フィラリア予防薬、ノミ・マダニ駆除薬すべて対策している方は23.7%!犬猫の飼い主様143人にアンケート

ペット用品販売店、グルーミングサロン、ペットホテル、動物病院などのブランド「ペテモ」(運営会社:イオンペット株式会社)では、犬または猫を飼っている方143人にアンケート調査を実施しました。

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アンケート結果の詳細についてはこちらから:

https://www.aeonpet.com/topics/yobou_survey.html

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ペットを飼っているご家庭にとっては、愛犬・愛猫の健康は非常に大切なもの。

「病気になってほしくない」と誰もが願っていることと思います。皆さまの対策状況はいかがでしょうか。

ペット保険への加入や定期的な健康診断の普及がひろがる一方で、伝染病を未然に防ぐための取り組みとして、ノミ・マダニの駆除薬やフィラリア予防薬を利用する飼い主様もいらっしゃいます。

そこで今回は、飼っている犬・猫について、どのような健康対策をしているか、どの程度知識を持っているかなどをアンケートで調査しました。その詳しい結果をお知らせします。

アンケート回答者:愛犬や愛猫を飼っている方143人(全国)

アンケート回答期間:2024/2/13~2/14

アンケート機関:イオンペット株式会社

アンケート方法:インターネット調査

まずは、普段の飼育状況などから聞いてみました。

■飼っているペットの年齢

Q1: 飼っているペットの年齢を教えてください。(単一回答)

※多頭飼いの飼い主様には一番年齢の高い子でお答えいただいています。

最多は「10歳以上」で38.8%。次いで2位は「6歳~9歳」24.5%、3位が「3歳~5歳」22.3%、4位「0歳~2歳」11.5%という結果になりました。

多頭飼いの方は高い年齢を回答しているため、平均的な数値が高くなる結果になりました。

■ペット保険加入状況

Q2: ペット保険に加入していますか。(単一回答)

ペット保険の加入状況はほぼ半々という結果でした。次に飼っているペットの年齢別に見てみると、傾向に差が見られました。

ペットの年齢が9歳までと、10歳以上で加入状況が分かれています。

これはペット保険に加入できる年齢が影響していることが考えられます。

多くのペット保険会社が加入年齢の制限を設けているため、加入していないと回答した飼い主様の中には、加入したくてもできなかったという方も含まれていることが推測されます。一方で加入制限のない年齢層では加入率が高い傾向が出ています。

つづいて、普段の飼育環境を聞いてみました。

Q3.ペットはどこで飼育していますか。(単一回答)

ペットを完全室内で飼育している飼い主様が71.9%と大多数に及びました。その一方、完全屋外で飼育しているのはわずか5.0%。

ペットとの関わり方が変化しつつある昨今では、飼い犬・飼い猫を外に出さないのが一般的になっているのかもしれません。

■ペットの病気についてどのくらい理解・対策しているか。

続いて、伝染病や寄生虫の知識や予防に関する状況を聞いてみました。

Q4.下記のうち定期的に行っているものはありますか。(複数回答)

「混合ワクチン接種」46.8%、「ノミ・マダニ駆除薬」41.0%、「健康診断」40.3%、「フィラリア予防薬」37.4%という結果となり、過半数を超える項目はありませんでした。

また、「ノミ・マダニ駆除薬」「フィラリア予防薬」いずれか、もしくはどちらも接種していると回答したのは全体の54.7%。どちらも接種している方の割合は23.7%でした。

最近では予防薬も投与しやすい形状など工夫されており、手軽に対策できる時代になったことが伺えます。

続いて、ペット保険への加入状況で見てみると、このような結果になりました。

各対策を行っている飼い主様の半分以上はペット保険にも加入しています。ペット保険の加入者はフィラリアやノミ・マダニなどの病気に関する対策や健康管理の取組み姿勢もより高い傾向が見られます。

Q5.予防薬・駆除薬に関するお悩みはありますか。(複数回答)

「Q4.下記のうち定期的に行っているものはありますか。」の質問で「フィラリア予防薬」もしくは「ノミ・マダニ駆除薬」を使用していると回答した方を対象にお悩みを聞きました。

