これからの医療福祉職が知るべき社会課題とは?社会を支える新しい働き方を考えるトークイベント『ちょっと変わった医療福祉のお仕事展2-制度と制度の隙間をつなぐお仕事編-』を8/31(土)にオンライン開催

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Ubdobe(ウブドベ) プレスリリース:2024年07月24日

これからの医療福祉職が知るべき社会課題とは?社会を支える新しい働き方を考えるトークイベント『ちょっと変わった医療福祉のお仕事展2-制度と制度の隙間をつなぐお仕事編-』を8/31(土)にオンライン開催

ちょっと変わった医療福祉のお仕事展2 -制度と制度の隙間をつなぐお仕事編-

NPO法人Ubdobe(所在地:東京都世田谷区、代表:岡

勇樹)は2024年8月31日(土)に、転職を考える医療福祉職従事者や就職を考える学生などを対象に、医療福祉職の “ちょっと変わった”

仕事を紹介し医療福祉人材の働き方の多様性について考えるオンライントークイベント「ちょっと変わった医療福祉のお仕事展2

-制度と制度の隙間をつなぐお仕事編-」を実施。昨年に引き続き、二回目の開催となります。医療福祉業界と社会全体に求められている孤独・孤立へのアプローチ

2024年4月1日に「孤独・孤立対策推進法」が施行されるなど、社会的孤立や孤独、それが与える心身への影響は、現代の大きな社会問題のひとつとして取り上げられています。政府の孤独・孤立に関する全国実態調査では、何らかの形で「孤独感がある」と回答した人の割合は約4割に達しました。(※1)

この調査によると、「孤独感がしばしばある・常にあると感じている」と回答している人の外出頻度は、「週1日~2日程度」以上と比較し、「週1日未満」もしくは「外出しない」が高くなっています。(※1)そのため、様々な理由により自由に外出することができない障害のある方や難病の方にとっても孤独の課題は深刻なものであると思われます。また、不安や悩みの支援を行政機関やNPO等から受けていないと答えた割合は約80%を超える(※1)ことから、NPO等の団体をより活用いただけるような機会や情報提供が必要であると考えます。

しかしながら、実際の現場に目を向けると、現状の医療福祉をとりまく法律や制度において、障害のある方や難病の方の孤独感の解消にまで目を向けた取り組みを行っている施設はまだまだ多くありません。そこには、制度の問題や医療福祉職の業務過多、人手不足の問題がありますが、多様なサービスを提供し、多様な働き方を実践する実例を知っていただくことが必要であると考えます。医療福祉業界の人材を確保することで、社会課題とも呼べる“孤独感”を抱える人々をとりこぼさず、サポートできるような施設が増えることが社会全体のニーズとなっています。

そういった背景から、昨年、医療福祉業界において、制度と制度の隙間を埋めるような、独自のユニークな取り組みを行っている医療福祉施設の方をお招きし、現場の働き方を紹介する『ちょっと変わった医療福祉のお仕事展』の実施に至りました。そしてこの度、昨年参加された医療福祉従事者の皆様からご好評いただけたこともあり、第二回を実施する運びとなりました。

医療福祉業界で就職や転職を考えている方や学生に向けて、従来の形に捉われないこれからの現場、そしてこれからの人材について議論し、多様化する働き方を知っていただく機会となります。

※1孤独・孤立の実態把握に関する全国調査(令和5年実施)

https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/zenkokuchousa/r5.htmlイベント概要 *

日程:2024年8月31日(土)

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時間:14:00-17:00

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会場:オンライン配信(YouTubeを予定)

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参加費:一般500円

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申し込み:https://peatix.com/event/4066187

https://peatix.com/event/4066187

本イベントはPeatixからの事前申し込み制のイベントとなります。必要事項をご記入の上、Peatixよりお申し込みください。オンライン配信でのご視聴を希望の方は、視聴用URLをお送りいたします。

本イベントでご紹介するちょっと変わった4つの施設の取り組み「子どものチャレンジをまって、まって、まって、まって、まつお仕事です」

ー公益社団法人そらぷちキッズキャンプ

北海道滝川市で、難病とたたかう子どもたちの自然を通じた体験を作っているそらぷちキッズキャンプ。ここでは、看護師、特別支援学校の教員といった経験を持つプロフェッショナルが、キャンプに訪れる子どもたちやその家族を出迎えて自然体験やアクティビティを楽しんでいただいています。

