ナリス化粧品 ふきとり化粧水 国内販売シェア9年連続No.1
国内販売シェア9年連続No.1 ドラッグストア・一般流通の「ネイチャーコンク」が伸長、けん引。2015年度の調査以降、市場占有率過去最高を更新し15.8%。
株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義
本社:大阪市福島区)は、主力商品である「ふきとり化粧水」について、2023年度(2023年4月から2024年3月)の「企業別国内販売動向調査」を実施し、9年連続で国内シェアNo.1であることがわかりました。2023年度の当社の国内シェアは調査開始以降最高となる15.8%です。市場動向とともに当社の動向も併せて以下にまとめます。(調査会社:TPCマーケティングリサーチ株式会社
調査実施:2024年6月12日)
当社は、2015年度(2016年8月実施)から、ふきとり化粧水の国内販売動向調査を実施。2015年度に170億円だった市場規模は、2019年度には199億円と順調に拡大していたものの、その後はコロナの影響によるインバウンド需要の縮小や緊急事態宣言発令による店舗の休業など各社ともに低調となり、2020年度は170億円、2021年度は163億円と市場を縮小しました。2022年度には167億円と復調したものの、今回2023年度は158億円となり市場規模全体は減少傾向に転調しています。
「ふきとり化粧水」は従来は「化粧水」の大きなカテゴリーの中に分類されていましたが、2023年度にはアットコスメでも「ふきとり化粧水」カテゴリーが創出されるなど、他社からの新製品も多く発売されていることがわかっていますが、ブランドの定着までに時間がかかっているものと考えられます。
当社では2022年度のふきとり化粧水の売り上げは、最高級ブランドで訪問販売流通で販売している「セルグレース」のリニューアルの拡売が大きく影響したことで2,520(百万円)でしたが、2023年度の実績は2,490(百万円)と若干売り上げを落としました。ただし、ドラッグストアなどの一般流通で販売しているナリスアップブランドの「ネイチャーコンク」の販売が好調に推移していることで、会社全体では売り上げをカバーすることができました。
市場規模が減少しているものの、当社のシェアは15.8%となり、過去最高となりました。なお、売上高には当社のナショナルブランドに限り、ナリスブランド以外のOEM品、海外品は含まれません。当社では、今後もふきとり化粧水の理解促進・認知拡大・正しい使用方法の伝達などに努め、市場の活性化を図りたいと考えます。
【ナリスブランドのふきとり化粧水すべてに共通「コンク」名称へのこだわり】
当社では、ナリスブランドだけでも20品目以上のふきとり化粧水を取り扱っていますが、自社ブランドのふきとり化粧水には、すべての製品のブランド名もしくは製品名の一部に、「コンク」という名称を使用しています。(オールパーパスローションを除きます。)これは、研究開発者であった創業者の化粧品にかける思いから生まれた「concentrate(濃縮した)」の英語の頭の4文字から生まれた造語です。栄養を与える、滋養を与えるを意味する英語「nourishment」の造語から生まれた社名である「ナリス化粧品」の「ナリス/naris」は、「凝縮された栄養を肌に与えたい」という創業者の思いが込められたもので、ふきとってから栄養を与えることが大事だという考えは、92年以上前から今に繋がる当社の一貫した美容理論です。
1937年 初のふきとり化粧水「ナリス コンク」
1937年 初のふきとり化粧水「ナリス コンク」
【つめかえが売れる「ネイチャーコンク 薬用 クリアローション」】
発売後11年を迎える「ネイチャーコンク」。ブランド名に「コンク」が入る当社唯一のブランドです。
コットンを用いて使用するふきとり化粧水は、パッケージだけで正しい使用方法を伝えることが難しいと考え、訪問販売など対面販売を中心に展開しており、ドラッグストアなどの一般流通では発売してきませんでしたが、流通の顧客層のニーズに合わせて、2013年に初めて一般流通に投入した「ネイチャーコンク」は、着実にリピート率を伸ばし2023年6月~2024年5月の直近の1年間のリピート率は51.1%と5割を超え※、本体よりもつめかえの方が売れるブランドに成長しました。
