北海道大学病院パーソナルヘルスセンターとZeneが連携し、認知症などの高精度ゲノム解析で新たな個別化予防の取組を開始します
Zeneが北海道大学病院と連携し、認知症と高血圧症向けのゲノム解析サービスを提供開始。
株式会社Zene(以下、Zene)は、北海道大学病院パーソナルヘルスセンターに、高精度なゲノム解析を活用した新たなサービスの提供を開始することをお知らせいたします。本連携により、既存の健康保険組合などの保険者向けゲノム解析サービス「Zene360」に加え、北海道大学病院の各疾患専門医師監修の下、新規開発した認知症(アルツハイマー型)、高血圧症およびダイアベティス(糖尿病)に対する高精度なゲノム解析サービスを提供します。
特に、これまでZene360の主要顧客である健康保険組合向けには提供が難しかった医師のサポートを必要とする認知症と高血圧症の分野において、Zeneは北海道大学病院との連携を通じ、ポリジェニックリスクスコアを用いて、より個別化された疾患リスクに基づく介入プログラムを開発しました。これにより、将来の疾患リスクをより正確に予測し、効果的な予防策を提供することが可能となります。
また、本取り組みにより、最先端ゲノム解析を疾患予防に活用するとともに、市民参加型として日本人集団で集めたデータを研究に活用することで、さらに高精度なゲノム解析結果を提供することが期待されます。
■Zene360について
Zeneが提供する「Zene360」は、最先端のゲノム解析技術を活用したヘルスケアソリューションです。このサービスは、個々の遺伝子情報を詳細に分析し、健康リスクや疾患の傾向を予測します。Zene360は、カスタマイズされたレポートを通じて効果的な行動変容を促します。このレポートは、利用者が自身の健康管理をより良く理解し、向上させるための具体的なアクションプランを提供します。また、ポリジェニックリスクスコアを用いた高精度な解析により、病気のリスク評価の精度を高め、個別化医療の実現に貢献しています。Zene360は、「ゲノムをより身近に、ゲノムがあたりまえの世界に」をビジョンとし、個々人の健康増進とQOLの向上に貢献することを目指していきます。
■北海道大学病院パーソナルヘルスセンターについて
2023年9月、北海道大学病院はパーソナルヘルスセンターを開設しました。人生100年時代を迎え、健康長寿が求められる中、最新の医学技術を用いて疾病予防を目指します。
北海道大学病院パーソナルヘルスセンター
https://phc.huhp.hokudai.ac.jp/
■会社概要
社名:株式会社Zene
代表者:井上昌洋
設立:2020年2月10日
本社所在地:東京都千代田区大手町1丁目5−1大手町ファーストスクエア イーストタワー4階
事業内容:ヘルスケア産業における高精度ゲノム解析サービス「Zene360」の提供
ミッション:個別化医療ヘルスケアの基盤となる社会インフラ構築
URL:
本プレスリリースに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません