「コーセー サステナビリティ プラン」進捗報告 コーセー、サステナビリティ中長期目標を追加策定し「美しい知恵 人へ、地球へ。」 を体現する取り組みを強化
コーセー、サステナビリティ中長期目標を追加策定し「美しい知恵 人へ、地球へ。」 を体現する取り組みを強化
株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、このたび、当社グループのサステナビリティ戦略と目標をまとめた「コーセー サステナビリティ
プラン」において中長期目標を追加策定し、コーポレートメッセージ「美しい知恵 人へ、地球へ。」を体現する取り組みを強化します。
また同時に、今回新たに策定した目標を含む、各種重要テーマのサステナビリティ推進活動について、2023年度の進捗状況(※1)を公表しました。
(※1)
/pdf/kose_sustainability_progress2023.pdf
* 中長期目標の上方改定および新規策定
今回の「コーセー サステナビリティ プラン」中長期目標における追加策定ポイントは以下の通りです。
【人へ】 人や社会に対して貢献していく重要テーマ
2020年の目標策定当初から設定している2テーマについて、全社グループでの取り組みを加速的に推進した結果、前倒しで目標を達成したことから、2030年までの目標を上方改定しました。
・「美しく健康的で幸せな生活のサポート」
・「ジェンダーにとらわれず活躍できる社会への貢献」
【地球へ】 地球環境に対して貢献していく重要テーマ
気候変動やプラスチック問題への対応について、社会要請を踏まえ、バリューチェーン全体で取り組みを強化していく目標を新たに策定しました。
・「CO2排出量の削減」 CO2排出量を実質ゼロにする目標
・「プラスチック容器包装資材についてのサステナビリティに配慮した設計」に関する各種目標
「コーセー サステナビリティ プラン」P11~13
https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/plan/pdf/20210430.pdf
企業サイト「サステナビリティ」中長期目標
https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/plan/goal/
* 「美しい知恵 人へ、地球へ。」
“人へ”:サステナビリティ推進活動の取り組み状況
社会貢献活動への取り組み
当社グループは、コーポレートメッセージ「美しい知恵
人へ、地球へ。」が表す通り、美にまつわる知恵を人々と地球のために役立てるという強い決意を社員全体で共有しています。社会貢献活動においても、この考え方と「社会貢献活動基本方針」を掲げ、このたび新たに5つの重点領域を設け、取り組みを進めます。
2024年度は「次世代啓発」の取り組みとして、紫外線対策を含むスキンケア領域の活動を進めていきます。
・紫外線から肌を守るための情報を掲載した当社監修の副教材を、希望
する中学校・高校へ配布。
・スポーツを行う中高生や関係者を対象とした紫外線対策講座を計画。
・ブランドの事業活動においても、紫外線の影響を受けやすい屋外での課
外活動を行う人を応援するキャンペーンを実施予定。
今後も、人々のウェルビーイングに着目し、「美しく健康的で幸せな生活のサポート」に資する活動を通じて、地域社会へ貢献していきます。
■コーセー企業サイト「地域社会とともに」
https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/community/
* 多様な個性を尊重する取り組み
当社グループは、中長期ビジョン「VISION2026」の基盤の一つに「ダイバーシティ&インクルージョン経営の実践」を掲げ、多様な個性を尊重する取り組みを進めてきました。
【社内への取り組み例】アンコンシャス・バイアス研修、女性活躍支援や子育て社員サポート(※5)など
【社会への取り組み例】40色ファンデーションの開発、ジェンダー固定観念を払拭する広告メッセージ
の発信など (アダプタビリティ∞(※6)に合致する取り組み)
現在、全社で進めている「3G(※7)」をさらに加速するためには、D&Iの観点に公正性(エクイティ)の概念を加え、「職場」と「お客さま・社会」の双方向において今まで以上に多様な個性を尊重する取り組みが重要です。そこで、社員のより一層の理解と行動変容を進めるために、多様性を理解する「コーセーDE&Iハンドブック」を制作し、社内に向けて展開しています。同時に、2024年4月より、同性パートナーを有する社員への人事制度適用拡大を開始(※8)しています。
今後も、多様な個性の融合からイノベーションを生み出す企業文化づくりを目指し、風土醸成と制度の両輪で多様な個性を尊重するための様々な取り組みを進めていきます。
(※5)2024年3月21日リリース
https://corp.kose.co.jp/ja/news/8547/
