農林水産省 令和5年度野菜摂取量の見える化の取組結果を公表

ベジメータ(R)測定により推定野菜摂取量が328gまで改善し、目標摂取量350gに近づきました

株式会社LLCジャパン(代表取締役:前田学、横浜市) が取り扱うベジメータ(R)(光学皮膚カロテノイド量測定装置,野菜摂取量評価装置)

は,アメリカユタ大学の研究機関であLongevity Link Corporationn (以下 LLC社, Salt Lake City, Utha,

USA, CEO: Werner Gellermann PhD.)が製造している第4世代の装置です。

LLC社は2010年に世界で初めて野菜(果物)摂取量を評価する装置を発明

1)し、皮膚カロテノイド量測定を含む「生物学的組織におけるカロテノイドの非侵襲測定」に関する米国特許(2012年)を有しています。

2020年にはアメリカ農務省の研究者らによる第三者評価で「正確に野菜(果物)摂取量を評価できる装置」

2)として科学的な裏付けがなされており、世界中でゴールドスタンダードとして活用されております。

過去23年間でLLC社が販売した累計台数は全世界で25,000台以上に及び、延べ2,400万人以上の方が測定を受けており、世界170以上の研究機関で採用され、181の科学文献が公表されている

世界No.1の測定装置です。

農林水産省は2022年から、野菜を食べようプロジェクト「野菜摂取量の見える化の取組」とした野菜摂取量を評価する装置を用いた野菜摂取量改善の取組を行っており、2023年度の取組結果が6月20日に公表3)されましたのでご紹介します。

■野菜摂取量の見える化の取組

「野菜の日」(8月31日)の特別企画として、日頃の野菜摂取状況が把握できる測定機器を農林水産省内に設置する取り組みが行われました。2023年7月~9月

及び11月~12月に省内に機器を設置し、日頃の食生活に適量の野菜を摂取することが習慣となるような機会を作られました。

農林水産省:野菜摂取量の見える化取組イメージ(1)農林水産省職員向け:ベジメータ(R)、アメリカ LLC(Longevity Link Corporation

[])社製(2)来庁者向け:べジチェック(R)、ドイツ バイオズーム(

Biozoom

使用された測定機器(1)農林水産省職員向け(ベジメータ(R))

対象は農林水産省の本省職員のうち健康診断受診者と省内健診を受けない農林水産省の本省職員に対して実施されました。事前アンケートの回答者3,014人中2,646人がベジメータ測定を受け、その中から特定保健指導の対象者約60人に測定結果を活用した食生活指導が実施されました。

参加者全体の取組結果をみると、

1回目のベジスコアの平均は367.7(野菜290g程度)で、2回目の平均は416.2(野菜328g程度)と48.5ポイント(野菜38g程度)上昇し、目標摂取量350gに近づきました。

またベジスコア5分類の割合では、特にA判定(推定野菜摂取量350g以上)の割合が19.4%から35.4%と16ポイント上昇し、D判定(推定野菜摂取量200g前後)の割合が16.2%から6.2%と10ポイント減少しました。

また、2022年に各2回全て測定した方(ベジスコア406.9→425.1)については、2023年には測定回を経るごとにスコアが上昇する傾向(同427.5→432.2)がみられました。

農林水産省職員向け取組(ベジメータ(R))アンケートの回答と測定結果

測定前に行われたアンケートで野菜を「十分に摂取できている」「摂取できている」「やや摂取できている」と回答した人は全体平均よりもベジスコアが高い傾向がみられました。

カット野菜を食べる頻度では「頻度が低い」人、生鮮野菜を調理して食べる頻度では「頻度が高い」人、野菜ジュースを飲む頻度では「頻度が高い」人で、それぞれベジスコアが高いことが確認され、

自己調査による野菜に関する意識、頻度とベジスコアが相関することが確認されました。

野菜摂取に関する意識、頻度とべジスコアの相関関係(ベジメータ(R))測定後のアンケートでは、「野菜を意識して食べ続けた結果、それが数値となって表れるので

ゲーム感覚で面白かった」「日常の食生活の振り返りのための良い機会であった」「毎食野菜

は足りているのか考える習慣が身についた」「ベジスコアが高い人の食生活が知りたい」などの前向きな意見が多数を占めました。

(2)来庁者向けの取組結果(べジチェック(R))

農林水産省職員以外の一般来庁者(3,179回測定)を対象に、ベジメータ(R)の類似装置であるべジチェック(R)を使った調査が行われました。その結果では、測定者の約8割が摂取目標(350g以上)に達しておらず、前年の同約7割から約1割(10.2%)の

野菜不足者の増加が確認されました。

また2022年の本取組の資料4)を引用し、推定野菜摂取量の度数分布を比較したところ、「150g未満」と「175g」の割合が大きく上昇(37.5%→52.3%)し、「350g程度」と「350g以上」の割合が大きく減少(26.6%→16.4%)し、

測定1年後に推定野菜摂取量が100g程度大きく減少することが確認されました。

※べジチェック(R)(バイオズーム装置)の野菜摂取レベルは、連続変数(無限に中間値がある)ではなく、皮膚カロテノイド「量」ではなく離散変数(サイコロの目や10段階評価の通知表のように中間値がない)であり、平均値を用いた比較ができないため、度数分布で比較しました。

来庁者向けの取組(べジチェック(R))の結果■ベジメータ(R)日本国内発売5周年

ベジメータ(R)は2016年に第4世代の装置として発売され、日本では2019年5月に国内初の野菜摂取量評価装置として発売し、日本国内発売5周年を迎える運びとなりました。

これもひとえに皆様方のご支援とご厚情の賜物として深謝申し上げます。

今回農林水産省の取組で得られた知見を含め、世界の様々な分野の研究成果をフィードバックし、日本人の野菜不足の改善を通して「人々の持続可能な健康長寿社会の実現」を目指してまいります。

■ベジメータ(R)のホームページを全面リニューアルしました。

https://www.llcjapan.jp/引用 1. Mayne et al. Am. J. Clin. Nutr.,92,794 – 800

[](2010)

2. Radtke et al. Adv Nutr.,11,1282-1299

[](2020)

3. 農林水産省 野菜摂取量の見える化の取組資料

[]

(2024年6月)

4. 農林水産省 野菜摂取量の見える化の取組資料

[]

(2023年11月)

【会社概要】株式会社LLCジャパン/Longevity Link Japan Corporation代表 : 代表取締役 前田 学所在地 :

横浜市西区みなとみらい4丁目4番2号 横浜ブルーアベニュー12F電話:045-274-7984 メールアドレス:[email protected]

FAX:045-274-8006URL :

http://www.llcjapan.jpLongevity

Link CorporationCEO/Funder:Werner Gellermann PhD.Address:391 Chipeta Way, Suite

E, Salt Lake City, UT 84108URL :

http://www.longevitylinkcorporation.com/home.htmlNon-Invasive Optical

Biomarker for Personal Health

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000127441.html

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