一般社団法人ビーラインドプロジェクトがNPO法人コモンビートの「Musical For All」の取り組みの協力団体に就任

あらゆるひとのミュージカルへのアクセシビリティを高めるための取り組み「Musical For All」に、視覚障害者のさらなる参加・鑑賞の観点から協力を開始

視覚障害のある人とない人が共に楽しめる瞬間で溢れる世界を目指している一般社団法人ビーラインドプロジェクト(本社:東京都豊島区、代表理事:浅見幸佑)が、個性が響きあう社会の実現を目指し、100人100日ミュージカル(R)︎を運営するNPO法人コモンビートが取り組んでいる「Musical

For

All」の協力パートナーとして参画いたします。視覚障害のある人とない人が、ミュージカルの参加や鑑賞を共に楽しむ機会がさらに増えていくよう協力していきます。 NPO法人コモンビートのロゴと一般社団法人ビーラインドプロジェクトのロゴ

NPO法人コモンビートのロゴと一般社団法人ビーラインドプロジェクトのロゴ

NPO法人コモンビートの運営するミュージカルの様子

NPO法人コモンビートの運営するミュージカルの様子

「Musical For All」とは

「Musical For

All(以下、MFA)」は、「あらゆるひとに参加と鑑賞の機会を」というコンセプトのもと、NPO法人コモンビートが推進するプロジェクトです。NPO法人コモンビートは、市民参加型の100人100日ミュージカル(R)プログラムを全国で展開し、これまで7千人の市民が舞台に立ち、観客動員は24万人になります。「Musical

For

All(以下、MFA)」では、そのミュージカルへの参加と鑑賞の機会を、障害のある人もない人も含めて芸術にアクセスすることが難しい方々も届けられるよう、様々なアクセシビリティ整備等を行います。具体的には、参加・鑑賞・応援・連携の4つを組み合わせて推進しています。

(以下、Musical For All 公式ホームページより抜粋)

<参加>

・アクセシビリティ整備

ミュージカルの練習やプログラムにおけるアクセシビリティを整備して、あらゆるひとの参加の機会を提供します。

<鑑賞>

・アクセシビリティ整備

チケット販売窓口や公演のアクセシビリティを整備(音声ガイド・字幕・サービス介助士等)して、あらゆるひとの鑑賞の機会を提供します。

・ミュージカル公演への招待活動

青少年をはじめ芸術鑑賞の機会にアクセスすることが難しい方々を対象に招待を行い、芸術鑑賞をする機会を提供します。

<応援>

・MFA寄付(個人)

アクセシビリティ整備やMFAの取り組みに関して、単発の個人寄付を受け付ています。

・青少年招待マンスリーサポーター(個人)

月額500円からミュージカル公演への子ども招待をご支援いただけます。

・MFA協賛パートナー(法人)

法人や団体の協賛パートナーも募集しております。

<連携>

・当事者団体とのネットワーク構築

様々な分野の当事者団体と連携していきます。当事者の声を聴くことを忘れることなく取り組みを推進していきます。

・専門家との連携

公演会場でのお客様対応サービスやWEBサイトのアクセシビリティ整備、鑑賞時の音声ガイドや字幕制作などは専門家と連携します。

Musical For All 公式ホームページ:

https://www.mfa.commonbeat.org/

NPO法人コモンビートのロゴ

NPO法人コモンビートのロゴ

Musical For Allのロゴ

Musical For Allのロゴ

一般社団法人ビーラインドプロジェクトについて

一般社団法人ビーラインドプロジェクトは、「『#見ても見なくても見えなくても楽しめる』を増やして、一緒にワクワクする世界へ」を理念に掲げ、視覚障害のある人もない人も楽しめる物の開発やイベントの主催、研修の実施をしています。弊社の設立背景として、視覚障害のある人とない人が一緒に楽しめる場所や物が少なく、その結果社会で分断が発生してしまっているという課題に取り組むために2022年2月に発足されました。

