革と樺。秋田の伝統工芸「樺細工」を使用したレザーブリーフケースとショルダーバッグの先行販売をMakuakeにてスタート
革と樺。秋田の伝統工芸「樺細工」を使用したレザーブリーフケースとショルダーバッグの先行販売をMakuakeにてスタート
特殊加工が施された樺細工を開発、「湾曲に弱い」という性質を克服しレザーバックに 作品を通じて世界をもっと面白くする秋田横手発の職人チーム「KRAFT
DORF」(場所:秋田県横手市、代表:高橋 亨)は、山桜の樹皮を用いた秋田の伝統工芸「樺細工」を使用した新作「革×樺バッグ」シリーズを、応援購入サービス
Makuake にて、2024年1月28日より先行販売を開始しました。
■クラウドファンディング概要
・URL:
https://www.makuake.com/project/leather_akita_kd01/
・実施期間:2024年1月28日 10:00 ~ 2月28日 18:00
・お届け予定:2024年5月より順次
・製造販売:KRAFT DORF
・協力:樺細工製造販売元 八柳
* 革×樺バッグについて
1. 革×樺バッグ(ブリーフケース)
2. 革×樺バッグ(ショルダーバッグ)
* 秋田伝統工芸 樺細工について
樺細工は山桜の樹皮を用いた世界でも例を見ない工芸です。山桜の樹皮は、代々受け継がれてきた技術で剥がすと数年で再生し、樹木を枯らすことはありません。その語源は万葉集の長歌の中で、山桜を「かには」と表現したものが後に「かば」に転化したと言われています。
樺細工は素材の美しさが魅力の工芸品ですが、同時に優れた素材の性質の上に成り立っています。その特徴のひとつが、湿気を抑えてくれる性質です。印籠、薬篭、胴乱、茶筒など、時代と共に特徴を活かした製品が生み出され、伝統の技術が受け継がれてきました。茶筒のように日々手に触れるものは光沢を増し、山桜独特のつやを保ちます。
天然木を素材に使用した革小物は世の中に存在しますが、湾曲する革製品の装飾に樺細工は使い難い側面がありました。それは、樺細工が湾曲に弱い(割れる)という性質を持つためでした。「革×樺バッグ」に使用する樺細工には特殊加工が施されており、この「湾曲に弱い」という性質を克服したものとなっております。
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[](※特殊加工した樺細工:
https://youtube.com/watch?v=kHDUJca_4fI&feature=shared)
* 革×樺バッグ を実現した革職人について
「革×樺バッグ」をこの世に生み出したのは、革職人である木内 正信(Masanobu Kinouchi)。秋田県仙北市角館町に門を構える樺細工製造販売元
八柳の協力のもと、樺細工への特殊加工から製造まで漕ぎ着けました。
樺細工を使うにあたり、こだわったのは樺の色艶を立たせる革の「黒」。日本国内有数の皮革産地である姫路に赴き、無数にある素材の中から最も「革×樺バッグ」に相応しい革を選定しました。雨風に曝され、大荷物の荷重にも耐える撥水性と強靭性を必須として、手にしてから十年以上の付き合いにもなり得る革に求められるのは、持ち主を飽きさせないエイジング(経年変化)。
選んだ革は、ベジタブルタンニン鞣しのヌメ革を染料で芯まで染めた後、一枚一枚手塗りでワックスを塗り込み仕上げた国産のもの。使うにつれ、徐々に表面のワックスが内部に染み込み、輝く艶と同時に滑らかな手触りも楽しめます。もし白っぽさが気になるのなら、布で乾拭きすることで「艶のある黒」を使い始めから楽しむことも可能。表面の浮き出たワックスを拭いたとしても、内部までワックスがある程度染み込んでいるので、水にも強い仕様となっております。
■職人からのメッセージ
「革×樺バッグ」を製作するにあたり、樺の色艶を立たせる革の「黒」にはかなりこだわりました。選んだ革は表面が極僅かに起毛しているので、お好みに応じて「艶やかな黒」にも「マットな黒」にもすることが出来ます。ブラッシングやオイルアップの際、起毛を寝かせれば前者に、立たせれば後者に出来ますので、持ち主によって全く異なる雰囲気のバッグにエイジングしていくと思います。こちらは、数年使用した同革のウォレットなのですが、表面が擦れるアイテムなので、起毛を寝かせたエイジングに近い質感だと思います。
一年に一回程度の手入れをしてあげることで、十年以上は革と樺のエイジングが楽しめるバッグです。天候や公私問わず、行き先にどんどん連れ出して欲しいですね。仮に破損等があっても修理受け付けますし、KRAFT
DORFにはブランドが続く限りいつまでも免責金額での修理・交換を受け付ける半永久保証サービス(詳細はこちらをご参照ください:
https://kraftdorf.com/warranty
)がありますので、末長く愛用して貰えたら嬉しいです。
「革×樺バッグ」プロジェクトへの応援のほど、よろしくお願いいたします。
* 革×樺バッグ 製品仕様について
1. 革×樺バッグ(ブリーフケース)
・大ポケット×1、小ポケット×2、ファスナー付きポケット×1、底鋲有り
・サイズ(実寸値):横幅40.0cm×縦50.0cm、マチ13.0cm、ハンドル長さ44cm
・素材(全て日本製):樺細工、ベジタブルタンニンレザー、ピッグスエード(内地)、真鍮(底鋲、留め具)
・一般販売予定価格:¥249,800(税込)
※数量限定、最大20%OFFの新作記念価格で先行予約販売(先着順)
2. 革×樺バッグ(ショルダーバッグ)
・外側背面ポケット×1、内側ポケット×2
・サイズ(実寸値):横幅45.0cm×縦27.0cm、マチ5.0cm、ベルト長さ110~132cm(4cmずつ調整可能)
・素材(全て日本製):樺細工、ベジタブルタンニンレザー、ピッグスエード(内地)、真鍮(留め具)
・一般販売予定価格:¥199,800(税込)
※数量限定、最大20%OFFの新作記念価格で先行予約販売(先着順)
* KRAFT DORF 立ち上げの背景と今後の展開について
KRAFT DORF 代表 高橋 亨(Toru Takahashi)
「KRAFT
DORF」は秋田を拠点として、ジャンルを越えた職人たちが集まり「昨日よりも、もっと面白い明日」を作品で実現することをテーマに結成した職人チームです。
クラウドファンディング開始後わずか3日で100万円を超えた『経年変化する
銀線×漆リング』や、液体を入れると図柄が浮かび上がる『グラス蒔絵』等、これまで様々な作品を通じて、職人の技術でうまれる驚きや楽しさを提案してまいりました。
この度、「革職人 木内 正信」と「樺細工製造販売元 八柳」のコラボレーションにより、まだ世の中にない「革×樺バッグ」を発表する事が出来ました。
私たちのこだわりは、まだ世の中に知られていない「職人の技」をアイテムを通じて広めること。今回の「革×樺バッグ」にも「湾曲に強い樺細工の開発」や「革と樺の繊維向きを揃えた縫製」といった細やかな職人の技が駆使されています。
これからも心を動かされる作品を通じて、「手仕事の作品でうまれるライフスタイル」を紹介していきますので、応援のほど宜しくお願いいたします。
【団体概要】
団体名:KRAFT DORF
場所:秋田県横手市
代表:高橋 亨
事業内容: オリジナル作品の企画・制作・販売
設立: 2021年6月
TEL:090-4555-2042
MAIL:[email protected]
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EC:
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