数々の文学賞にノミネートされる注目の作家・寺地はるな氏の初文庫化作品など、徳間文庫の6月新刊は、気鋭から巨匠までバラエティに富んだ6冊!
2024年6月7日(金)全国の書店・ネット書店で発売! 株式会社徳間書店(本社:東京都品川区上大崎
代表取締役社長:小宮英行)は、徳間文庫の今月の新刊を6月7日(金)に発売することをお知らせ致します。
* 寺地はるな『雨夜の星たち』
カバーイラスト=カシワイ
カバーイラスト=カシワイ
★★発売前重版決定!★★
タイトル:雨夜の星たち
著者:寺地はるな
定価:847円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:240P
発売:2024年6月7日(金)
ISBN:978-4-19-894947-1
商品ページ:
【徳間書店】
https://www.tokuma.jp/book/b647745.html
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp/dp/4198949476
空気を読まない三葉、「お見舞い代行」にスカウトされる。
めんどうな人だけど目が離せない!
「できないことは、できません。やりたくないことも、やりません」他人に感情移入できない二十六歳の三葉雨音(みつばあまね)は、それを長所と見込まれ、お年寄りの病院送迎やお見舞い代行の「しごと」をはじめる。聞き上手な八十代セツ子、手術の付き添いを希望する四十代の好美など依頼人は様々。空気を読まない三葉だが、行動に変化がみられていく──。めんどうだけど気になる三葉から目が離せない。
【巻末解説より抜粋】
主人公が少しだけ他人と心を通わす様が、わざとらしくなく無理がなくて、好きです。
――沖田修一(映画監督)
* 武内涼『あらごと、わごと 魔軍襲来』
カバーイラスト=木野花ヒランコ
カバーイラスト=木野花ヒランコ
タイトル:あらごと、わごと 魔軍襲来
著者:武内涼
定価:1210円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:592P
発売:2024年6月7日(金)
ISBN:978-4-19-894948-8
商品ページ:
【徳間書店】
https://www.tokuma.jp/book/b647749.html
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp/dp/4198949484
双子姉妹が呪師の目覚めを迎えるとき――
魔王との無限死闘が始まる!
平将門、良源、若き安倍晴明ほか歴史人物続々登場
怒濤の平安怪奇譚、第二弾
呪師(のろんじ)とは異能を持ち、古来、妖と戦ってきた者らである──。平安の中期。魔の手によって生き別れた双子姉妹あらごととわごとに、異能の目覚めが訪れた。奴隷生活からついに逃れたあらごとは、大呪師の姥にまみえるべく大内海を渡ろうとしていた。他方、闇の組織に狙われ出したわごとは、紀州の奥に身を隠そうとする。だが、それらは共に地獄への旅路であった。妖魔妖怪殺到の死闘篇!
(書下し)
* 喜安幸夫『仙左とお勢 裏裁き 辻斬り始末』
カバーイラスト=石川あぐり
カバーイラスト=石川あぐり
タイトル:仙左とお勢 裏裁き 辻斬り始末
著者:喜安幸夫
定価:902円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:320P
発売:2024年6月7日(金)
ISBN:978-4-19-894952-5
商品ページ:
【徳間書店】
https://www.tokuma.jp/book/b647746.html
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp/dp/4198949522
あだな芸者といなせな職人
「仕置人姉弟」が悪を成敗!
江戸を騒がす辻斬りの裏に改革の悪弊あり!
私欲にまみれた無道な切り捨てが何の咎めも受けない!?悪逆旗本の裏成敗を果たした仙左とお勢が、今度は江戸にはびこる辻斬り事件を追う。ふたりは実は、いまをときめく老中首座・水野忠邦に仕え諫死した江戸筆頭家老・二本松義廉の遺児たちであった。連累を逃れるため市井で密かに別々に育てられたふたりは再会を果たし、忠邦配下に命を狙われながらも自分たちの信じる正義を貫く!
(書下し時代小説)
* 西村京太郎『JR周遊殺人事件』
カバーフォト=PIXTA(ピクスタ)
カバーフォト=PIXTA(ピクスタ)
タイトル:JR周遊殺人事件
著者:西村京太郎
定価:968円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:416P
発売:2024年6月7日(金)
ISBN:978-4-19-894951-8
商品ページ:
【徳間書店】
https://www.tokuma.jp/book/b647744.html
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp/dp/4198949514
不可解な脱線事故!
完璧なアリバイは崩せるのか!?
北海道~九州まで、JR6社の路線で起こった事件に十津川&亀井が挑む!
根室発釧路行きの快速ノサップ号が、厚岸を過ぎたところで脱線転覆した。前方に強烈な閃光が走り、眼のくらんだ運転士が急ブレーキをかけたことが原因だった。一カ月後、全く同じ脱線事故が再び起こる。今回は東京のルポライターが死亡。JR北海道に脅迫状が届き、十津川警部が捜査に乗り出した。が、容疑者として浮上した男には完璧なアリバイが!旅情と殺意が交錯する傑作六篇!
* 夢枕獏『大江戸釣客伝』上下巻
カバーフォト=gettyimages
カバーフォト=gettyimages
タイトル:大江戸釣客伝 上 下
著者:夢枕獏
定価:各1023円(税込)
判型:徳間文庫
ページ数:(上巻)424ページ (下巻)416ページ
発売:2024年6月7日(金)
(上巻)ISBN:978-4-19-894949-5
(下巻)ISBN:978-4-19-894950-1
商品ページ:
【徳間書店】
(上巻)
https://www.tokuma.jp/book/b647747.html
(下巻)
https://www.tokuma.jp/book/b647748.html
【Amazon】
(上巻)
https://www.amazon.co.jp/dp/4198949492
(下巻)
https://www.amazon.co.jp/dp/4198949506
カバーフォト=gettyimages
カバーフォト=gettyimages
生類憐れみの令――
江戸の釣り人は、
どう生きたか――?
どうせ叶わぬ夢なら、いっそ、
江戸時代の川や海で、
魚を釣ってみたい――「あとがき」より
釣りを軸に元禄を描く重厚な歴史小説
文学賞3冠に輝く、圧倒的な物語
(吉川英治文学賞、泉鏡花文学賞、舟橋聖一文学賞)
【上巻あらすじ】
時は元禄年間、五代将軍徳川綱吉の治世。江戸湾の沖合二町ほどのところに船を停め、釣りをする二人──俳人の宝井其角と絵師の多賀朝湖──は、土左衛門を釣り上げてしまう。屍体は竿をしっかりと摑んで眼を見開き、唇からは歯を覗かせ、笑っていたのであった。一方、旗本の津軽采女は閑職が故に釣り三昧の日々。義父・吉良上野介の世話で、将軍の側小姓にとりたてられることとなった。
【下巻あらすじ】
「生類憐み」の考えが強まった「釣り船禁止令」のためなかなか釣りが出来ない采女は、釣道を極めんとして指南書『釣秘伝百箇條』を著したとされる投竿翁の足跡を追うことに。そして赤穂浪士の討ち入りで、敬愛する義父・上野介を失ってしまう。一方、相次ぐ禁令発布に抗った絵師の朝湖は、島流しの憂き目に……。ロマンに満ちた釣りを通して元禄の江戸を描く、長篇歴史活劇、完結。
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株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
TEL:03-5403-4320(直通)
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