 以下当社)は、「ウールで世界のアパレルを変える」をミッションに掲げるアパレルブランド「PIZZA
DAY」を運営する株式会社Spicelink(本社:愛知県名古屋市、代表取締役CEO:高田
基以)と、サーキュラーエコノミーの具現化を目指すメリノウールTシャツを共同開発しました。今回、発売したTシャツは将来回収して肥料にします。また、製造過程で生まれる余り生地や裁断片も同様に肥料化します。商品は10月16日、PIZZA
DAYから発売されます。
* 共同プロジェクトについて
当社は繊維産業における環境負荷低減という課題を真摯に捉え、繊維の再生技術による資源の有効活用や、廃棄物の削減等を目的とした循環型事業に積極的に取り組んでいます。その活動の一つとして、本来は廃棄される羊毛を回収して肥料をつくり、土に還す実証実験を行ってきました。
一方、株式会社Spicelinkの運営するアパレルブランド「PIZZA
DAY」は、100%生分解可能なウール製品を受注生産で販売し、その後、着古した製品の回収・肥料化・土への還元までを一気通貫で行う「回収プログラム」を構築することで、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。サーキュラーエコノミー(循環経済)に対する正しい理解を広め、アパレル産業の環境汚染問題への意識醸成のきっかけを創出したいという両社のビジョンが一致したため、この度の共同プロジェクト立ち上げに至りました。
プロジェクト発足にあたり、デビューコレクションのメリノウールTシャツを生産する過程で生まれる余り生地や裁断片を回収し、肥料化する取り組みを年内に実施する予定です。将来的には着古したTシャツをユーザーから回収、肥料化し、土へ還元可能させる回収プログラムを構築し、より環境負荷の少ないサーキュラーエコノミーの実現を目指していきます。
*100%生分解性のウールは土中や海中でバクテリアなどの微生物により分解され、自然へ還元することができます。
* 販売商品について
今回の商品は、ニッケグループの一員で織物やニット製品の企画・販売を行う株式会社ニッケテキスタイルと、株式会社Spicelinkが互いの知恵を持ち寄り、共同開発したものです。
当社は創業以来120年以上の永きに渡り、一貫してウール製品を製造してきました。今回販売するメリノウールTシャツでは、製造時の環境負荷低減や、回収後の肥料化を考慮しながらも、お客様に最高の着心地を体感いただけるよう、これまで培った技術の粋を尽くしました。原料にはニュージーランド産メリノ種の細く希少な繊維「スーパー120」(17.5マイクロン)を採用しており、品質に一切の妥協はありません。
【販売概要】
販売サイト:
販売開始:2023年10月16日 11:00~
販売数量:限定300セット
販売価格:19,800円(税込) ・240MATIC
決済方法:日本円(クレジットカード)・MATIC(暗号資産)
販売内容:メリノウール100%Tシャツ(1枚)、メンバーシップNFT(1枚)をセット
天然繊維であるウールを自然に還す。最終的に当社が目指すべきサーキュラーエコノミーの姿です。ただ、これを商業ベースで行うには、当社だけでは難しい面がありました。今回SpiceLink社からお声がけをいただき、互いに足りない機能を補完しあうことで、新たな一歩を踏み出すことができました。
当社はこれからも、様々な社会課題の解決に向け、自社に何ができるか、足りないものは何かを常に問いながら、価値観を共有できるパートナーを見つけてまいりたいと考えています。
【会社概要】
社名:日本毛織株式会社(通称社名:ニッケ)
本社所在地:大阪市中央区瓦町3丁目3-10
HP:
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