テーマ展示『大佛次郎と木村荘八 ―作家と画家、そして猫』

横浜・港の見える丘公園内の大佛次郎記念館では、横浜生まれの作家・大佛次郎(1897-

1973)と、多彩な活躍をした画家・木村荘八(1893-1958)が組んだ小説と挿絵の仕事と、2人の交友を紹介するテーマ展示を開催しています。【第1章

作家と画家、小説と挿絵】横浜について現地を巡って調査した大佛と、江戸文化や明治風俗を愛し知識も豊富だった荘

八。2人は幕末から明治初期にかけての文明開化期の横浜・東京を舞台とした作品で、小説

家と挿絵画家として何度もコンビを組みました。『霧笛』『幻燈』などの大佛作品や、雑誌エッセイに荘八が寄せた、情感あふれる挿絵原画約10点を展示。

木村荘八「霧笛」第54回挿絵原画1933年、個人蔵【2/20~展示】

【第2章 作家と画家、無類のネコ好き】

大佛と荘八は大の愛猫家。2人が顔を合わせれば、互いの猫の数を尋ね合ったとか。猫の様子を伝える荘八の手紙、大佛愛蔵の荘八による猫の肉筆画、荘八がコレクションしていた「猫のおもちゃ絵」など、当館所蔵の荘八資料から、猫に関わるものを公開。

木村荘八《猫の湯屋》水彩画制作年不詳、個人蔵【2/20~展示】

【同時期開催の館内展示】「大佛次郎×ねこ写真展2024」 1階ロビー大佛次郎が創刊した雑誌「苦楽」をめぐる画家たち 2階愛蔵品コーナー

激流~渋沢栄一の伝記小説「激流」コーナー(挿絵木村荘八) 2階展示室【会期】2023年12月16日(土)~4月14日(日)前期~2024年2月18(日)

後期2月20日(火)~4月14日(日)【開館時間】3月まで 10:00~17:00(入館は16:30まで)4月 10:00~17:30(入館は17:00まで)

【休館日】月曜日(祝休日の場合は翌平日)1月30日(火)、2月6日(火)、2月7日(水)【料金】大人(高校生以上) 200円(150円)、中学生以下 無料

※横浜市在住の65歳以上の方 100円※毎月23日「市民の読書の日」と第2・第4土曜日は高校生無料※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料

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大佛次郎記念館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

所在地 231-0862 横浜市中区山手町113番地

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https://osaragijiro-museum.jp/

作家 大佛次郎の業績とその生涯を大佛次郎が収集した文献や雑誌、執筆のための素材や愛用品など様々な資料で紹介・展示している記念館。

没後、遺族より蔵書や愛用品などの寄贈を受けた横浜市は、それらを収める施設として「霧笛」や「帰郷」など多くの作品の舞台となったゆかりのある山手の地に記念館を建設し、1978年5月1日に開館した。現在は、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が、指定管理者として運営している。

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001068.000014302.html

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