テーマ展示『鞍馬天狗 誕生100年』

大佛次郎(おさらぎじろう)が生んだヒーロー、小説47作、映画63作

今から100年前の1924年(大正13)、劇作家を志していた一人の青年が、大佛次郎という筆名で講談調の小説「快傑鞍馬天狗 鬼面の老女」を書きました。

幕末を舞台に活躍する正体不明の剣士、鞍馬天狗の誕生です。以降、大佛は鞍馬天狗シリーズを40年にわたって執筆、映画では嵐寛寿郎(あらしかんじゅうろう)など多くの名優が天狗役を演じました。

横浜・港の見える丘公園にある大佛次郎記念館では、誕生100年を記念して、大佛次郎と鞍馬天狗がともに歩んだ軌跡をたどる展示を開催します。

小説の創作背景を紐解きつつ、次第に作家の手を離れ、愛すべきヒーローとして人々の間に浸透していく様子を、当時の玩具類、赤本漫画、映画ポスターなどの多彩な資料から見つめます。

ペーター佐藤≪鞍馬天狗≫エアブラシ、1981(PATER’S Shop and Gallery所蔵)

≪鞍馬天狗 角兵衛獅子≫

≪鞍馬天狗 雁のたより≫

≪鞍馬天狗 御用盗異聞≫

≪鞍馬天狗 天狗廻状≫みどころ【1】「鞍馬天狗」自筆原稿を、草稿や書き損じ等の初公開資料も含めて展示。創作の裏側に迫る!

鞍馬天狗シリーズ29作目「新東京絵図」原稿、1947年戦後初の鞍馬天狗作品。明治維新後「東京」に改称した江戸を主な舞台とした作品。みどころ【2】

日本屈指の鞍馬天狗コレクターが集めた玩具類、映画チラシ、ポスター等を厳選して公開!

凧、お面、メンコ【磯貝宏國コレクション】

磯貝コレクション:磯貝宏國(1943-2012)氏は小学生の頃に鞍馬天狗映画と出会ってから、図書映画ポスター、メンコなど約1万点の資料を収集。コレクションは氏の没後、当館に寄贈された。

【展示概要】会期2024年8月31日(土)~2025年1月5日(日)開館時間9月まで 10:00~17:30(入館は17:00まで)10月以降

10:00~17:00(入館は16:30まで)料金大人(高校生以上) 200円(150円)、( )内は20人以上の団体料金中学生以下 無料

※横浜市在住の65歳以上の方 100円※毎月23日「市民の読書の日」と第2・第4土曜日は高校生無料※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料休館日

毎週月曜(祝日の場合は翌火曜)年末年始(12/29~1/3)【関連イベント】1階ロビー 亀田蔵書 古地図コレクション

NPO法人横浜山手アーカイブス理事長として長きにわたりご活躍された故・嶋田昌子氏旧蔵の古地図とともに、大佛作品に描かれた開化期のヨコハマを紹介。

観覧料:無料・要入館料主催:NPO法人 横浜山手アーカイブス鞍馬天狗「地獄太平記」deクイズin大佛次郎記念館

鞍馬天狗シリーズ最終作の「地獄太平記」。作品を題材にしたクイズを館内をめぐりながら解いてみよう。観覧料:無料・要入館料映画上映「鞍馬天狗 大江戸異変」

映画上映後には、当館研究員の講演「鞍馬天狗誕生100年によせて」を実施します。日時:2024年9月21日(土) 13:15上映(12:45開場)

会場:横浜市開港記念会館(ジャックの塔)チケット:前売(自由席)1,000円(チケットぴあ Pコード 554-049)

主催・お問合せ:横浜キネマ倶楽部(080-2554-8023)10時~18時シティガイドと歩く『鞍馬天狗』の舞台☆ヨコハマを巡る

「鞍馬天狗」シリーズから、横浜が舞台となった作品の解説と、その場所を訪れるガイドツアー。記念館ではティールーム霧笛で大佛夫人ゆかりのチーズケーキと珈琲を味わう。その後、展示鑑賞・見学等を予定。

日時:2024年12月12日(木) 12月15日(日)両日とも9時30分集合集合場所:みなとみらい線 元町・中華街駅 5番出口(元町口)

募集人数:各日20人(先着順・雨天実施・荒天中止)申込:2024年11月11日(月)~ 横浜シティガイド協会HPにて主催・お問合せ:NPO法人

横浜シティガイド協会(045-228-7678)平日10時~16時 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001151.000014302.html

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