信長・秀吉・家康=「戦国の三英傑」は「大航海時代」というグローバリズムから日本を救った真の英雄だった。『信長 秀吉 家康はグローバリズムとどう戦ったのか』刊行

時は大航海時代──。戦国の世の日本人が直面した白人国家による侵略。「人種差別」「奴隷契約」「人身売買」……。「隠れキリシタン」が世界文化遺産に登録された6年前に刊行された名著が待望のリニューアル。

株式会社ハート出版(本社:東京都豊島区池袋

代表取締役:日高裕明)は、大航海時代に白人キリスト教国家が世界で行ってきた侵略行動を、当時の日本の為政者たちがどう跳ね返したかを多くの文献からまとめ上げた、三浦小太郎著『信長・秀吉・家康はグローバリズムとどう戦ったのか』を発売しました。

学校で習う「大航海時代」とは、ヨーロッパのキリスト教国家(主にスペイン、ポルトガル)による新大陸発見の歴史でした。しかしこれはあくまでも一面的な視点でしかありません。基本的に大航海時代に海を渡った冒険者たちは、「新しい土地で布教活動をする宣教師」としての任務をもっていましたが、それと並行して「遠方の地から持ち帰った珍しい資源、作物がもたらす莫大な富を求める簒奪者」としての側面を持ち、それを実現するための武力も備えていました。

実際に「発見された側」である主に中南米諸国、アフリカおよびアジアの沿岸部などは「大量虐殺」「奴隷貿易」の対象となっていましたが、当時日本もその危機にさらされていたことはあまり知られていませんでした。

「なぜザビエルは日本を訪れたのか」

「なぜ豊臣秀吉は伴天連追放令を出したのか」

「なぜ徳川幕府は鎖国をしたのか」

歴史の教科書によっては、これらの事象をバラバラにしか伝えませんが、これは全部一つの流れに沿った歴史的事実です。本書は、豊富な資料、文献に直接あたり、これら一連の流れをスムーズに導き出しました。「なぜ」に対する回答がない日本の歴史教育の空白を見事に埋めて見せたわけです。

現在、「グローバリズム=善、ナショナリズム=悪」というレッテルが各種メディアによって貼られ続けています。

理性ある国際交流なら何の問題もありませんし、もちろん国家間の紛争は可能な限り避けるべきです。しかし社会問題化している「一方的な移民」などをグローバリズムと持て囃すのは、既に見えない敵の術中にはまっていると言えます。

今こそ「戦国の三英傑」をはじめとする当時の為政者たちの毅然とした対応に学び、国を亡ぼす安易なグローバリズムから日本を守らなければなりません。本書はそのための「生きた教科書」として最適と言えるでしょう。

【書籍情報】

書名:信長・秀吉・家康はグローバリズムとどう戦ったのか

著者:三浦小太郎

仕様:新書版並製・312ページ

ISBN:978-4802401784

発売:2024.06.03

本体:1200円(税別)

発行:ハート出版

商品URL:

https://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0178-4.html

【著者】三浦小太郎

昭和35(1960)年、東京生まれ。獨協高校卒。現在、アジア自由民主連帯協議会事務局長。

著書に『漢民族に支配された中国の本質』(ハート出版)、『ドストエフスキーの戦争論』(萬書房)、『日本人になったウイグル人たちに中国がやっていること』(産経新聞出版、日本ウイグル協会と共著)などがある。ほか、雑誌『正論』『Hanada』等に執筆。