もう来てもいいよ能登 被災地・生産者への継続的な支援を呼びかけ 次に食べられるのは数年後「奥能登の魚醤使用さつまいも炊き込みご飯の素」

被災地・生産者への継続的な支援を呼びかけ 次に食べられるのは数年後「奥能登の魚醤使用さつまいも炊き込みご飯の素」

寄付つき商品販売、商品をお届けするダンボールでも能登にエールを送る支援企画実施(3/21~)

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島

宏平、以下「当社」)が展開するOisixは、能登の万能調味料「よしる」を使用したメニューを自社開発し、2024年3月21日(木)より「奥能登の魚醤使用さつまいも炊き込みご飯の素」を販売開始します。あわせて寄付つきのミールキット「金沢の郷土料理

鶏の治部煮」などを販売する「北陸うまいもん市」、能登の観光名所“能登さくら駅”こと「能登鹿島駅」にエールを送るOisixアートダンボールの企画やハッシュタグ「#もう来てもいいよ能登」の拡散などを通じ、能登の被災地・生産者への継続的な支援を呼びかけます。URL:

▲「奥能登の魚醤使用さつまいも炊き込みご飯の素」、期間限定でお届けしているアートダンボール

■今ライフラインが復活しても、次の出荷は数年後 「能登のよしる」を炊き込みご飯に

▲震災で倒壊した「よしる」貯蔵槽の様子

▲震災で倒壊した「よしる」貯蔵槽の様子

「よしる、いしり(いしる)」は、日本三大魚醤のひとつ。能登では昔から家庭の味を支える「万能調味料」として愛されてきました。原料がイワシなら「よしる」、イカなら「いしり(いしる)」と呼ばれ、塩と米麹とともに漬け込み、昔ながらの手法で数年かけて発酵・熟成させています。

今回の震災で被災した「よしる」を使用した調味料「あんちょびーの」はOisixでは2008年から販売し、長くお客様に親しまれてきた人気商品ですが、貯蔵槽の多くが倒壊し、貯蔵場所に赴くのも困難な状況が続いています。もし今すぐに水道などのライフラインが復旧し、仕込みが再開できたとしても、商品として販売するまでに1~1年半は最低でもかかる見込みです。

今回はたまたま他の場所に保管されていて無事だった、数少ない「よしる」の在庫を「全国の皆様に味わってほしい、知ってほしい」という生産者のご厚意からご提供いただきました。

Oisixでは、できるだけ多くのお客様に少量でも「よしる」のおいしさを感じていただけるメニューで、再び出荷できる日まで忘れないでほしいという思いでこのたび商品化、「奥能登の魚醤使用さつまいも炊き込みご飯の素」を開発。被災地・生産者が前に進んでいけるよう、震災から3ヶ月となる今、この商品の販売により、復興までの長期に渡る、継続した支援の輪が拡がることを期待しています。

▲生産者の山崎晃一さん

▲生産者の山崎晃一さん

■「よしる」の生産者・ヤマサ商事 山崎晃一様よりコメント

「能登のいしる・よしるはイカワタやイワシを原料にした魚醬で、弊社では原料の鮮度にこだわった製造をしています。今回の震災で被災し、原料が流出したことで、最低1年は販売ができなくなってしまっていますが、復興をした際には是非、能登半島に足を運んでいただき、いしる・よしるを使った料理をご堪能ください」

■北陸支援特集では、復興支援の寄付つき商品やKit Oisixを販売

Oisixでは「北陸うまいもん市」を実施します。石川県を中心に、北陸の豊かな食文化が育んできたおいしい商品約40品を、一部商品は寄付金つきでも販売し、被災地の復興にお役立ていただく予定です。また、Kit

