『あいにくあんたのためじゃない』刊行記念、chelmicoと柚木麻子さんのスペシャル鼎談が読める！　本日発売の「小説新潮」4月号をお見逃しなく！

2024年3月22日

柚木麻子さんの最新短篇集『あいにくあんたのためじゃない』刊行を記念して、ラップユニット・chelmicoと柚木さんの鼎談を「小説新潮」2024年4月号に掲載します。同誌では柚木さんの長篇新連載も始まります。

chelmicoの2人と柚子麻子さん（中央）（C）新潮社

新刊『あいにくあんたのためじゃない』

の収録作「スター誕生」を書くために、柚木さんがchelmicoのRachelさんにラップを習ったご縁で、「小説新潮」誌上で実現した特別鼎談。

「『スター誕生』以外にも、私が実際に体験したことを落とし込んだ作品があるんです」と柚木さんが語る創作秘話から、chelmicoの活動と短篇集の共通点まで、盛りだくさんの内容でお送りします。

「小説新潮」4月号はこちら

さらに、3月27日発売の「波」4月号には収録しきれなかった鼎談のこぼれ話の掲載も！併せてお楽しみください。

「今回の柚木さんの作品集は、実体験がベースとなったリアリティのあるディテールと、ぶっ飛んだ虚構のバランス感が魅力です」

――Rachelさん（ラップユニット・chelmico）

「私たちも活動当初は女だからって舐められるような雰囲気がありました。だから『他人に貼られたラベルはもうたくさん！

自分で自分を取り返せ！！』というメッセージがすごく刺さったんです」

――Mamikoさん（ラップユニット・chelmico）

■「小説新潮」4月号では、柚木さん待望の長篇小説「フリーデリーケの長い夏」の連載も開始！

結婚して四年、ある一枚の映画ポスターがきっかけで、仲のよい夫婦に最大の危機が訪れる――短篇集とは全く異なった顔を見せる柚木流ラブストーリーを、ぜひご堪能ください。

* 『あいにくあんたのためじゃない』内容紹介

過去のブログ記事が炎上中のラーメン評論家、夢を語るだけで行動には移せないフリーター、もどり悪阻とコロナ禍で孤独に苦しむ妊婦、番組の降板がささやかれている落ち目の元アイドル……いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっとある。この世を生き抜く勇気がむくむくと湧いてくる、全６篇。

■収録作「めんや

評論家おことわり」は日本国内の主要電子書店で、全文掲載した無料お試し特別版を配信中。新潮社『あいにくあんたのためじゃない』特設サイトにも全文を無料公開しています。

＊【電子書籍】全文収録・無料お試し特別版

Kindle版：

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* コミカライズも「くらげバンチ」にて大好評配信中！

柚木麻子×もりとおるのコミカライズが大好評！こちらも見逃せない

柚子麻子さん（C）新潮社

【著者紹介】

柚木麻子（ゆずき・あさこ）

1981年東京生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。ほかの作品に『私にふさわしいホテル』『ランチのアッコちゃん』『伊藤くん

A to E』『本屋さんのダイアナ』『マジカルグランマ』『BUTTER』『らんたん』『ついでにジェントルメン』などがある。

【書籍データ】

【タイトル】あいにくあんたのためじゃない

【著者名】柚木麻子

【発売日】2024年3月21日

【造本】四六判ソフトカバー

【定価】1,760円（税込）

【ISBN】978-4-10-335533-5

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/special/aitame/

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