今をときめく人気作家6人による、三越デパート・アンソロジー『時ひらく』が発売!

阿川佐和子、伊坂幸太郎、恩田陸、辻村深月、東野圭吾、柚木麻子が競演

株式会社文藝春秋(本社:千代田区紀尾井町

社長:飯窪成幸)は2月6日(火)、昨年に創業350年を迎え、今年は百貨店として歩み始めてから120年の節目となる三越を舞台にしたアンソロジー『時ひらく』(文春文庫)を発売いたします。

『時ひらく』(文春文庫)書影

辻村深月さん、伊坂幸太郎さん、阿川佐和子さん、恩田陸さん、柚木麻子さん、東野圭吾さんという人気作家6人が、雑誌『オール讀物』に三越をめぐる物語を寄せられました。

楽しい時も悲しい時もいつでも私たちを迎えてくれる場所、そこから生まれた物語です。

カバーイラストには、1950年に日本の百貨店で初のオリジナル包装紙として誕生して以来、皆に親しまれている、猪熊弦一郎氏デザインによる「華ひらく」を使用しています。

◆作品概要

制服の採寸に訪れて感じたある予感。ライオンに跨る必勝祈願の言い伝えを試して見えたもの。老いた継母の買い物に付き合ってはぐれてしまった娘。命を宿した物たちが始めた会話。友達とプレゼントを買いに訪れて繋がった時間。亡くなった男が最後に買った土産。

歴史あるデパートを舞台に、人気作家6人が紡ぐ心揺さぶる物語。

◆内容紹介(掲載順)辻村深月「思い出エレベーター」階下を見下ろしている泣きそうな顔の子どもがもし、いたら。

伊坂幸太郎「Have a nice day!」三越のライオン、知ってる? あれに跨ると夢が叶うんだって。

阿川佐和子「雨あがりに」三越でしか買い物をしないなんて、どこかのお嬢様のすることだ。

恩田陸「アニバーサリー」ざわざわするというか、ウキウキするというか。

柚木麻子「七階から愛をこめて」私の本当の願いはね。これから先の未来を見ることなの。

東野圭吾「重命(かさな)る」草薙は思わず声をあげて笑った。「いいねえ、湯川教授の人生相談か」

※この文庫本の発売を記念し、トークイベントを開催いたします。作家の阿川佐和子さんと『オール読物』編集長の石井一成が登壇します。日時

2024年2月5日(月)午後2時~3時会場 日本橋三越本店▲本館1階▲中央ホール

(C)文藝春秋

◆書誌情報書名:時ひらく著者:阿川佐和子、伊坂幸太郎、恩田陸、辻村深月、東野圭吾、柚木麻子発売:2024年2月6日定価:770円(税込)ページ数:256頁

ISBN: 978-4-16-7921675https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167921675

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000359.000043732.html

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