子育てに困難を抱える家庭へのアクセシビリティ改善事業」(一般財団法人ちくご川コミュニティ財団)に採択されました!

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一般財団法人ウェルネスサポートLab プレスリリース:2024年07月15日 報道関係者各位

【休眠預金等活用事業2023年度緊急枠】「子育てに困難を抱える家庭へのアクセシビリティ改善事業」(一般財団法人ちくご川コミュニティ財団)に採択されました!

一般財団法人ウェルネスサポートLab(所在地:福岡県福岡市、代表理事:笠

淑美、以下「ウェルサポ」)は、【休眠預金等活用事業2023年度緊急枠】「子育てに困難を抱える家庭へのアクセシビリティ改善事業」(一般財団法人ちくご川コミュニティ財団)の採択を受け、2024年7月より、「かかりつけナースと家事の家庭教師の健康支援による子育て世帯の主体でしなやかなつながりづくり事業」を実施いたします。

本事業では、子育て世帯が身心ともに健康的(課題に対して人と協力して取り組むことができる状態)になることで、主体に必要な情報やサービスにつながることができる状態を目的とし、かかりつけナースチャットサポート(

https://www.wellsuppo.or.jp/service

)による「専門家とつながる」事業、家庭内家事人材の育成による「生活圏内の住民とつながる」事業、データベースの整備による「情報とつながる」事業、生活圏内の企業や行政への啓発による「社会とつながる」事業を実施します。そのことにより、本事業の受益者だけでなく当該地区の子育て世帯がウェルサポを「かかりつけナース」として認知し、一人で不安不調を抱え込むことなく、安心して健康的な暮らしを営むことができると考えています。

【事業の背景】 *

令和3年度経済産業省フェムテック等サポートサービス実証事業:福岡市に住み働く20~50代の女性530名を対象にLINEによる相談を実施。実証事業に参加した女性の約7割が、健康と仕事を両立するためにパートナーや家族から家事育児サポートを必要としていることが明らかになった。(

https://drive.google.com/file/d/1NKSFYB11Dq_Y0ENSqmlJU_i6oHjNLA90/view)

*

令和5年度内閣官房「地域における孤独・孤立対策に関するNPO等の取組モデル調査事業:福岡市内の子育て世帯の女性100名(他男性・子ども10名)を対象にLINEによる相談および家事サポートを行う事業を実施。収入や子どもの人数に関わらず6割が家事育児を理由に身心不調を感じていた。また、顔が見える関係性作りで9割が自身の不調を話す相談相手が増加した

https://drive.google.com/file/d/1KGdYzEGXYV_g4H9j5-HUkvnJb0a6Cbmf/view?usp=drive_link

*

自主事業(企業福利厚生によるチャットサポート・医療福祉機関と連携しながらの「自費看護サービス」):一般会員や中小企業4社(福利厚生)オフラインでの両立支援を含めたサポートを実施。7割の方が既往歴を持ちながら働いており、睡眠不良、メンタル不調が多数見られている。健康度が低いほど他者とのやり取りが減っていく傾向にある。

日本全体で少子高齢化の課題解決のための働き手確保に向けて女性の就労が注目されるなか、子育て世帯では核家族化からくる無償ケア労働(家事・育児・介護等)の負荷が一要因となり、睡眠障害や産後・育児鬱、女性特有の健康課題等々、様々な不調症状を複数かつ長期にわたって抱えており、子育て世帯の身心の健康度が低下し、「健康的な身心で子育てや働くこと」「健康的な暮らしを営むこと」が困難な状況にあると考えられます。

【主な事業内容】

本事業では、子育て世帯が一人で不安不調を抱え込むことなく、安心して健康的な暮らしを営むことを目的とし、かかりつけナースチャットサポートと家事サポーターによる家事の家庭教師を対象地域在住のモニター子育て世帯200名に対し実施します。実施にあたり、かかりつけナースチャットサポートと家事の家庭教師のモニターを募集します。

