アストラゼネカとユナイテッド・イミュニティ mRNAなどの核酸の免疫細胞選択的な送達に用いる次世代脂質ナノ粒子の共同研究を実施

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プレスリリース:2024年07月26日 報道関係者各位 アストラゼネカとユナイテッド・イミュニティ

mRNAなどの核酸の免疫細胞選択的な送達に用いる次世代脂質ナノ粒子の共同研究を実施 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:堀井

貴史、以下、アストラゼネカ)と、ユナイテッド・イミュニティ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岸田

将人、以下、ユナイテッド・イミュニティ)は、mRNAなどの核酸医薬品の免疫細胞選択的な送達に用いる次世代脂質ナノ粒子の共同研究(以下、本研究)について契約を締結しました。本研究で、アストラゼネカはユナイテッド・イミュニティと連携し、日本発の新たな薬物送達技術の評価と推進に取り組みます。

mRNAなどの核酸医薬品は、新型コロナウイルスワクチン等で示された通り、従来の方法では治療が困難である疾患に対する次世代の医薬品として注目されています。アストラゼネカでは、複数の疾患領域において核酸医薬品の開発を進めており、新しい技術を通じて核酸送達の選択性と安全性を向上させる方法を研究しています。ユナイテッド・イミュニティは免疫細胞選択的な脂質ナノ粒子(Myeloid

Targeting

Platform(TM))の研究開発を進めており、同技術は核酸医薬品を特定の免疫細胞や治療部位に直接送達することを可能にし、健康な細胞への影響を最小限に抑えながら、より優れた治療効果の実現の可能性が期待されています。

今回の契約について、アストラゼネカの執行役員 研究開発本部長の大津

智子は次のように述べています。「アストラゼネカでも、トランスサイレチンアミロイドーシス(ATTR)等の疾患に対する核酸医薬の開発を進めています。本研究により、ユナイテッド・イミュニティの日本発の技術とアストラゼネカの本分野における専門性が相乗効果を生み、革新的な核酸医薬品開発が一層加速されることを期待します」。

ユナイテッド・イミュニティの代表取締役社長 岸田

将人氏は次のように述べています。「我々は、mRNA等の核酸をマクロファージなど特定の免疫細胞や組織に選択的に送達する技術を用いて、画期的な医薬品創製を目指しています。本技術に注目したアストラゼネカ社の目利き、研究開発力と両社の技術を組み合わせた、より画期的な医薬品基盤技術の創製と患者さんへの治療還元を期待しています」。

以上

*****

ユナイテッド・イミュニティについて

ユナイテッド・イミュニティ(UI)は、Myeloid Targeting

Platform(TM)と称するプルランという多糖を活用した日本初の薬剤送達技術で自社創薬および製薬企業との提携によって、医薬品候補物質を創出するスタートアップ企業です。UIおよびパートナー企業はMyeloid

Targeting

Platform(TM)を活用し、体内のマクロファージや樹状細胞の受容体選択的な薬剤の創出が可能となります。UIは自社プログラムとして、腫瘍随伴マクロファージ選択的な免疫活性化剤を、免疫療法抵抗性のがん患者さんに対する治療薬候補物質として、臨床試験準備段階にあります。URL:

https://unitedimmunity.co.jp/

アストラゼネカについて

アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ医薬品企業であり、主にオンコロジー領域、希少疾患領域、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオファーマ領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社の革新的な医薬品は125カ国以上で販売されており、世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細については

https://www.astrazeneca.comまたは、ソーシャルメディア

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日本においては、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝、呼吸器・免疫疾患およびワクチン・免疫療法を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。アストラゼネカ株式会社については

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