5月16日は「旅の日」。6月に行きたい「源氏物語」をテーマに巡る[滋賀・京都]文学の旅
旅について考えるこの日にちなみ、「源氏物語」をテーマにした旅のプランをご提案します。トークイベントには山崎ナオコーラ氏、鷲尾龍華氏が登壇。
株式会社東急文化村(東京・渋谷)が主催するBunkamuraドゥマゴ文学賞は、THE
KYOTO(京都新聞総合研究所)、淡交社との共催でトークイベント『源氏物語のはじまり、そしてミライへ』を京都で初開催。イベントと合わせて「源氏物語」にちなんだ作品世界に浸る旅をしませんか?
■「源氏物語」をテーマに巡る旅へ
5月16日は「旅の日」。旅について考えるこの日にちなみ、「源氏物語」をテーマにした旅のプランをご提案します。
<プラン案>
【6月14日13:00】女流文学者の間で流行した石山詣を体感。文学の寺「石山寺」。
東大門(重要文化財)石山寺所蔵
滋賀県大津市にある真言宗の大本山石山寺。平安時代に多くの信仰を集め、貴族や女流文学者が参拝する「石山詣」が盛んに行われました。時の中宮のリクエストを受けた紫式部は、新しい物語を作るために石山寺に参籠し「源氏物語」の構想を得たと伝えられています。京都駅から電車とバスでおよそ30分の石山寺。平安時代に石山詣をした文学者たちに思いを馳せながら訪れてみてはいかがでしょうか。
滋賀県大津市石山寺1-1-1
https://www.ishiyamadera.or.jp/
*石山寺と紫式部展「紫式部をめぐる人々」 6月30日(日)まで石山寺豊浄殿で開催中
【6月14日18:30】京都で作家×座主のトークイベントへ。「源氏物語」の読み解き方、女性の生き方を考える。
山崎ナオコーラ氏
鷲尾龍華氏
文学シーンに留まらず、和歌・絵巻や舞台・オペラにまで影響を与える「源氏物語」。社会規範が大きく変化した今、この名作古典と向き合うヒントをトークイベントで見つけてみませんか。作家の山崎ナオコーラ氏と石山寺座主の鷲尾龍華氏が登壇し、作家・座主それぞれのお立場からお話しいただきます。終演後にはサイン会も開催予定。
日時:2024年6月14日(金)18:00受付開始 18:30開演
会場:京都新聞文化ホール
(京都府京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞ビル7F)
登壇者:山崎ナオコーラ(第33回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞者)
鷲尾龍華(石山寺第53世座主)
イベントホームページ
【6月14日20:30】THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotelで宿泊。
宿泊は文学の旅にぴったりのTHE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu
Hotelへ。趣深い東山に位置するホテルには、五島美術館(東京・世田谷)が所蔵する国宝「源氏物語絵巻」を原寸大で再現。また客室内には京都や日本の文化をテーマにセレクトされた書籍も置いてあり、伝統と文化を感じられる空間での宿泊になることでしょう。
「トークイベントチケット」と『ミライの源氏物語』(山崎ナオコーラ著)をセットにした宿泊オプションの販売もお見逃しなく。
京都府京都市東山区三条通白川橋東入三丁目夷町175-2
https://www.tokyuhotels.co.jp/higashiyama-h/index.html
【6月15日11:00】もっと文学を楽しむ書店巡り。
文学の寺、作家と座主の対談と、文学を堪能した翌日には書店巡りもお忘れなく。旅の思い出に、新たな本と出合い持ち帰るのもおすすめです。書店のセンスが光る独立新刊書店と、京都の旬を発信する書店より、「私はこの作品に賞をあげたい」という思いを込めた一冊を推薦いただきました。
<誠光社>
京都御所と鴨川の間、路地裏で営業する個人書店。新刊書中心に、写真集やアート関連の洋書、古書、新譜レコード、雑貨なども扱っています。
京都府京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437
『和田夏十の言葉』梶谷いこ 誠光社
推薦書籍:『和田夏十の言葉』梶谷いこ 誠光社
▼推薦文はこちら
https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/mybungakusho/article51.html
<大垣書店京都本店>
「観光」「伝統」「作法」「建物」「祭り」「料理」など、京都への興味や憧れを深みのある選書やイベントで演出し、国内外の方々に「京都の“旬”」を発信しています。
京都府京都市下京区四条通東入函谷鉾町78SUINA室町 1F
『あかるい花束』岡本真帆 ナナロク社
推薦書籍:『あかるい花束』岡本真帆 ナナロク社
▼推薦文はこちら
https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/mybungakusho/article52.html
≪イベント概要≫
Bunkamuraドゥマゴサロン 文学カフェ with THE KYOTO『源氏物語のはじまり、そしてミライへ』
日時:2024年6月14日(金)18:00受付開始 18:30開演
登壇者:山崎ナオコーラ(第33回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞者)
鷲尾龍華(石山寺第53世座主)
会場:京都新聞文化ホール(京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞ビル7F)
イベントホームページ:https://www.bunkamura.co.jp/event/lineup/20240614.html
https://www.bunkamura.co.jp/event/lineup/20240614.html
料金:1,500円(税込) <チケット好評販売中> ※全席自由 ※未就学児童の入場はご遠慮いただいております。
主催:Bunkamura 、THE KYOTO(京都新聞総合研究所)、淡交社
お問合せ:Bunkamura 03-3477-3244
≪登壇者≫
山崎ナオコーラ(やまざき・なおこーら)
小説家、エッセイスト。國學院大學文学部日本文学科卒業。卒業論文は似ている人たちをカテゴライズする不思議さについて書いた「『源氏物語』浮舟論」。2004年に『人のセックスを笑うな』で文藝賞を受賞しデビュー。『ミライの源氏物語』(淡交社)で第33回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞(選考委員:俵万智)。
鷲尾龍華(わしお・りゅうげ)
滋賀県大津市生まれ。大本山石山寺第53世座主。同志社大学文学部美学芸術学科(西洋美術史専攻)、種智院大学人文学部仏教学科卒業。講演会や諸宗教間協力など、同山内外で幅広く活動している。2023年12月『ほとけの誓い、おもき石山
紫式部ゆかりの寺にて』(淡交社)を刊行。
【Bunkamuraドゥマゴ文学賞とは】
パリで90年続く「ドゥマゴ賞」のユニークな精神を受け継ぎ、1990年に創設。権威主義に陥らず、既成の概念にとらわれることなく、先進性と独創性のある、新しい文学の可能性を探りたいと考えています。受賞作は、毎年交代する「ひとりの選考委員」によって選ばれ、選考委員の任期は1年です。
第33回(2023年度)は俵万智氏の選考により、山崎ナオコーラ氏著『ミライの源氏物語』(2023年3月
淡交社刊)に決まりました。第34回(2024年度)選考委員は桐野夏生氏で、受賞作の発表は2024年9月を予定しています。
【ドゥマゴサロン 文学カフェ】
Bunkamuraドゥマゴ文学賞は、作家と親密な空間を共有して文学に親しんでいただく場としてトークイベントを不定期で開催しています。
https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/cafe/
Bunkamuraドゥマゴ文学賞の最新ニュースは、ホームページで随時発表してまいります。
https://www.bunkamura.co.jp/bungaku/
当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000031037.html
※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。
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