(※6)2021年4月30日リリース
https://corp.kose.co.jp/ja/media/2021/04/20210430_sustainability.pdf
(※7)Global(国際化)、Gender(性別)、Generation(世代)の頭文字を取った、新しいお客さまづくりの方向性を示す造語
(※8)2024年4月1日リリース
https://corp.kose.co.jp/ja/news/8556/
* 「美しい知恵 人へ、地球へ。」
“地球へ”:サステナビリティ推進活動の取り組み状況
気候変動対応の取り組み
当社グループでは、脱炭素社会の実現に向けた各種取り組みを、生産拠点やモノづくりなど、バリューチェーン全体で推進しています。
【生産拠点における取り組み】
2023年2月、狭山工場(埼玉県狭山市)で使用する電力のすべてを再生可能エネルギーに切り替え実施。また、群馬工場では、大規模空調設備などで省エネルギー化を推進しています。
【製品における取り組み】
当社を代表するスキンケアブランド『雪肌精』の「雪肌精 クリアウェルネス ピュア コンク SS」や、2024年3月に発売した「薬用雪肌精 ブライトニング
エッセンス
ローション」などの化粧水では、製品のライフサイクルを通じたCO2排出量の「カーボンフットプリント」を算定することで、CO2排出量削減に向けた施策検討や、環境配慮型製品の開発検討を進めています。
https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/environment/actionplan/pdf/SKCW-lotion_CFP.pdf
* プラスチックの適切な使用と資源循環の取り組み
当社グループでは、化粧品容器包装や店頭什器など様々な用途でプラスチックを使用しています。プラスチックに関わる地球環境への負荷は解決すべき喫緊の課題であり、今後もプラスチックを有効かつ適切に利用しながら、資源循環と廃棄物削減を促進することが重要です。当社グループでのモノづくりでもこれらの方向性を明確にするために「環境負荷低減」と「ステークホルダーとのパートナーシップ」の2つの視点からなる「コーセーグループ
プラスチック方針(※9)」を策定し、4R(Reduce/Reuse/Recycle/Renewable)に基づいた容器設計を推進しています。
(※9)企業サイト「資源循環に向けた対応」 コーセーグループプラスチック方針
https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/environment/circulareconomy/
【参考資料】
当社グループのサステナビリティ推進活動について
当社グループは、1991年より「美しい知恵
人へ、地球へ。」を企業メッセージとして発信し、「人へ」と「地球へ」という2つの側面から広く社会的課題に貢献する独自の活動を推進してきました。
2020年4月には、中長期ビジョン「VISION2026」において、3つの基盤戦略のひとつに「バリューチェーン全体にわたるサステナビリティ戦略の推進」を掲げ、これに連動し、グループ全体のサステナビリティに関する取り組みと2030年までの目標をまとめた、「コーセー
サステナビリティ
プラン」を発表しました。当社グループは、社会的課題への対応は「事業成長」と「持続可能な社会の実現」の両立を図るために、欠かすことのできない重要な経営課題のひとつとして捉え、グループ全体でサステナビリティ活動を推進しています。
■コーセー企業サイト「サステナビリティ」https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/
https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/
「コーセー サステナビリティ プラン」について
人々や地球環境の未来をより良いものとするため、「人へ」「地球へ」の2つの側面に対して、社会の一員として課題解決に向けた積極的なテーマから、独自性をもった当社グループならではのテーマまで、社会に対して広く貢献する6つの取り組みテーマで構成されています。また、当社グループの行動憲章である「正しきことに従う心」をあらゆる企業活動の基盤となるポリシーとして位置づけ、遵守するべき項目も定めています。
本プランの取り組みを通じ、国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献していきます。
■企業サイト「コーセー サステナビリティ プラン」https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/plan
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