ニコムどうぶつ病院グループでイヌ血小板由来成長因子療法が開始
再生医療関連事業のセルソース株式会社(代表取締役社長CEO 澤田 貴司、以下「当社」)は、アニコム
ホールディングス株式会社との業務提携のもと共同開発したイヌ血小板由来成長因子※1
を用いる治療法について、アニコムどうぶつ病院グループでの提供が開始されたことをお知らせいたします。
当社からアニコム先進医療研究所株式会社に技術移管をすることで、同社が運営するアニコムどうぶつ病院グループ(
https://hospital.anicom-med.co.jp/
)の各動物病院にて、イヌ血小板由来成長因子の治療法が提供されます。
アニコムどうぶつ病院グループは全国に54病院を展開しており、標準診療にくわえて先進医療についても豊富な提供実績を持ちます。この度、提供を開始するイヌ血小板由来成長因子療法は、獣医師の判断のもとで、イヌの多様な疾患のなかでも多くの治療ニーズが予想される※2
外耳炎などの耳の疾患や消化器・皮膚・筋骨格・目の疾患などの治療に幅広く用いられる見込みです。
当社は、ヒト再生医療関連に用いられる脂肪由来幹細胞・滑膜由来幹細胞・血液の加工受託と研究開発の知見をもとに、動物医療分野における新規治療法の開発・検討を進めています。イヌなどのコンパニオンアニマルを始め、他の動物への対象拡大も視野に入れ、積極的に事業を推進してまいります。
※1 イヌ血小板由来成長因子についてドナーとなるイヌの血液から作製された
PRP(多血小板血漿)に対して無細胞化とフリーズドライ処理を施したものです。局所に投与することで組織の修復や疼痛軽減などの効果が期待されます。他家由来であり、単一の犬種からの採血を行い採血量や製法を一定にすることで品質の安定性を均一に保つことができます。また、室温で保存できるため、都度の採血は必要なく事前に作製し保管しておくことが可能です。
※2 参考アニコム ホールディングス株式会社. 『アニコム家庭どうぶつ白書 2023』. 2-1-1 犬の疾患(大分類単位)の請求割合.
https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202312_2_1.pdf以 上【セルソース株式会社】
再生医療の産業化推進を目的とし、脂肪由来幹細胞・滑膜由来幹細胞・血液の加工受託や再生医療を提供する医療機関さまへの法規対応サポート等の再生医療関連事業を展開しています。再生医療等安全性確保法にもとづく特定細胞加工物製造許可施設(施設番号:FA3160006)にて約87,000件の細胞等加工を受託しており、豊富な実績をもとに医療機関さまに安心してご利用いただけるサービスの提供と、研究・技術開発に努めています。
また細胞等の加工受託事業で培った輸送・保管の知見と自社保有の施設を活かし、産科婦人科と提携した卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク(TM)」を提供しています。
代表者 代表取締役社長CEO 澤田 貴司代表取締役CXO 裙本 理人所在地 東京都渋谷区渋谷1-23-21 渋谷キャスト11FURL
※「卵子凍結あんしんバンク(TM)」はセルソース株式会社の商標です。
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000024685.html
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