心の健康の予防策として日本生命従業員の希望者500人超にオフライン+オンライン研修を提供

日本生命の従業員から希望者を募り、オフラインとオンラインで延べ500人超に研修を実施。研修後に実施したアンケートでは、97%の方に「参加してよかった」とご回答いただきました。

本取り組みにより、科学的なアプローチに基づいた「マインドフルネス」の理解と実践が促進され、マインドフルネスの認知向上やメンタルヘルスの予防、さらには能力開発にも寄与することが期待されています。

マインドフルネス研修の導入を先導してきた健康経営推進部・人的資本経営支援室のお二人に、導入の背景や研修の感想、今後のビジョンを伺いました。

インタビュイー * 日本生命保険相互会社 健康経営推進部 田中 学 様

* 日本生命保険相互会社 人的資本経営支援室 瀬口 康久 様

日本生命保険相互会社とは

日本生命保険相互会社は、1889年創立の生命保険会社で、「誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会」を目指して、サステナビリティ経営を推進。全国に支社等108、営業部1,466等の事業所があり、従業員68,072名が在籍している。

※同社ホームページ及び統合報告書より引用。数値は2024年3月末時点。「心の健康を保つ生活習慣」としてのマインドフルネスの浸透を

──まずは、マインドフルネス研修の導入に至った経緯を教えてください。

日本生命は2018年より、「ニッセイ健康増進コンサルティングサービス(Wellness-Star☆)」などの取り組みを通じて、健康経営支援に注力しています。心の健康の予防策としてマインドフルネスに注目し、顧客に紹介する取組を開始しました。

同時に、一部職員を対象にマインドフルネス体験会を実施したところ好評だったことを受け、MELONによる従業員向け研修の実施に至りました。

──マインドフルネス研修の導入を決定するまでに、どのような課題がありましたか?

当社では、「ニッセイ職員版Well-beingの向上・健康寿命の延伸」を掲げて健康経営に取り組んでいます。従業員の現状を見ると、健康上の問題で会社を休まざるを得ない従業員や、休むほどではないもののパフォーマンスに影響が出ている可能性がある従業員も一定おり、プレゼンティーイズム・アブセンティーイズムの改善も課題の1つでした。

また、働き方の変革が進む中、以前と比べて、限られた時間で効率的に集中して働くことができるようになった分、業務時間中に発生する疲労も高まっている可能性があり、何か手を打てないかと考えていました。

そうした中、マインドフルネスの科学的根拠に裏付けされた効果を知り、ウォーキングなどの運動習慣や食事習慣などの主に「体」に着目した生活習慣に加え、「心」の健康を保つ生活習慣として、社内に浸透させたいと考えました。

MELONによる研修会をフックにマインドフルネスの認知向上を目指す──今回のマインドフルネス研修はどういったゴールを掲げていましたか?

今回は「ニッセイ職員版Well-beingの向上・健康寿命の延伸」の取組の一つとして、MELONマインドフルネス研修会の開催を決めました。

研修の最大の目的は、認知度の向上です。そこで今回の研修会では「脳科学を中心としたマインドフルネス解説」を中心に、意義や歴史だけでなく、よくありがちな誤解を解くことで、「マインドフルネスを正しく知ってもらう」ことを目指しました。

──実際にMELONのマインドフルネスを体験いただき、どんな手応えを感じました?

会場で研修を受けた参加者は年齢層も幅広く、性別を問わず多くの従業員が参加していました。思った以上に充実した研修を開催できたと感じています。

また、体験会ではMELONインストラクターの話に引き込まれ、参加者全員が退屈することなくマインドフルネスへの学びを深めていました。

満足した顔でそれぞれのデスクへ戻っていく参加者を見て、彼らが隣の席の人とマインドフルネスについて話す機会が増えることで、より広がりを見せるのではないかと期待しています。

マインドフルネスの認知拡大を社内外で推し進める──今後のビジョンについて教えてください。

まずは、より多くの職員にマインドフルネスを知ってもらうために、今回のような研修会等の機会を提供していきます。さらには、日常的に従業員がマインドフルネスを実践しやすい環境づくりも検討していきたいと考えています。

例えば、現在、東京本部の一部のフロアにて週1回20分程度マインドフルネスルームを設けていますが、場所や頻度の拡大等も検討していきたいです。

また、マインドフルネスの効果や良い面を顧客に伝え、社会での認識を高めていくことも重要だと考えています。すでにMELONと制作したマインドフルネスの紹介動画を活用し、顧客向けセミナーやコンサルティングの現場で役立てています。

マインドフルネスは、老若男女すべての人が行えるため、今後は社内外を問わず、その普及に一層取り組んでいきたいと思っています。日本生命保険相互会社について

日本生命保険相互会社は、1889年創立の生命保険会社で、「誰もが、ずっと、安心して暮らせる社会」を目指して、サステナビリティ経営を推進。全国に支社等108、営業部1,466等の事業所があり、従業員68,072名が在籍しています。

代表者 :代表取締役社長 社長執行役員 清水 博

所在地 :〒541-8501 大阪府大阪市中央区今橋3-5-12

設立 :1889年7月

公式サイト:

https://www.nissay.co.jp/MELONについて

株式会社Melonは、人・組織の心と感情の課題解決を支援するエモーショナル・マネジメント・カンパニーです。脳科学や心理学でエビデンスが認められたマインドフルネスを応用し、科学的なアプローチに基づいた心と感情のトレーニングプログラムを法人・個人のお客様に提供しています。

代表者 :代表取締役 CEO 橋本 大佑

所在地 :東京都港区南青山6-2-2 南青山ホームズ301

設立 :2019年4月

公式サイト:

https://www.the-melon.com 当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000047366.html

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