どんな声かけや積極的なアプローチがされているのか?と思いきや、スタッフの方がまず大切にされているのは、「待つ」こと。その背景には、とことん子ども主体を考えているからこその熱い想いとこだわりがありました。

病気や障害のある子どもの心に寄り添うその姿勢は、子ども本人のみでなく、そのご家族の社会からの孤独感解消にも寄り添うことに繋がっていきます。

「カオスにまみれながらハプニングを楽しむお仕事です」ー株式会社Happy兵庫県神戸市長田区、六間道商店街。

職種や年齢、国籍などが異なる人々が出入りし、その数は1週間で200名に上るという、介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」は、介護の常識を覆す存在として医療福祉業界に大きな衝撃を与えています。中を覗けば、入居されている高齢者の方が、地域の方とダンスを踊っていたり、その横で子どもたちがドローンを飛ばして怒られていたり・・・。そんなはっぴーの家では、もちろん毎日たくさんの想像を超えるハプニングが発生しています!現場の働き手の皆さんは、そのトラブルをどう乗り越え、そして楽しんでいるのでしょうか?

年齢、国籍、障害の有無、血の繋がりを超えて“カオス”を実現するこの「はっぴーの家ろっけん」の環境が地域の孤独感解消にも寄与しています。

「エモすぎるプールで、最新のリハビリを提供するお仕事です」ー医療法人かがやき かがやきキャンプ

岐阜県岐阜市にある、重度の身体・知的障がいがある子ども、医療的ケアを必要とする子どもと、その家族のための医療型短期入所施設。

リハビリの専門職が、子どもたちの「食べる」「寝る」「遊ぶ」力を養い、「誰とでも・どこでも、食べて・寝て・遊べる子ども」を目指して伴走。宿泊ができる環境が整っており、家族ごとのエンパワメント施設として運営されています。特に注目すべきはエモすぎるプール!インスタ映え?と思いきや、そこで行われているリハビリにこそ、かがやきキャンプの技と想いが隠されているのです。

家族ごと支援をすることで家族全員の孤独感に寄り添うことのできる施設です。「森の奥の『病気じゃなくても行ける診療所』をつくるお仕事です」ーほっちのロッヂ

長野県軽井沢町。ほっちのロッヂは、元々里山だった林の中にたたずむ「ケアの文化拠点」。

施設の中には診療所と大きな台所があり、訪れる人と迎える人が「患者と医療者」ではなく「個人対個人」として関わることができるようにつくられています。日頃から子どもたちが集まって遊んだり、アートワークショップが行われたりと、人々の過ごし方も多種多様。病気の人もそうでない人も日常的に集まることのできるこの場所は、文字通りの「文化拠点」として地域に根付こうとしています。

病気ではなくても行くことができ、個人対個人として関わっていく施設として、誰もがいつでも頼ることができるような場所を目指しています。本イベントのプログラム詳細

プログラム1 就職説明会でも相談会でもない新しい医療福祉職の働き方を考える「トークイベント」

このイベントは、就職や転職を視野に入れた医療福祉職や学生を対象としていますが、就職説明会でも相談会でもありません。「トークイベント」という形式を取ることによって、仕事を選ぶ以前の医療福祉職のあり方、働き方を考える文化形成を目指しています。肩の力を抜いて新しい医療福祉職の働き方を知る場にしていただければと思います。

プログラム2 全国から選りすぐりの4施設が登壇

このイベントの登壇者は、全国をフィールドに活動を行ってきたNPO法人Ubdobeが選定しています。参加者は、第三者による客観的な視点で選定した「ちょっと変わった」施設が提供する働き方を知ることができます。

プログラム3 「現場スタッフ」から話を聞くチャンス!

このイベントでは、経営者だけでなく現場で活躍するスタッフもゲストとして出演。現場のリアルな日常について聞くことで、医療福祉従事者や学生が自身の「働き方」についてより具体的なイメージを持って考えるきっかけに繋げます。

登壇者公益社団法人そらぷちキッズキャンプ(北海道滝川市)

佐々木 健一郎執行理事/事務局長

宮崎県生まれ大阪府育ち。前職は造園系コンサルタント会社及び、日本公園緑地協会に研究員として勤務。2004年から「そらぷち」の立ち上げに参画し、2007年5月には北海道に移住。現在は、医療ケア付キャンプ場の現場責任者として管理運営を行いながら、広報PR・ファンドレイジングのため、月に一週間程度は上京し各種戦略会議や企業訪問などを行っている。