1位は「費用が高い」36.8%。次いで2位、3位は「薬を飲んでくれない、出してしまう」23.7%、「滴下した箇所を掻いたり舐めたりしてしまう」22.4%と、使用時に嫌がるペットが多いという悩みも一定数あるという結果となりました。

Q6.以下の伝染病についてどの程度知っていますか。(単一回答)

「知っているし詳しく説明できる」「知っているし大まかな説明はできる」と回答した飼い主様は合計で38.2%。

一方、「聞いたことはあるが説明はできない」「聞いたことがない・知らない」と回答した方は61.9%と、約6割以上の病気の詳細までは把握していないことが分かりました。

■「病院に行けばよかった」と後悔した経験とその理由

Q7.過去に「もっと早く病院に行けばよかった」と後悔した経験はありますか。(単一回答)

「もっと早く病院に行けばよかった」と後悔したことのある飼い主様は全体の46.8%。公開した経験がない方と比べると半々くらいの割合でした。

Q8.後悔した理由は何ですか。(複数回答)

Q7.で「もっと早く病院に行けばよかった」と回答した方に理由を聞きました。

後悔した理由1位は「病気が重くなってしまったから」56.9%。続いて2位が「病気やケガの早期発見が遅れたから」43.1%。

病院に行くことをためらったせいでケガや病気が悪化したことを後悔している飼い主様が多数いました。また、動物病院を嫌がる・怖がるペットもいるため、ためらって連れていくのが遅くなるケースも多いのではないでしょうか。

Q9.ペットが病気にかかった場合の治療・手術費用の相場は知っていますか。(単一回答)

ペットが病気にかかった時の治療代などについて、「よく知っている」と答えた飼い主様は12.2%、「大体知っている」と答えた方は41.0%。おおよその知識を持っている飼い主様は全体の約半数程度に留まりました。

過去に「もっと早く病院に行けばよかった」と後悔した経験があるかどうかで比較してみると、異なる傾向が見えてきました。

治療費について「よく知っている」と回答した方のうち82.4%は過去に後悔した経験があるようです。実際に病院に連れていき、なんらかの後悔をした経験がある飼い主様ほど治療にかかる費用についてもしっかりと知識を持っている傾向にあることが分かります。

Q10.ペットの健康のために普段実施していることはなんですか。(複数回答)

1位は「遊んであげてストレスを減らす」で41.7%。どの飼い主様もペットとのコミュニケーションを重視しているのが伺えます。一緒に遊ぶことは飼い主様においても最高の癒やしといえるでしょう。

次いで「定期的な健康診断」「フードの原料を厳選している」が38.1%で同率2位、「お風呂、シャンプーによるケア」が35.3%で4位となりました。健康診断やペットフードの厳選など、少しでも長く一緒にいたいと願う飼い主様は健康管理に余念がないことが見受けられます。

その他にも「便や尿の状態をチェックしている」「完全室内/ほぼ室内飼育にしている」など、体調の変化に早く気付けるような取り組みや、安全な飼育環境を気遣う飼い主様の思いやりも感じられました。

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【ペットの健康に関する調査結果まとめ】

■ ペットにフィラリア予防薬、ノミ・マダニ駆除薬を使用している飼い主様はどちらも約4割。どちらも使用している飼い主様は全体の約2割。

■ペット保険に加入している飼い主様は全体のおよそ半分。高齢のペットを持つ方ほどペット保険に加入していない割合が高くなる。

■ペットの病気について「知っているし詳しく説明できる」「知っているし大まかな説明はできる」と回答した方は4割以下。

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フィラリアやノミ・マダニへの対策はペットの健康を守るためには不可欠です。アンケート結果から分かる通り、病院に行かずに後悔した飼い主様も46.8%とかなりの割合でいらっしゃいます。後から「病院に行っておけば…」と思うより、事前の対策を行う方が愛犬・愛猫の為になるでしょう。

また予防薬・駆除薬へのお悩みとして「費用が高い」と挙げている方も多いものの、実際に病気にかかって治療費や手術費用はかなりの金額がかかることが多いです。また、ペット自身にも辛い思いをさせることにもなるため、予防できる対策は取り組んでいきたいものです。

【関連サービス】

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