令和6年度の法改正・報酬改定から考える放課後等デイサービスのこれから~良い放デイ、悪い放デイって?のオンラインセミナーを開催<6月22日実施レポート>

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ぜんち共済株式会社 プレスリリース:2024年07月04日 報道関係者各位

令和6年度の法改正・報酬改定から考える放課後等デイサービスのこれから~良い放デイ、悪い放デイって?のオンラインセミナーを開催<6月22日実施レポート>

障害者向けの保険を取り扱う専門保険会社、ぜんち共済株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:榎本重秋)は、6月22日(土)に全国手をつなぐ育成会連合会の又村

あおい氏に登壇いただき、『令和6年度の法改正・報酬改定から考える放課後等デイサービスのこれから~良い放デイ、悪い放デイって?』と題しオンラインセミナーを開催しました。当日の様子をレポートします。

▼開催背景

令和4年現在で約30万人が通所している放課後等デイサービスは、2万近い事業所が開設されています。しかし、その増加の中で個々の状況に応じた適切な発達支援が行われていない事業所が少なからず存在しています。

この状況を踏まえて、令和6年4月に障害福祉サービス等の報酬が改定され、放課後等デイサービスに求められる役割が明確化されました。

改定に伴い何が変わったのか、また、放課後等デイサービスを選ぶ際のヒントや重要なポイントについて学んでいただくため、本セミナーを開催いたしました。

セミナーには、障害者福祉制度に詳しい全国手をつなぐ育成会連合会の又村あおい氏をお招きしました。▼開催概要日時 :2024年6月22日(土)10:00~11:45

参加費 :無料視聴方法:YouTubeライブ登壇者 :全国手をつなぐ育成会連合会 常務理事 兼 事務局長 又村 あおい申込者数:1,588名

▼当日の様子

1.令和6年4月から放課後等デイサービスは何がどう変わったのか又村氏より、令和6年4月の障害福祉サービス等の制度見直しの基本的な方向をご説明いただきました。

放課後等デイサービスに関しては、社会状況の変化にどう応えるかが非常に重要なテーマとなっています。具体的には、「質の確保」と「保護者の就労保障(両親が働く時代における)」が大きな柱です。また、放課後等デイサービスに関係する報酬改定のポイントを国が示した資料を読み解きながら、社会背景や改定が与える影響を掘り下げて解説しました。

2.放課後等デイサービスに求められる機能、役割

そもそも、放課後等デイサービスは、各検討会で整理された「障害児本人の最善の利益の保障」「家族支援の重視」「インクルージョンの推進」といった視点を基本理念として重視していることが前提としてあります。

そのうえで、自己肯定感が高まり多様性が尊重される中において、その子らしさが発揮できるようサポートしていくことが役割として重要です。

今後求められる役割として、5領域(「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」)全体をカバーしたうえで、特に重点を置くべき支援内容が整理されていることであると明示いただきました。

3.良い放デイ?悪い放デイ?

主観的な意味で「良い」と感じるか、「悪い」と感じるかは、保護者が放課後等デイサービスに対して何を期待しているかによって異なるものの、以下のポイントに焦点を当てていただきました。

・学習支援のみ、スポーツのみの事業所を含め、5領域をカバーした支援が実現されているかどうか

・保護者の就労支援に関しては、利用日数が増えがちになることも踏まえ、子どもの発達支援との兼ね合いが考えられているか

・家族支援に関しては、保護者が一堂に会して勉強する、事業所での良い支援を家庭に持ち帰れるようにする取組みがなされているか

・将来的な自立支援に関しては、18歳以上になった時のことを見据えて、自力通所の支援だけでなく、放デイ以外のサービス(移動支援を使って趣味を楽しむなど)や、自宅での留守番ができるための支援などを提案してもらえるか

4.質疑応答限られた時間の中ではありましたが、様々な立場の方から事前に寄せられた200近くの質問に、専門家の観点から回答いただきました。▼参加者の声

・初めての参加でしたが、とても分かりやすく勉強になりました。・放デイがどのような報酬やルールで動いているのかはあまり知らなかったので、学べてよかったです。

・複雑な内容を大変わかりやすくお話いただき、頭にすっと入ってきました。障害児者は、情報の差が生活の差だと思います。

・放デイをまさにこれから検討する段階で、相談員さんからご紹介を待っている状況でしたが、見学の際は今回のお話を元に決めていきたいと思いました。

・4月からの放デイの時間変更等に戸惑いを感じていましたが、趣旨を理解することができました。・現在、現場から少し離れているので、現状を知るよい機会となりました。

・サービスを提供する立場で、聴講させていただきましたが、とても参考になる内容でした。今回の法改正の意味もよくわかり、職場の運営にも活かしていきます。▼

ぜんち共済が目指すもの今後もオンラインセミナー等の情報提供を通じて関係者、社会の皆様の理解を深め、誰にも優しい社会の創造を目指してまいります。

ぜんち共済ホームページ

https://www.z-kyosai.com/【会社概要】社 名

:ぜんち共済株式会社所在地 :東京都千代田九段北3-2-5九段北325ビル4階代表者 :代表取締役社長 榎本 重秋

事業内容:少額短期保険業(関東財務局長(少額短期保険)第14号)URL :https://www.z-kyosai.com/

https://www.z-kyosai.com/ 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000012821.html

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