株式会社ファインとケンブリッジ大学、共同研究を開始

2024年7月22日

健康食品、医薬品、介護用食品及び化粧品などを研究開発・製造・販売する株式会社ファイン（本社：大阪市淀川区、代表取締役：佐々木

信綱）は、ケンブリッジ大学（イギリス）と共同で、健康食品に関する新たな研究プロジェクトを開始することを発表いたします。本共同研究は、健康食品の機能性に関する科学的根拠を強化し、さらなる製品開発を目指すものです。

■研究概要今回の共同研究では、以下の点に焦点を当てます：研究テーマ：神経変性疾患に及ぼすオートファジー促進成分の影響研究期間：2024年7月研究内容：in

vitro（生体外）でオートファジー促進機能が立証された成分に関して、神経変性疾患の観点からin vivo（生体内）での評価を実施する。

期待される効果：新しい認知機能改善剤の開発■背景

世界の人口は高齢化が進んでおり、65歳以上の年齢層が最も急速に増加しています。2050年までに世界の6人に1人が65歳以上になると言われています。世界的な高齢化社会が進んでいる中で、パーキンソン病やアルツハイマー病などの神経変性疾患の患者は増加し続けています。神経変性疾患は異常タンパク質の蓄積により、神経細胞が死んでしまうことにより発症します。

オートファジーはこの異常タンパク質を分解することが知られており、オートファジーを活性化させることは神経変性疾患を予防するうえで極めて重要であると考えられています。消費者のニーズに応えるためには、科学的根拠に基づく高品質な製品の提供が不可欠です。本共同研究により、当社はさらなる製品の改良および新製品の開発を目指し、消費者の健康増進に寄与することを目指します。