みは「キッチンが狭い」が44.9%、自炊できない日は「時間が無い」(かんたん宅食ガイド ラクタさん調べ)

~一人暮らしをする10代20代469人の料理環境に関する調査レポート~ ナイル株式会社(本社:東京都品川区、 代表取締役社長:高橋飛翔、

以下ナイル)が運営する「かんたん宅食ガイド

ラクタさん」にて、一人暮らしをする18歳~29歳の男女469人を対象に、2024年4月1日~4月10日の期間で、一人暮らしの料理環境や自炊に関するアンケート調査を実施しました。

■調査結果:

* 10代20代一人暮らしの間取りは「1K」が最多、続いて「1R」

* 一人暮らしのキッチンの設備は「ガスコンロ」が最多、「IHコンロ」を6.6pt上回る

* 一人暮らしのキッチン設備に関する悩み、1位は「スペースが狭い」

* 52.7%の人が週4~5回以上自炊をする

* 自分で料理をする理由は50.8%が「お金を節約したいから」で最多

* 自炊できない日の理由は、1位「時間がない」

■10代20代一人暮らしの間取りは「1K」が最多、続いて「1R」

一人暮らしをしている人に、現在住んでいる部屋の間取りを聞いてみると「1K(31.8%)」が最も多く、次いで「1R(30.7%)」、「1LDK(14.5%)」でした。

約3割が、キッチンとリビングが同じ空間にある1R(ワンルーム)タイプの部屋に住んでいるようです。

年代別に見ると、1Rタイプの部屋に住んでいる割合は10代の方が高く、20代の1.5倍多い結果でした。学生から社会人になり収入が増えた、働き方が変わったなど経済的な違いも考えられそうです。

■一人暮らしのキッチンの設備は「ガスコンロ」が最多、「IHコンロ」を6.6pt上回る

キッチン設備について調べた結果、最も多いのは「ガスコンロ(46.3%)」、次いで「IHコンロ(39.7%)」、「カセットコンロ(6.0%)」と、ガスコンロがIHコンロを6.6ptと僅かに上回っています。

また、回答者の6.4%はキッチンが無いと回答しています。住む部屋を決めるうえで何を優先するかは人によって異なるため、自分の生活スタイルにあった住まいを選ぶ際に、キッチン設備は不要と判断した人もいるのではないでしょうか。

■一人暮らしのキッチン設備に関する悩み、1位は「スペースが狭い」

キッチンがある部屋に住んでいる439人に、設備環境に関する悩みを聞いた結果、最も多かったのは「キッチンスペースが狭い(197人)」、2番目は「シンクが狭い(147人)」、3番目は「調理に必要なスペースがない(140人)」でした。

全体の44.9 %にあたる197人が、料理するスペースの広さがないことに悩みを抱えています。

キッチンのスペースが狭いことに関連し、食材、調味料、調理器具などを使う際に置ける場所がない、シンクや収納スペースが限られている、コンロの数が足りないなど、上位の悩みに共通しているのは広さでした。

他にも、調理器具の不足、換気や照明設備が不十分であるとの声もありました。

こうした設備・環境に対する悩みがストレスとなり、自炊の頻度に影響している可能性が考えられそうです。

この結果を間取り別で比較したところ、2K以外は「キッチンのスペースが狭い」が1位に選ばれていました。特に、1R・1Kに住む人では全体の約5割と、他よりも割合が高くなっています。1Rや1Kタイプの場合、コンパクトな設備である可能性が高いため、キッチン自体のスペースが狭いと感じている人が多いのでしょう。

■52.7%の人が週4~5回以上自炊をする

自分で料理をする頻度を尋ねると、「ほぼ毎日(29.0%)」が最も多く、次いで「週4~5回(23.7%)」、「週2~3回(23.7%)」でした。

間取り別に見ると、2Kに住んでいる人以外は、半数以上が週に4~5回以上自炊している結果となりました。部屋の間取りに限らず、10~20代で一人暮らしをしている人の多くは、日々の食事を自分で料理をしている結果です。

なお、自炊をほぼしていない割合が最も高かったのは1Rで10.4%でした。キッチンのスペースの狭さを悩みに挙げている人が50%を超えていたことを加味すると、1Rに住む人にとって、料理環境・設備が整っていないことが、自炊の頻度にも影響している可能性がありそうです。

■自炊をする理由は50.8%が「お金を節約したいから」で最多

自炊をする人にその理由を聞いてみると「お金を節約したい(50.4%)」が最も多く、次いで「健康的な食生活を送りたい(15.8%)」、「手作りの物を食べたい(10.8%)」でした。

2人に1人が、お金を節約するために自分で料理をしている結果です。

間取り別に見ると、「お金を節約したいから」という理由の人は、部屋数が増えるにつれて割合が少なくなる傾向にあることがわかります。特に1Rに住む人は、58.1%という6割近くの人が、節約のために日々料理をしているという結果でした。

広めの間取りに住むの方が、比較的経済的に余裕があると考えられ、結果として節約よりも健康面など他の理由で料理をしている人が多く占めています。

■自炊できない日の理由は、1位「時間がない」

自炊している人に、自炊ができない日の理由について尋ねると、1位「時間がない(168人)」、2位「疲労や体調不良(147人)」、3位「料理する気分ではない(138人)」でした。

自炊をしている人の41.4%に当たる168人が、時間がないことを理由に自炊ができないと回答しています。食材の買い出しから調理、後片付けまで、多く時間を割くため、時間がない時は料理ができていないようです。

キッチンスペースが狭いことに悩みを抱えている人が多かったことからも、限られたスペースでは思い通りに動けず、手間が増えより多くの時間がかかってしまうことも要因として考えられるのではないでしょうか。

自炊することでお金を節約しながら、タイパよく料理をしたいと考える人が多い傾向にあることがわかります。

一人暮らしの場合、さまざまな家事を自分でやらなければならないため、自炊も含め効率化したいと考える人は多いのではないでしょうか。

既にカットされていたり、火を通すだけになっていたりする食材が届く、食材宅配サービスやミールキットは、料理時間を短縮できることが魅力です。また、宅配弁当であれば調理自体の負担をなくし、健康的な食事を手軽に取ることができます。

食事の支度にかかる負担を少しでも減らしたいと悩んでいる方、宅配食材やミールキット、宅配弁当に興味がある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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■調査概要

調査方法:インターネット調査

調査期間:2024年4月1日~4月10日

調査委託先:株式会社ジャストシステム

調査対象:全国の18歳~29歳以上の男女469人

◇性別

男性:253人

女性:216人

◇年齢

18歳~19歳:145人

20歳~29歳:324人

※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。

■「かんたん宅食ガイド ラクタさん」について

「かんたん宅食ガイド

ラクタさん」は【楽に、楽しく、食べる】をコンセプトに、宅食・宅配弁当をはじめ『食』にまつわるさまざまなサービスを実際に使ってみて、比較・紹介しているメディアです。

https://mag.app-liv.jp/rakuta/

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【ナイル株式会社について】

社名:ナイル株式会社

住所: 東京都品川区東五反田1丁目24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F

設立: 2007年1月15日

代表者: 代表取締役社長 高橋 飛翔

資本金:3,632,826,805円(資本準備金等含む)

事業内容: ホリゾンタルDX事業、自動車産業DX事業

URL:

https://nyle.co.jp/

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