詩人まど・みちおの思いに、画家の絵筆が応えて織りあげた、すべてのいのちを寿ぐ絵本

代表取締役社長:鈴木博喜)は「まど・みちおの絵本」シリーズ最新刊『よかったなあ』(詩:まど・みちお/絵:あずみ虫)を2024年7月8日(火)に発売いたしました。

【内容】葉っぱや、花、草や木や動物たち。そこに「ある」ことや、そこに「いる」のがあたりまえだと

思っている……そんなものたち。――それらすべてに「よかったなあ」という言葉をなげかける詩人ま

ど・みちお。あずみ虫の絵が、その言葉のひとつひとつと響き合う。没後10年を記念して刊行が続く 「まど・みちおの絵本」シリーズの一冊。

(シリーズ既刊:柚木沙弥郎/絵『せんねんまんねん』/ささめやゆき/絵『くうき』/nakaban/絵『水はうたいます』)【編集者より】

〈「よかったなあ」という言葉は、まどさんが教えてくれた魔法の言葉のようにも思いま

す。まどさんのように、いろんなことやものに「よかったなあ」と言ってみようと思います。その言葉

は、あたりまえだと思っていたものを輝かせ、それらがどれほどかけがえのないものかを気づかせてくれ

ます。日本とアラスカを行き来しながら自然の息吹に心を寄せるイラストレーターあずみ虫さんが、世界 に満ちあふれる様々な愛おしさを見事に描き出してくださいました。

松田素子(編集者)〉

本文より

本文よりあずみ虫さん出身・茅ヶ崎の老舗書店<長谷川書店ネスパ店>にてパネル展開催中!

まど・みちお没後10年を記念した「まど・みちおの絵本」原画展を今冬開催予定。是非ご期待ください。【プロフィール】まど・みちお

1909年、山口県に生まれる。1934年に雑誌に投稿した詩が北原白秋により特選に選ばれる。1951年に書いた「ぞうさん」は日本人に最も愛される童謡

のひとつ。1968年にはじめての詩集『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)を刊行。野間児童文芸賞を受賞する。『まど・みちお全詩集』(理論社)で芸術選奨

文部大臣賞のほか多くの賞を受賞。1994年に日本人初の国際アンデルセン賞作家賞受賞。2003年には日本芸術院賞受賞。詩作だけでなく50代前半

に数多くの抽象画を描く。 その絵は2003年に『まど・みちお画集 とおいところ』(新潮社)として刊行され話題をよんだ。2014年2月に104歳で永眠。あずみ虫

1975年、神奈川県に生まれる。絵本作家、イラストレーター。安西水丸氏に師事。アルミ板をカッティングする技法で作品を制作する。2010年講談社出

版文化さし絵賞受賞。絵本『わたしのこねこ』(福音館書店)で産経児童出版文化賞美術賞を受賞。写真家・星野道夫氏への憧れと野生動物への関心か

ら、2018年よりアラスカに通い始め、現在はアラスカと日本を行き来しながら作品を制作している。絵本作品に『ぴたっ!』(福音館書店)、『アザラシの

アニュー』『ホッキョクグマのプック』(ともに童心社)、『おねぼうさんは だあれ?』(Gakken)、『つるかめ つるかめ』(あすなろ書房)、『わたしがテピン

ギー』(偕成社)などがある。【商品概要】

『よかったなあ』詩:まど・みちお 絵:あずみ虫

定価:2,090円 (税込)

発売日:2024年7月8日(火)

判型:28×23cm/32ページ/ハードカバー

ISBN:978465206331

発行所:株式会社理論社理論社サイト:

https://www.rironsha.com/book/20633 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000121698.html

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