発足後の一番初めに、視覚障害のある子供とない子供の間に発生している分断に着目し、両者がそれぞれの視覚の状態のありのままで一緒に楽しんで友達になれるボードゲーム「グラマ」を開発しました。ボードゲーム「グラマ」のクラウドファンディングでは120万円を集め、リターンを含め100台を全国各地にお渡ししました。また、いただいた資金をもとにこれまで全国各地でイベントを実施し、関東圏や関西圏、北海道、山口県、福岡県などの80箇所以上で2000人以上の視覚障害者と晴眼者を対象にイベントを開催してきました(2023年12月10日時点)。また2024年3月には、障害に関する課題に取り組むZ世代が集まるイベント「青春障害突破展」を主催しました。

また、ボードゲーム「グラマ」は視覚障害のある人とない人がありのままで楽しめるインクルーシブデザインのボードゲームであることが評価され、「GOOD DESIGN

NEW HOPE AWARD 2022」と「第1回 Boardgame Japan

Cup」を受賞しました。現在は視覚障害のある人とない人が共に自己表現を楽しめるミュージカルワークショップの開発やイベントの開催、企業に向けたDE&I研修やインクルーシブデザイン研修を実施しています。

ボードゲーム「グラマ」で遊んでいる様子

ボードゲーム「グラマ」で遊んでいる様子

ビーラインドプロジェクトが主催したイベント「グラマ王国」の集合写真

ビーラインドプロジェクトが主催したイベント「グラマ王国」の集合写真

協力団体としての取り組み

この度、NPO法人コモンビートの「Musical For

All」の取り組みの協力団体として弊社が就任いたしました。以下の取り組みを行い、視覚障害のある人もない人も共に楽しめるミュージカルの「鑑賞」「参加」の実現に協力していきます。

・視覚障害当事者の人たちに向けた、ミュージカルの「参加」「鑑賞」への広報支援

・視覚障害当事者の人たちに向けた、ミュージカル体験イベントの企画・運営支援

<NPO法人コモンビート理事長 安達亮さまよりコメント>

NPO法人コモンビート理事長 安達亮さまのプロフィール写真

NPO法人コモンビート理事長 安達亮さまのプロフィール写真

ビーラインドプロジェクトさまに「Musical For All」

の取り組みにご協力いただけることになり、視覚障害当事者の人たちに向けての参加と鑑賞の機会提供の幅が広がっていくことにワクワクしています。ミュージカルのような文化芸術に触れる機会をあらゆる人に届けていきたいという想いを持っていますが、私たちだけで届けることが難しいのが現状です。そのため、この取り組みに共感してくださる市民や団体のみなさんと連携することで機会を届ける幅を広げていきたいです。ビーラインドプロジェクトを通じて、特に視覚障害当事者の人たちに参加と鑑賞に向けた情報が届いていくことを期待しています。一筋縄にはいかない難しさも併せ持つ取り組みですが、共に歩んでいただければ幸いです。

<一般社団法人ビーラインドプロジェクト代表理事 浅見幸佑よりコメント>

一般社団法人ビーラインドプロジェクト代表理事 浅見幸佑のプロフィール写真

一般社団法人ビーラインドプロジェクト代表理事 浅見幸佑のプロフィール写真

この度、コモンビートさまの素敵な「Musical For

All」の取り組みにご協力できることを大変嬉しく思います。以前にもコモンビートさまの「100人100日ミュージカル(R)︎」の練習を見学させていただいたときも、視覚障害のある参加者も、そうでない参加者も自然に交わり、一つのミュージカルを作るための熱狂が生まれていた光景は衝撃的でした。広報のご協力に加えて、ミュージカルの体験プログラムの企画や運営といった形でもご協力をしていき、視覚障害のある人もない人も共にミュージカルを楽しめる機会をさらに増やしていければと思います。

会社概要

企業名:一般社団法人ビーラインドプロジェクト

代表理事:浅見 幸佑

所在地:東京都 豊島区 南大塚 2-45-11 メゾンドールアム402

公式サイト:

https://blinedproject.org/

X (Twitter):

https://twitter.com/BlinedProject

Instagram:

https://www.instagram.com/blined_project/

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