高齢者のフレイル予防に! フレイル予防のための冷凍スープ「母へ贈る健康習慣スープ」を7月18日よりMAKUAKEで先行販売開始

フレイル予防のための冷凍スープ「母へ贈る健康習慣スープ」を7月18日よりMAKUAKEで先行販売開始

食べて健康習慣!普段の食事にちょい足しで心もからだも健康に。

「フレイル」とは、年を重ねることで体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった虚弱状態のことを指します。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。大事なことは、早めに気付いて適切な取り組みをすること。そうすれば、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。株式会社グラノ24K(福岡県遠賀郡岡垣町

代表取締役

小役丸秀一)は、食を通じて多面的に「フレイル予防」へアプローチすることにより、いきいきとした健康長寿社会を目指し、7月18日よりMAKUAKEにて「健康習慣スープ」の先行予約販売を開始いたしました。

「フレイル」をご存じですか?

「おいしくものが食べられなくなった」、「疲れやすく何をするのも面倒だ」、「体重が以前よりも減ってきた」

こんな傾向はフレイルかもしれません。「フレイル」とは、年を取って体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった虚弱状態のことを指します。そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。大事なことは、早めに気付いて適切な取り組みをすること。そうすれば、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。また、加齢による虚弱と聞くと、骨や関節、筋肉が衰えていく「身体」の虚弱をイメージしますが、身体だけではない多面的な側面があります。

うつや認知機能の低下と言った「心理的/認知」の虚弱、閉じこもりや孤食と言った社会とのつながりがなくなる「社会性」の虚弱。これらの各状態が進行していくことで、要介護状態へ進んでいくと言われています。(公益社団法人東京医師会

フレイル予防より

https://www.tokyo.med.or.jp/citizen/frailty

しかしながら、可逆性(健康な状態へ戻ること)もあるため、予防や進行防止のアプローチが有効でもあります。そこで、食を通じて多面的に「フレイル予防」へアプローチすることにより、いきいきとした健康長寿社会を目指して行きたいと考え、今回のフレイル予防食が誕生しました。

【野の葡萄が考える「フレイル予防食」とは…】

フレイル予防の為に推奨されている10の食品群(「さ(魚)・あ(脂)・に(肉)・ぎ(牛乳)・や(野菜)・か(海藻)・い(いも)・た(たまご)・だ(大豆・大豆製品)・く(果物)」)の数品目が手軽に摂れる冷凍スープシリーズです。

1.からだ(身体的)のフレイル予防

管理栄養士監修の不足しがちな栄養素を手軽に摂取できるシリーズです。特にフレイル予防では大切になってくるエネルギーとタンパク質に焦点を当て、1食当たりタンパク質を10g以上を含む商品です。

塩分や鉄分・カルシウムと言った特定の気になる栄養素をクローズアップしたものも含みます。

2.こころ(心理的・認知的)のフレイル予防

食事に対して意欲がわかない、外食に出かけることが出来なくなった、食べたいものがない等の状態の方へ、例えば外食で食べたおいしかった=楽しかった思い出を想起して頂けるシリーズです。「そう言えば、あの時食べたあれ、おいしかったなぁ」「○○さんと食べに行って楽しかったよね」と楽しい想い出と共に食への意欲や、外食、外出への意欲向上を目指します。また、レンジアップ中にできる「脳トレ」や簡単なストレッチや体操をリーフレットに提案することで、楽しく認知症対策ができるような商品です。

3.つながり(社会性)のフレイル予防

この1食を食べることで、社会貢献していることを感じられる商品ラインナップです。例えば、地元農家さんの「規格外野菜」や近隣漁師さんの「未活用魚」を使った商品です。長年、野の葡萄が行ってきた「6次化」の取り組みの延長線上にあり、社会的意義のある取り組みでもあると考えます。この1食に使われている規格外野菜は、何でどんな栄養価があり、どのくらい使用しているかがわかり、生産者の顔が見えるリーフレットや未活用魚の特徴が書いてあるリーフレットを同梱するなどしながら、社会貢献や社会とのつながりを感じて頂ける商品です。