宮坂 真紗規医療・食事ディレクター(看護師)新潟県佐渡生まれ、東京都深川育ち。前職は、聖路加国際病院小児科に勤務。小児救急の経験、小児訪問看護の経験も持つ。

2004年から、そらぷちキッズキャンプの立ち上げに関わり、2010年春には北海道滝川市に移住し、医療担当の専任職員となる。キャンプの現場では、子どもや家族に寄り添いながら「新しい医療・看護のあり方」を模索し続けている。

医療法人かがやき かがやきキャンプ(岐阜県岐阜市)

藪本 保理学療法士/健康運動指導士

理学療法士免許取得後、障がい児に対する小児理学療法分野で活動。障がい児・者スポーツに興味を持ち、障がい児・者水泳に関わる。一方で、脳性麻痺児に対する運動療法に関する研究や知的障害児に対する体力評価に関する研究を行う。現在、医療法人かがやきにて、重症心身障害児・医療的ケア児のための医療型短期入所施設及びメディカルフィットネス事業に関わっている。

橋本 祥子看護師/2児の母

看護師免許取得後、都内の総合病院勤務。結婚出産後、医療法人かがやきに就職し在宅訪問診療・訪問看護に従事。かがやきキャンプ開所と共に重症心身障がい児・医療的ケア児と関わる。

ほっちのロッヂ(長野県軽井沢町)

藤岡 聡子

ほっちのロッヂ共同代表。徳島生まれ三重育ち。夜間定時制高校出身。「老人ホームに老人しかいない違和感」を元に24歳で有料老人ホーム創業後、「長崎二丁目家庭科室」を経て「診療所と大きな台所があるところ

ほっちのロッヂ」共同代表。共著に『社会的処方』『ケアとまちづくり、ときどきアート』。主な掲載先にAERA「現代の肖像」など。

澤 智子

滋賀生まれ滋賀育ち。資格は英語教員の免許所持。1年間の休学中に出会ったヒントをもとに「私らしく私をつくり続ける」を実践するため、「子ども起点の働き手」としてほっちのロッヂ/医オレンジに新卒入社。医療的ケアや障がいの有無や年齢を問わず、あらゆる子どもを起点に「好きなことをする仲間として出会う」場をデザインしている。

株式会社Happy(兵庫県神戸市)

首藤 義敬株式会社Happy 代表取締役

暮らしの中にあるアタリマエをリノベーションする会社「株式会社Happy」代表取締役。企画の段階から100人以上の町の人と議論を重ねつくった多世代型介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」を運営。現在は週に200人が遊びにくるリビングとなっている。"遠くのシンセキより近くの他人"の価値を見直すことで、子育ても介護も若者も暮らしが豊かになるという仮説を検証中。

石山 樹野(きの)介護士 兼 表現者。1999年11月18日北海道恵庭市に生まれる。

大学をドタキャンし1人旅をした末に、現在働いている介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」にたまたま出会う。

カオスの中でを経験していく「生と死」が表現にどう響いていくのか追求しながら、 自身の人生を更新するため活動中。⚫︎MC

NPO法人Ubdobe(ウブドベ)代表理事 岡 勇樹

1981年東京生まれ。幼少期の8年間をサンフランシスコで過ごし、音楽漬けで帰国。母と祖父の病気や死がきっかけで高齢者介護・障害児支援の仕事に従事。現在は医療福祉がテーマのクラブイベントや謎解きイベント事業・居宅介護や重度訪問介護や移動支援などの福祉事業・デジタルアート型リハビリコンテンツ事業・福祉留学事業・レコード屋などを展開中。

企画主催:NPO法人Ubdobe企画・運営:NPO法人Ubdobe協力:公益財団法人そらぷちキッズキャンプ【NPO法人Ubdobeについて】

NPO法人Ubdobeは、医療や福祉の専門性と難病や障害の当事者性を活かしたコンテンツづくりを通じてあらゆる人々の積極的社会参加を実現する、社会課題解決型クリエイティブ・カンパニーです。

病気や障害をテーマとしたクラブイベントや謎解きイベントの企画、福祉施設でインターンを行う国内留学制度の運営、重度訪問・居宅介護・移動支援事業所の運営まで、幅広い分野で活動中。

医療福祉情報の啓発・人材獲得等を目的としたプロジェクトを全国の行政・企業・団体と共に実施しています。NPO法人Ubdobe(ウブドベ)Web:

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