モニター募集URL(

https://www.wellsuppo.or.jp/housework) * モニター種類

1.かかりつけナースチャットサポート150名2.かかりつけナースチャットサポート+家事の家庭教師50名 * サポート内容

1.かかりつけナースを窓口に他専門家(助産師、管理栄養士、健康運動指導士、社会福祉士、緩和ケア認定看護師)と協働して身心不調の改善とその要因の解決のための医療福祉機関や社会資源へコーディネートします。7時~21時まで相談対応を実施(相談受付は24時間)※緊急時は担当ナースが判断します。

2.地域の家事のベテランサポーターが自宅訪問型で同居家族(パートナー、小学生以上の児童、他家族)に家事レクチャーをしながら家事サポートと家庭内家事シェア体制を整えます。食事4コマ(座学&実技)、生活3コマ(実技)、補講3コマ(希望者のみ)各90分 *

対象者

1.福岡市内または久留米市近郊に居住の子育て世帯(1子目の妊娠期でも可能)の女性または男性150名2.上記対象地域の50名 *

期間:2024年8月~2025年1月の6か月間

*

費用:無料(2.は食事の材料費のみご負担ください)

*

条件:期間中、かかりつけナースによる面談・3回程度のアンケート回答、2.のみ自宅訪問型(やむを得ず難しい場合は要相談)

* 体制図

その他にも、福岡市や久留米市の医療福祉施設、行政窓口、NPO等の社会資源や、身心の不調を改善する「食事」「運動」「睡眠・養生」習慣改善情報をとりまとめ、データベース化する「情報とつながる事業」、上記事業で明らかとなった子育て世帯の現状と課題などの成果をまとめたハンドブックを作成し、事業から見えてきた「地方中枢都市・中核都市の子育て世帯の状況と課題」について社会に認知と理解を求めることを積極的に行う「社会とつながる事業」も合わせて実施いたします。

【その後の展望】

「家事サポーターを活用した家事サポート兼家庭内家事人材育成」事業を対象地域を中心とした福岡市内で非営利(自団体の寄付事業)・営利(個人または中小企業内育児休暇中の福利厚生)の両事業で展開を行う他、他地域展開、各自治体の「子育て支援サービス」の一環となるモデルも展望を描いている。その他、本モデルを基にした「育児休暇中の男性やこども対象の家事教育プログラム」等のサービスの展開も行う予定。

【代表メッセージ】

笠 淑美(Yoshimi Ryu)

大学時代に受けた父の余命宣告から、約10年間の療養生活を家族と共に過ごしてきました。幸い、ナース・ケアマネージャーとなった二人の妹が最強のサポーターとしてサポートしてくれたおかげで、私自身は自分らしく働き続けることができましたが、「それは全ての人に必要なもの」という思いから「かかりつけナース」の仕組みを考えるに至りました。そして当時利用者であったご婦人の遺贈寄付により、「健やかな未来を次世代へ」との願いを込めて、一般財団法人として本格的に活動をスタートしました。

本事業は、一見、日々の暮らしを精一杯おくるあまり「助けを求める」ことさえ思い及ばない当事者と、周りからも「助けが必要だ」と認識されずに、核家族内で家事育児を誰か一人で、または各家族単体で負担する、子育て世帯の不安不調の常態化を目の当たりにしたことにより着想したものです。「カラダもココロも健康でありたい」「自分らしく働きたい」「キャリアを積み重ねたい」家事・育児が原因で、この当たり前の願いが叶えられないという多くの子育て世帯の現状を少しでも軽減したいと思っています。

私自身、子どもも含めて家庭内でことあるごとに何度も話し合い、周りの大人たちみんなで家事サポートだけでなく、それを通して子どもたちに家事レクチャーをしてもらったおかげで、家庭のことや、子育ての悩みも共有でき、つらいときもなんとか乗り切ることができました。家族みんなで一歩を踏み出したいという方のために、親身になって寄り添えるサポートができればと願っています。

【団体概要】団体名:一般財団法人ウェルネスサポートLab代表理事:笠 淑美住所:〒810-0004 福岡市中央区渡辺通2-9-20-1103

電話:092-231-9762設立:2020年1月

事業内容:不安不調期・療養期の意思決定支援事業、不安不調期・療養期のコーディネート看護ケア事業、ウェルビーイングに関する地域貢献人材育成事業、終活コーディネート事業

HP:https://www.wellsuppo.or.jp/

https://www.wellsuppo.or.jp/ 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000106533.html

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