Oisixからは、金沢地方で江戸時代から食されていたと伝わる郷土料理「治部煮(じぶに)」が、ご家庭で手軽に楽しめるミールキットとして登場します。

商品概要

■商品名:「[50円寄付]奥能登の魚醤使用 さつまいも炊き込みご飯の素」

■価格:税込724円

■商品説明:奥能登の魚醬「よしる」を使用した炊き込みご飯の素です。

令和6年能登半島地震で被災された製造者から「能登の名産品を味わって欲しい」というお声をいただき、伝統的な味である「よしる」を使った炊き込みご飯の素にしてお届けします。

■商品名:Kit Oisix「[50円寄付]金沢の郷土料理 鶏の治部煮」

■価格:税込2,311円

■商品説明:

石川県金沢地方で江戸時代から食されていたと伝わる郷土料理「治部煮(じぶに)」が、ご家庭で手軽に楽しめるミールキットとして登場。片栗粉でとろみを付けた国産のしらゆり鶏やかぼちゃ、しいたけ、にんじんなどの野菜、お麩をとろっと煮込んだ、ほっと温まるおかずです。和のほっこり味で、ご飯が進む味わいに仕上がっています。

■販売期間: 2024年3月21日(木)10:00~なくなり次第終了

■URL:https://www.oisix.com/sc/notoshien

https://www.oisix.com/sc/notoshien

■能登エリアでのアートプロジェクトで地域再生に取り組んできた

「大地の芸術祭」が、Oisixダンボールでエールを送る支援企画を実施

今回の震災で被災された方、心を痛めた方を元気づけることができたら、また風評被害でお困りの現地の方々に対して少しでもお力になれたら、という思いから、かねてより能登エリアでのアートプロジェクトを通じて地域再生に取り組んできた「大地の芸術祭」とのコラボレーションにより、お客様にお届けするダンボールを使った今回のSNS投稿の支援企画が生まれました。

支援企画に共感してくださったアーティストにより描かれた桜の絵は、能登の観光名所として知られる能登鹿島駅、通称「能登さくら駅」。車窓や、駅へ降り立つ視界いっぱいに桜が広がる景色をモチーフに、一日も早くいつもの春が戻るよう、心からの願いを桜の絵に込めました。お届け期間中はOisixの公式SNSアカウントを活用してエールをお送りする投稿キャンペーンを実施します。

「能登さくら駅」に、全国からたくさんのエールが届きますように。

当社では引き続き、当社にできる支援を継続してまいります。

■ダンボールのお届け期間:2024年3月12日~4月8日(予定)

■URL:

https://www.oisix.com/sc/noto-hako-pr

■今回の企画の実施背景 当社グループの被災地支援

被災地各地では断水・停電したままの地域も多くあり、帰宅が困難なことから二次被害も深刻です。復旧が進まない理由には、自粛ムードが拡がったことによるボランティア不足と、その受け入れ体制の不備もあるとされ、また観光も、風評被害の払拭が課題となっています。

当社では連結子会社である株式会社とくし丸と当社社員が共に現地入りし、自治体や省庁と連携して、能登半島で救援活動を本年1月7日から開始。被災地状況に応じた被災地支援を行っており、2月からは、地元の販売パートナー(個人事業主の販売員)による移動販売も再開し、同時に地域の見守り活動も実施しています。

また、本年1月に連結子会社化した株式会社ノンピでは、企画・運営する社内カフェテリア拠点の一部で石川県食材を仕入れ、料理を提供することで復興支援に繋げる「能登メシ」と題したランチメニュー提供イベントを2024年3月22日(金)・23日(土)に実施します。

食品宅配サービス「Oisix」について

2000年に設立。「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとした、有機野菜や特別栽培野菜など、できる限り添加物を使用せずに作った加工食品などの食品を取り扱うEC食品宅配サービスです。現在、会員数は380,075人(2023年12月末時点)で日本全国の方にご利用いただいています。2013年7月に販売を開始した、必要量の食材とレシピがセットになり主菜と副菜の2品が20分で完成するミールキット『Kit

Oisix』は、シリーズ累計出荷数が1億5千万食(2023年5月末時点)を突破しています。

オイシックス・ラ・大地株式会社について

オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple

Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを広げています。

当社は、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。

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