約90年に及ぶ角層研究から生まれたアルコールフリー・弱酸性・無香料・無鉱物オイル・無タール系色素の「ネイチャーコンク」は、ハトムギ・月見草などの植物の保湿成分で、一人でも多くの人の肌の悩みに寄りそい、毎日続くキレイを応援したいと思います。
※株式会社True Date「Eagle Eye」を基にした自社調査 ネイチャーコンク 薬用 クリアローション つめかえ用 期間:2023年6月~2024年5月
ネイチャーコンク
ネイチャーコンク
【ふきとり化粧水とは】
余分な老化角質を取り除くことにより、肌のターンオーバーに働きかけ、後で使用する化粧品の浸透を高める目的で1937年に創業者である村岡満義により開発・発売。当時は「塗り重ねること」がスキンケアの常識であったため、常識を覆した商品として注目を浴びました。スキンケアで使用する「化粧水」は、洗顔の後に一種類だけを使用することが一般的ですが、当社では洗顔の後、「ふきとり化粧水」を使用してから「化粧水」を使用するという2種類の化粧水を使用する独自の美容理論のもと商品を構成しています。
【ふきとり化粧水の歴史と現状】
当社は1932年に研究職だった村岡満義が創業。肌の老化角質を取り除き、その後に使用する化粧品の効果を高めるための「ふきとり化粧水」を1937年に発売しました。創業当初から、社内に研究開発部門があり、角層の研究は85年を超えます。当社の調査では、ふきとり化粧水の認知率は、7割を超え、美容に関心のある女性の9割超が、ふきとり化粧水を使用しており、美容意識の高い人に使用されているアイテムとして認知が広がっているようです。尚、当社は、2017年にふきとり化粧水の国内販売シェア第1位を記念し、日本記念日協会に2月10日を「ふきとりの日」と申請し、認定されています。
◆ナリス化粧品の主なふきとり化粧水
【商品名】ルクエ コンク
【流通】訪問販売・ナリス化粧品店舗・通信販売
【価格】3,000円(税抜)3,300円(税込)
【容量】210mL
【発売日】2020年1月21日
ルクエ コンク
ルクエ コンク
【商品名】マジェスタ コンクα・マジェスタ コンクβ
【流通】訪問販売・ナリス化粧品店舗・通信販売
【価格】7,500円(税抜)8,250円(税込)
【容量】180mL
【発売日】2017年8月21日
マジェスタ コンクα
マジェスタ コンクα
マジェスタ コンク β
マジェスタ コンク β
【商品名】セルグレース コンク
【流通】訪問販売・ナリス化粧品店舗・通信販売
【価格】14,000円(税抜)15,400円(税込)
【容量】180mL
【発売日】2023年1月21日
セルグレース コンク
セルグレース コンク
【商品名】アウラス ザ フェイス クリア コンク(男性用)
【流通】訪問販売・ナリス化粧品店舗・通信販売
【価格】2,000円(税抜)2,200円(税込)
【容量】200mL
【発売日】2018年1月21日
アウラス ザ フェイス クリア コンク
アウラス ザ フェイス クリア コンク
【商品名】ネイチャーコンク 薬用 クリアローション
(販売名:薬用ローションW 10)医薬部外品
ネイチャーコンク 薬用 クリアローション とてもしっとり
(販売名:薬用ローションW9)医薬部外品
【流通】ドラッグストア
【参考価格】900円(税抜)990円(税込)
【容量】200mL
【発売日】2021年2月10日
ネイチャーコンク 薬用 クリアローション
ネイチャーコンク 薬用 クリアローション
ネイチャーコンク 薬用クリアローション とてもしっとり
ネイチャーコンク 薬用クリアローション とてもしっとり
【商品名】サイクルプラス スキン ライト二ング コンク
【流通】通信販売
【価格】2,400円(税抜)2,640円(税込)
【容量】150mL
【発売日】2018年7月25日
サイクルプラス スキン ライトニング コンク
サイクルプラス スキン ライトニング コンク
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