大戦の原因は日本の軍国主義でも皇国史観でもなく、たった一人のアメリカ人の野望によるものだった。米共和党元党首ハミルトン・フィッシュが暴く日米開戦の真相。『ルーズベルトの戦争犯罪』刊行
米国史上最長の在任期間を誇り、後世の評価で名宰相とも言われる第三十二代大統領フランクリン・ルーズベルト。しかし彼の真実の姿は、日本を悪者にしアメリカを無理やり戦争に引きずり込んだ暴君だった。
株式会社ハート出版(本社:東京都豊島区池袋
代表取締役:日高裕明)は、日米開戦当時の野党・共和党党首であったハミルトン・フィッシュの著書を読み解くことで、当時のルーズベルト大統領がどのように日米両国を戦争に巻き込んでいったか、その歴史的真実に迫る書籍『ルーズベルトの戦争犯罪』を発売しました。
最近、日本でも東京都知事選が話題になっていますが、アメリカの大統領選の盛り上がりはその比ではありません。予備選挙や党員集会、そして候補者を実際に決定する党大会を合わせると、本選が行われる今年十一月の約一年も前から盛り上がり続けています。
そんな選挙で選ばれたアメリカ大統領の中で、四期四千四百二十二日という最長の在任期間を誇っているのが第三十二代フランクリン・ルーズベルト(FDR)です。
大統領就任は一九三三年三月。第二次世界大戦および太平洋戦争中に在任していました(終戦直前の一九四五年四月、在任中に死去)。
異例の長期政権に加え、大戦を勝利に導き、世界第一位の経済及び軍事大国への礎を築いたことから、ともすれば「名宰相」との評価もあるFDRですが、その実態は血と虚構と陰謀に塗り固められたものであることを当時政敵だった米共和党元党首ハミルトン・フィッシュが著書にて告発しました。この忘れ去られた著書を読み解き、日米開戦がルーズベルトの陰謀によるものであることを、現代の読者にもわかりやすくまとめたのが本書です。
著者の青柳武彦氏は「はじめに」でこう結論づけています。
「ルーズベルト大統領は、ドイツのナチスを抑え込むためには米国が立ち上がらなければならないと考えていた。しかし米国の八十五パーセントは不干渉主義だったし、ルーズベルト自身も戦争をしないことを公約して大統領になったので、世論を変える必要があった。そこで、ルーズベルトは当時、有色人種のくせに世界に台頭して目障りだった日本をして米国に戦争を仕掛けさせることを考えた。
そして米国議会にも国民にも内緒で実質的な宣戦布告(ハーバート・フーバー元大統領の表現)に等しい無理難題を押し付けて、真珠湾攻撃に立ち上がらせた。そして日本の卑怯な不意打ちを演出した。米国民は大いに憤激して、国内世論は一挙に戦争容認に傾いた。これによりルーズベルトは首尾よく戦争を開始することができた。日本は、こうした経緯の犠牲になったものである」
ではなぜこの結論に至ったのか。その経緯は本書にあります。
「日本はもちろんアメリカもルーズベルトにはめられて、日米開戦に引きずり込まれた」
この歴史的真実が一人でも多くの人に伝わることを願います。
※本書は平成29年に弊社より刊行された『ルーズベルトは米国民を裏切り日本を戦争に引きずり込んだ』を再編集し、普及版としたものです。
【書籍情報】
書名:ルーズベルトの戦争犯罪
著者:青柳武彦
仕様:新書版並製・328ページ
ISBN:978-4802401807
発売:2024.06.26
本体:1200円(税別)
発行:ハート出版
商品URL:
https://www.810.co.jp/hon/ISBN978-4-8024-0180-7.html
【著者】青柳武彦
(元)国際大学教授、学術博士。
1934(昭和9)年群馬県桐生市生まれ。県立桐生高等学校卒。1958年東京大学経済学部卒業、伊藤忠商事(株)に入社。同社シドニー店食品部長、本社農産食品部長、伊藤忠システム開発(株)取締役等を歴任。1985─1997年、伊藤忠とNTTの折半出資合弁会社の日本テレマティーク(株)社長、会長。1995─2006年、国際大学グローコム副所長・教授、2006─2016同客員教授。研究領域は、経済学、経営学、財政学、情報社会学、法律学、国際政治学、安全保障論と多岐にわたっており、社会科学のジェネラリストを自任している。
著書:『ビデテックス戦略』(インフォメーションサイエンス)、『サイバー監視社会』(電気通信振興会)、『個人情報“過”保護が日本を破壊する』(ソフトバンク新書)、『情報化時代のプライバシー研究』(NTT出版)、『マッカーサーの呪い
永久革命の種』『日本人を精神的武装解除するためにアメリカがねじ曲げた日本の歴史』(弊社刊)、『新・貨幣論
日本に長期成長をもたらす「政府貨幣」という新財源』(扶桑社)その他多数。
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