アリヴェクシス、アステラス製薬と新規の創薬標的についての共同研究を開始

アリヴェクシス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 木村 俊

以下、「当社」といいます。)は、2024年6月17日付にて、アステラス製薬株式会社(以下、「アステラス」といいます。)と、アステラスが選択した新規創薬標的について、当社創薬プラットフォームModBind(TM)などを活用し新たな低分子化合物を探索する共同研究契約(以下、「本共同研究」といいます。)を締結いたしましたのでお知らせします。

本共同研究は、アステラスが選択した、これまでその機能を調節する化合物の報告のない新規の創薬標的分子について、ModBind(TM)を含む当社の計算創薬プラットフォームを活用することにより、新たな低分子化合物を見出し、革新的な治療薬の創製を目指します。また、本共同研究では、当社は、計算創薬プラットフォームを活用したin

silico評価に加え、複数の実験系の構築や化合物評価など、統合的な創薬研究を担います。アステラスは、研究成果に関する権利を獲得するオプション権を取得します。

【ModBind(TM)について】当社は、GPU(Graphics Processing

Unit)を利用した物理学ベースの分子動力学シミュレーションや大規模バーチャルスクリーニング・アルゴリズム、深層学習モデルなど、低分子創薬を劇的に加速する様々な計算創薬プラットフォームを有しており、自社創薬や創薬協働などを行い、すでに複数の臨床候補化合物を生み出してきています。

当社の多様な計算創薬プラットフォームの中でも、新規に開発したModBind(TM)は、従来のシミュレーション予測技術とは異なる理論的アプローチに基づき、化合物の薬効を高精度かつ従来法に比べ100倍以上高速に予測することができるアルゴリズムです。また、本手法は従来法で必要とされた対照化合物を必要としないため、化合物最適化のみならず、従来法では非常に困難であったランダムな化合物群からの有望なヒット化合物の発見についても、高精度な予測が可能です。すでに自社研究・外部協働の両面でその能力は実証されており、創薬プロジェクトの推進に貢献しています。

【アリヴェクシス株式会社 代表取締役CEO 木村 俊のコメント】

「アステラスとの共同創薬プロジェクトの契約締結を発表できることを大変嬉しく思います。本提携では、我々の独自かつ画期的なModBind(TM)シミュレーションの技術を活用することで、特定の創薬ターゲットに対する化合物発見を加速させることができるものと期待しています。本プロジェクトを通じて、我々の技術の高い有用性が実証されるとともに、高い患者ニーズを持つ疾病に対する新しい臨床候補化合物の発見に貢献できることを楽しみにしています。」

アリヴェクシス株式会社について会社名:アリヴェクシス株式会社 /Alivexis, Inc.

本社:東京都港区新橋1丁目18番21号 第一日比谷ビル7階

代表者:代表取締役CEO 木村 俊、 代表取締役COO 大野一樹

設立:2016年8月8日

URL:

https://alivexis.com

事業内容:最先端創薬テクノロジーを駆使したネットワーク型創薬企業 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000035986.html

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