伝統技術と地球環境を次世代に繋げていくためのプロジェクト第5弾“会津型”と捨てられる紙や木材からなる紙糸“TSUMUGI”がコラボレーションした「アップサイクル会津型」 を6月19日(水)より販売開始

を6月19日(水)より販売開始 ~喜多方伝統の染型紙で彩るサステナブルな生活雑貨~

業界の垣根を超えた各社が連携し、従来のリサイクルの枠を超えた新たな取り組みを展開する一般社団法人アップサイクル

(所在地:大阪市、代表理事 森原 洋)

は、「ネスカフェ」や「キットカット」をはじめとする使用後の紙資源や未利用の間伐材を紙糸にアップサイクルするプロジェクト「TSUMUGI」において、日本伝統工芸とのコラボレーション第5弾として、「染織工房れんが」(所在地:福島県喜多方市、代表:冠木

昭子) と制作した「アップサイクル会津型」を2024年6月19日(水) に販売開始します。

* 「創作」と「工芸」がひそむ芸術の街・喜多方市の伝統工芸“会津型”を次世代に繋げていくためのコラボレーション

「会津型」とは、江戸時代末期から昭和初期にかけて福島県・喜多方で製造され東北一円に広がっていた「染型紙」です。型紙を使って染色し、布地に模様をつけることを「型染め」と言い、喜多方は伊勢白子、京都、江戸と並ぶ染型紙の生産地でした。当地で生産した和紙・柿渋・水で作った渋紙に彫刻刀で紋様を掘り、藍染等によって繊細な模様をつけられることが特徴で、当時は着物や浴衣といった庶民のファッションとして広く親しまれていました。

洋服の普及や印刷技術の発展により、昭和10年頃には一度途絶えましたが、そのデザイン性の高さや型彫師の細微な技術が評価され、現在は福島県と喜多方市の有形民俗文化財にも指定されています。

<会津型の制作過程>

* アップサイクル紙糸「TSUMUGI」を用いた『アップサイクル会津型』を制作

こうした中、一般社団法人アップサイクルに参画している「ネスレ日本」や「神戸市」らが推進する使用後の紙資源や未利用な間伐材から紙糸を制作するプロジェクト「TSUMUGI」と、喜多方市で「会津型」の保存・普及活動に取り組む「染織工房れんが」による伝統技術と地球環境を次世代に繋げるためのコラボレーションが実現しました。

「会津型」に保存されている伝統的なデザインや技法を踏襲しながらも、東北地方で広く親しまれている「赤べこ」をはじめとする現代の生活にも馴染みやすいデザインを、「TSUMUGI」の生地に「型染め」しています。また生地の補強や防寒のため、東北地方で独自に発達した技法である「刺し子」を用いた伝統的な模様の製品も制作しました。手仕事ならではの味わいと、藍の優しさ・温かみのあるデザインが魅力です。一枚一枚に職人の想いが込められており、私たちの生活に新しい彩りを加えてくれます。

* 商品概要

ハンカチタオル(刺し子)

サイズ:25cm×25cm

販売価格:1,490円(税込)

ハンカチタオル(会津型)

サイズ:25cm×25cm

販売価格:1,490円(税込)

トートバック

サイズ:33cm×39cm×10cm

販売価格:3,990円(税込)

ランチトート

サイズ:13cm×30cm×11cm

販売価格:2,990円(税込)

フラットポーチ

サイズ:16cm×21cm

販売価格:2,490円(税込)

トラベルポーチ

サイズ:10cm×17cm×5cm

販売価格:1,990円(税込)

* デザイン例

赤べこ

* 販売場所

<染織工房れんが>

●住所 福島県喜多方市字1-4536 JR喜多方駅より徒歩15分

●時間 9:30~17:00(不定休)

<ネスカフェ 原宿>

●住所 東京都渋谷区神宮前1-22-8 JR原宿駅竹下口より徒歩2分

●時間 11:00~20:00

<ECサイト>

●URL:

https://tsumugi-upcycle.com/

参考資料

* 染織工房 れんが

「染織工房れんが」は、会津型の伝統と技術を守り、広めることを目的とした「会津型研究会」によって設立されました。会長の冠木昭子は、地域のイベントで講師を務めるほか、会津型を用いた商品の開発も行っています。

また、予約制の会津型の型彫り体験や、会員限定の定期的なイベント「型彫りカフェ」も開催しており、染織に魅了された人々が集い、交流を深めています。

* 一般社団法人 アップサイクルについて

一般社団法人アップサイクルは“現代および将来の世代のために持続可能な社会の実現”を掲げ、日清紡グループのニッシントーア・岩尾株式会社、ネスレ日本株式会社、「染織工房

れんが」をはじめとする36の企業や団体(※)からなる企業連携プラットフォームです。 ※2024年6月19日時点

団体概要

設立日:2023年2月7日

所在地:大阪市中央区本町3丁目

代表理事:森原 洋 (ニッシントーア・岩尾株式会社 繊維事業本部テキスタイル部長)

理事:嘉納 未來 (ネスレ日本株式会社 執行役員 コーポレートアフェアーズ統括部長)

副理事:上田 俊友 (TOPPAN株式会社 関西トッパンアイデアセンター本部長)

副理事:海保 学 (シーエヌシー株式会社 代表取締役)

事務局長:瀧井 和篤 (ネスレ日本株式会社)

WEBサイト:

https://upcycle.or.jp

* プロジェクト「TSUMUGI」について

プロジェクト「TSUMUGI」は、使用後の紙資源や未利用の間伐材を紙糸に生まれ変わらせる取り組みです。

紙糸は、天然繊維ならではの柔らかさと、軽量性、吸放湿性が特徴で、まるで自然の中にいるようなやさしい肌触りを感じることができます。しっかりとした縫製で、みなさまに長く愛用してもらえるようMade

in Japanならではの技術が詰まっています。

「TSUMUGI」という名前には、わたしたちと地球や社会・地域コミュニティを紡ぐ象徴として手に取っていただきたいという想いが込められています。

◇伝統技術と地球環境を次世代につなぐプロジェクト

第1弾:「アップサイクル加賀友禅手ぬぐい」を 2023年12 月 8 日(金)より販売開始

第2弾:「アップサイクル水引」を2024年1月31日(水)より販売開始

第3弾:アップサイクル「彩ひな(Irodori-Hina)」を2024年2月5日(月)より50対限定で販売

第4弾:「石見神楽コースター」を2024年4月25日(木)より販売開始

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