「フレイル予防食」概要

■フレイル予防冷凍スープ3食セット ¥1,800(税別)+送料

*もち麦入り 参鶏湯風スープ×1

1食でたんぱく質が11.8g摂れるスープです。九州鶏ともち麦、こんにゃく米をはじめとしたオリジナル雑穀米を使用しています。なつめや松の実、くこの実、生姜等、漢方に使われる食材も使用しています。

容量:150g

*和漢膳カレースープ×1

野の葡萄のオリジナル薬膳カレーにあごだしを加えた優しい味わいのスープです。ブロッコリーやレンコン等ごろごろ具材で「噛む」ことにも特化したスープです。

容量:150g

*17種類の野菜のミネストローネ×1

100g中の塩分が0.2gと言う塩分控えめのミネストローネです。17種類の国産野菜を使い、トマトは地元岡垣町の太田さんの規格外トマトを使用しています。

容量:150g

商品開発のきっかけは「母」

開発担当 商品企画 吉田 雅子

「フレイル予防食」を開発するきっかけとなったのは、私の母の食への興味の低下を目の当たりにしたことでした。もともとの持病もあり、体力も低下しがちだった母が、一時期まったく食欲がなく、食べると下すからと言う理由で、まともな食事を摂らなくなり、みるみるやせ細っていきました。タンパク質やエネルギーが摂れるようにと何か料理を作っても、手を付けない日々の中で、切実にこんな時に栄養価がしっかり摂れて、高齢者が食べやすい何かがないだとうかと感じました。色々と探しても、「介護食」寄りのものしかなく、「食事」として美味しく、楽しく食べられるものをと考え、生まれたのが今回の「フレイル予防食スープ」です。

「フレイル」について調べていくうちに、当初は身体面の「栄養補給」と言う部分に着目していましたが、身体面だけではなく認知面や社会性と言った側面もあることを知りました。

そんな時に、お客様から「昔はよくおたくのレストランにご飯を食べに行ってたのよ!今は、もう年も取って運転も出来なくなったから、全然行けなくなったけどね」と言うお声を頂き、私共のお店へお越し頂いた時の美味しかった、楽しかった思い出を想起して頂けること、それを思い出してお声かけして下さる方がいらっしゃること、きっとまた私共のお店に行きたいなぁと思って下さっているのではないかと感じ、その「楽しかった気持ち」をご自宅でも味わって頂くことで、認知面や心理面のフレイル予防につながるのではないかと考え、

フレイルの側面ごとの商品開発を行いました。母が食べられるものをと言う想いから始まったフレイル予防食ですが、多くのシニアの皆様へお届けし、普段の食事にちょい足しして頂いたり、食べられない時の一助になればと考えています。

これまでの歩みと今後の展望 ─「健康を食べに来てください」から「健康をお届けします」へ ─

グラノ24Kはこれまで地産地消や地域全体の6次化を軸としたレストラン・ブライダル事業の展開、地域に根差した商品開発等を行ってきました。その取り組みは、経済産業省の農商工連携88選や環境省のローカルSDGsの先進的取り組み事例として取り上げて頂いております。その中でも地産地消をテーマとした健康応援レストラン「野の葡萄」は、ご賛同下さる多くの仲間に恵まれ、全国に店舗展開を行って参りました。地元の生産者さんから分けて頂いた規格外の野菜などをレストラン用の惣菜に加工し、全国のお店へ提供して参りました。様々な社会情勢の影響により、ビュッフェレストランが減っていく中、規格外の野菜などを使った冷凍惣菜の開発に取り組み始めました。

今回、シニア向けフレイル予防食の開発を進める中で、野の葡萄のキャッチコピーである「健康を食べに来てください」と言うフレーズを「健康をお届けします」に変え、いきいきとした健康長寿社会の一助となる商品を展開して参ります。今後、さらに味のバリエーションや「乳酸菌」に特化した商品開発などを進め、おいしく手軽にフレイル予防に取り組めるような商品をお届け致します。

株式会社グラノ24Kについて

社名:株式会社グラノ24K

本社所在地:福岡県遠賀郡岡垣町手野183番地

代表取締役:小役丸 秀一

設立: 1995年2月1日

事業内容: 旅館、レストラン、ウエディング、ギフト、パン、菓子製造販売、ハムソーセージ製造販売、惣菜製造販売

HP:

https://budounoki.co.jp/

オンラインストア:

https://oishitsushin-budounoki.com/