参加したい人と開催したい人をつなぐ「セルフヘルプグループのプラットフォーム wreath(リース)」のβ版をリリース
セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みを構築
セルフヘルプグループの活動を支え、「どのような悩みや生きづらさを抱えたとしても支えあえる社会の実現」を目指す一般社団法人wreath(所在地:兵庫県神戸市、代表理事:下村真代、以下wreath)は、参加したい人と開催したい人をつなぐ「セルフヘルプグループのプラットフォーム
wreath(リース)」のβ版を4月26日にリリースしました。
「セルフヘルプグループのプラットフォーム wreath(リース)」は、こちらよりアクセスいただけます。
「セルフヘルプグループのプラットフォーム wreath(リース)」の開発背景
セルフヘルプグループとは「共通の悩みをもった当事者の集まり」といわれ、全国で3,885グループある※1と推計されます。病気や障害、依存症、不登校、引きこもり、子育て、介護、性的マイノリティなど、本人や家族を対象にしたさまざまな領域のグループが存在します。
セルフヘルプグループでは、体験をわかちあうなかで「ひとりではなかった」という気づきを得て孤独感が和らぐなどポジティブな影響がみられます。一方、セルフヘルプグループへの参加・開催経験のある方へのインタビューを重ねたところ、セルフヘルプグループに参加したい人とセルフヘルプグループを開催したい人が十分につながれていないという実態がみえてきました。
そこでwreathは、セルフヘルプグループに参加したい人とセルフヘルプグループを開催したい人がつながる場として、セルフヘルプグループのプラットフォームを開発することにしました。
クラウドファンディングの際に寄せられた声
開発費用の調達には、クラウドファンディングを実施しました(プロジェクトページ:
https://camp-fire.jp/projects/view/693072
)。クラウドファンディングでは応援の声を多くいただき、大きな期待を感じられるプロジェクトとなりました。
ユーザー登録の募集
「セルフヘルプグループのプラットフォーム
wreath(リース)」は、ユーザー登録なしでも利用が可能ですが、ユーザー登録をいただくことで、気になるミーティングをブックマークしたり、フォローしたグループから次回の開催の通知を受け取ったりすることができます。ご関心のある方は、ぜひユーザー登録をしてみてください。
ユーザー登録URL:
https://www.wreath.or.jp/participant/registration/new
今後の計画
現在はβ版のご提供にともない、グループ登録の新規の申請は受け付けておりません。現在のご登録のグループ数はプラットフォームと呼ぶにはまだまだ少ないかもしれませんが、ご利用いただいた方々からのお声を聞かせていただきながら、セルフヘルプグループに参加したい人やセルフヘルプグループを開催したい人にとってお役に立てるものをつくっていきたいと考えております。お声をもとにした利用改善に努め、本プラットフォームを「あなたの仲間がきっとみつかる」場にしてまいります。
お問い合わせ先
お問い合わせ・ご関心のある方は、以下問い合わせフォームよりお願いいたします。
https://forms.gle/jZShKjDGPPZzibUy9
団体概要
名称:一般社団法人wreath
代表理事:下村真代
所在地:兵庫県神戸市中央区磯辺通1丁目1番18号カサベラ国際プラザビル707号室
事業内容:セルフヘルプグループのプラットフォームの運営など
設立:2024年4月
URL:
※1:ひょうごセルフヘルプ支援センター著『ひょうごのセルフヘルプグループ2021』によると、兵庫県下のセルフヘルプグループの数は245グループあります。この数値を参考に以下のように算出しています。
東京:1,000グループ
兵庫、大阪、愛知、神奈川、宮城、福岡、埼玉:245団体×7=1,715グループ
ほか都道府県:30団体×39=1,170グループ
合計3,885グループ
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