あなたに代わって小学校に本を贈ります 「みつばち文庫」 の寄贈先小学校を募集中
の寄贈先小学校を募集中 図書整備に充てられる国の財政措置は5年間で100億円以上減少
株式会社山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町、代表:山田英生)は、1999年以降、毎年全国の小学校に「みつばち文庫」として、書籍の寄贈を行っています。26回目となる今回は、全国約2,000校の小学校へ5冊の書籍セットを寄贈する予定で、寄贈を希望する小学校の募集を開始しています。
当活動は、子供たちに読書を通じて豊かな心を育んで欲しいとの願いを込めて、「自然環境の大切さ」、「人と人とのつながり」、「命の大切さ」をテーマとした書籍を選定し、「みつばち文庫」として寄贈するものです。1999年に開始して以降、これまでに合計で全国69,953校の小学校に75万冊以上の書籍を寄贈しています。
応募者および寄贈先の小学校の費用負担は一切無く、応募者のメッセージを添えて本を寄贈できます。
◆当活動を実施する社会的背景
子供の読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより良く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。積極的に子供たちの読書環境を整える必要がありますが、現状では下記のような問題があります。
図書を買うための地方財政措置が5年間で100億円以上減額
子どもたちが正しい情報に触れ、正しい知識を身に付けるためには、本を増やすことに加えて、古くなった本を新しく買い替えることが必要です。しかし、2022年から講じられている『第6次「学校図書館図書整備等5か年計画」』では、図書の整備に充てられる地方財政措置が前回の第5次と比較して、1,100億円から995億円に減額されています。
また、全国学校図書館協議会の調査(※1)では、2022年度の小学校1校あたりの図書購入費は、10年前と比較して7万円以上減少していることが分かっています。
(※1) 全国学校図書館協議会機関誌『学校図書館』2023年12月号掲載
子どもたちが古い本を読まざるを得ない環境も
2023年度学校図書館整備施策に関するアンケート(※2)によると「学校図書館の図書の更新のために、利用できない古い図書の廃棄を勧めているか」という設問に対して、「特に勧めてはいない」と回答した市町区村が44.3%、「学校図書館図書標準を満たすまで廃棄しない」が4.0%でした。国が定めた学校図書館に必要な図書の数とされる「学校図書館図書標準」を満たしていても、子どもたちが古い情報の本や、ボロボロの本を読まざるを得ない環境も問題となっています。
実際に当社が過去に図書を寄贈した学校には、20年以上前の本がおかれていたこともありました。(右が実際の写真)
(※2) 全国学校図書館協議会『学校図書館整備施策の実施状況』
◆寄贈先小学校の募集要項
◆応募締切:2024年9月30日(月)消印有効
◆応募方法:WEBサイトの応募フォーム、または「はがき」、
「ファックス」にて以下を明記してご応募ください。
1.お名前(フリガナ) 2.郵便番号 3.住所 4.電話番号
5.メールアドレス 6.年齢 7.職業(学生は学年)
8.みつばち文庫の募集を何で知ったか
9.寄贈したい小学校の校名・郵便番号・住所・電話番号
10.寄贈したい想いや理由
・はがき宛先:〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島3-19-15 第3三ツ矢ビル8F
「みつばち文庫」事務局(TMS内)
・ファックス番号:06-6306-0290
・WEBサイト応募フォーム:
http://beekeeper.3838.com/activity/bunko/
※WEBサイトから「はがき」「ファックス応募用紙」の印刷ができます。
◆募集から寄贈の流れ
◆「みつばち文庫」選定基準
1.「自然環境の大切さ」…楽しく読書をすることで自然や環境について、
自ら考える力をつけることのできる図書。
2.「人と人とのつながり」…すべての生命は、お互いにつながりを持って生きていることを
理解してもらえる図書。
3.「命の大切さ」…命の尊さを知ることにより、相手の立場に立って考え、他者を思いやる心を育てる図書。
低学年から高学年まで楽しめるよう、絵本と読み物のバランス、ジャンルに偏りがないかを
考慮して選書しています。
◆全国から届くお喜びの声
毎年、応募者や寄贈先小学校からお喜びの声がたくさん届きます。
【昨年度の寄贈時に、頂いたお声の一部】
* ・わたしは本が好きなので、とてもうれしいです。本を通して「大切なこと」を学んでいきたいです。
(寄贈先の児童から)
* 子供たちは新しい本が入るたびに、わくわくした表情で手に取り読んでいます。
そのような機会を増やしていただき感謝いたします。(寄贈先小学校の先生から)
* 子供たちが喜んで利用しているとのお礼の連絡がありました。
少しでも母校の役に立つことができて、大変うれしく思います。(一般応募された方から)
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