ぐるなび上海とベクトルチャイナが日本食品事業者・自治体向け中国市場進出支援のワンストップ・ソリューションサービスをアップデート
戦略的業務提携により、情報発信力とリスク管理体制を強化 株式会社ぐるなび（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：杉原章郎
以下、ぐるなび）は、子会社のぐるなび上海社が、株式会社ベクトル（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長：西江
肇司、東証プライム：6058、以下ベクトル）の中国現地法人である維酷公共関係諮詢(上海)有限公司(ベクトルチャイナ)と業務提携を締結し、日本食品事業者・自治体向けの中国市場進出支援のワンストップ・ソリューションのサービス内容を強化・更新したことをお知らせいたします。
【業務提携の背景】
2023年における中国への農林水産物・食品の輸出は、8月末以降の中国政府の暫定的な措置の影響により前年比14.8％減（※1）となり、同事業に大きなインパクトを与えているものの、国・地域別では中国が世界第1位の座を堅持し、最大輸出相手国として依然重要な市場であることに変わりありません。
近年の中国政府による消費回復を刺激する一定の措置により、市場は緩やかな回復傾向にあります。さらに、中国における日本食レストラン数は世界で見ても最多で安定的に増加傾向にあり、中国人の日本食に対する受容度は比較的高いと見られます。その中で、中国国内でのシェア拡大、新規顧客の開拓に努力を続ける食品事業者が数多く存在する一方で、中国市場への進出に二の足を踏む企業や、市場の理解不足、文化の違い等から苦戦をする企業も存在します。
こうした背景を鑑み、中国国内で強靭なフードサプライチェーンと食品業界における幅広いネットワークを有するぐるなび上海が提供する中国市場進出支援のワンストップ・ソリューションサービスに、アジアNo.1
PR会社として、中国で培ったベクトルチャイナの情報発信のノウハウとリスクマネジメントの知見を融合させることで、ワンストップサービス内容の強化・アップデートを図り、日本食品事業者・自治体向けの支援を強化するという思惑が一致し、この度の業務提携に至りました。
【提携事業内容】
１．貿易輸出入サービス
中国国内への輸入に関するコンサルティング、物流、倉庫および配送まで貿易に関するサービスを一括でサポートいたします。
具体内容：コンプライアンスチェック／企業備案登録／日本国内輸出手続き／輸出企業との協調／貨物輸送／輸入通関業務／倉庫物流業務
２．市場調査
中国国内での調査の設計、実施、データ集計、分析、レポーティング等ワンストップかつ効率的に実施可能。調査結果に基づき、販促戦略も合わせて提案いたします。
具体内容：オンライン調査／グループ調査／個別インタビュー／サンプリング調査
３．ビジネスマッチング
中国食品土畜輸出入商会を運営管理する中国食品土畜輸出入商会サービスプラットフォームとの連携により、中堅から大手まで5,000社の食品輸入、卸、小売企業の中国企業会員へアプローチすることが可能です。
具体内容：商品推薦会／商談会・品評会／オフライン勉強会／展示会
４．販促＆プロモーション
中国国内向けのオフライン広告やイベント開催からSNS内自社アカウントの運用までアジア1位※2
のPR会社としての知見を活かし、中国人視点での情報発信のサポートを行います。
具体内容：消費者向けオフラインイベント／高所得者向け品評会／中国SNSアカウント運用／中国SNS・WEB広告／パブリシティ活動／交通広告／インフルエンサー起用
５．リスクマネジメント
政治情勢や経済状況に大きく影響を受けやすい日中間での情報発信や事業活動において、自社ブランドや製品を守るための社内体制構築から危機発生時の即時対応まで可能です。食の安全や健康への意識がさらに高まる中国において重要性が増しています。
具体内容：社内セミナー／モニタリング／危機発生時対応／危機対応マニュアル作成
※1 2024年 4月公表、農林水産省「2023年農林水産物・食品の輸出実績(国・地域別)」
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_info/attach/pdf/zisseki-64.pdf
※2 2024年5月29日「世界PRエージェンシーTOP250 2024」にてアジア1位、世界6位にランクイン
【企業情報】
ぐるなび上海
企業名：咕嘟妈咪（上海）信息咨询有限公司
代表者：山田 晃久
所在地：上海市徐汇区南宁路1000号12层1206室
設 立：2005年11月
資本金：42,564,841元
URL：
ベクトルチャイナ
企業名：维酷公共关系咨询（上海）有限公司
代表者：谷 美幸
所在地：上海市延安西路728号 华敏翰尊国际大厦 18F GHI座
設 立：2011年1月
資本金：1,500,000USD
URL：