謀論吹き荒れる、現代の黙示録──小川哲『スメラミシング』カバー解禁&全国書店員から絶賛の嵐!
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河出書房新社 プレスリリース:2024年09月17日 報道関係者各位
【2024年10月10日発売】陰謀論吹き荒れる、現代の黙示録──小川哲『スメラミシング』カバー解禁&全国書店員から絶賛の嵐!
『地図と拳』『君のクイズ』『君が手にするはずだった黄金について』と新地平を切り拓き続ける作家が放つ最新作
第13回山田風太郎賞、第168回直木三十五賞をダブル受賞した『地図と拳』をはじめ、これまで数々の文学賞を受賞し、近作『君のクイズ』『君が手にするはずだった黄金について』が2年連続で本屋大賞候補作となるなど、今最も注目を浴びる作家・小川哲による最新作『スメラミシング』の書影を初公開します。
装画=jyari/装幀=川名潤■いち早く本書をお読みいただいた全国書店員の皆様より絶賛の声!「ちょっとした奇跡」の本当に「ちょっとした奇跡」っぷりに感動。
ディストピアに宿る情愛、こんなんみんな大好きなやつじゃないですか!!!――田村書店 吹田さんくす店 村上望さんバッキバキの小川哲作品!!
読書という快楽を体現したような、麻薬のような短編集。――ページ薬局 尼子慎太さん深く考えさせられつつも、とんでもなく笑える。
物語が持つ神秘性を否定することを、物語で肯定させる荒業。すげー本読んだぞ!!――萬松堂 渡邉典朋さん
虚と実、聖と俗、光と闇。人間の営みすべてを俯瞰しつつ、神の領域に触れるようなスリルが最高。――オフィスアルパカ 内田剛さん
ひねくれているんだけど、どこか共感してしまう。そんな物語を生み出す小川哲が大好きです。――未来屋書店 碑文谷店 福原夏菜美さん
この何か、ずんずんと突き詰めて、迫ってくるものは、重くて、尊い。――ジュンク堂書店 滋賀草津店 山中真理さん
自分の中の奥底にある何かが呼び起こされてはじける。痺れる読書体験。――未来屋書店 秋田店 佐藤香奈子さん
「小川さんの頭の中は一体どうなっているのだろう」と気になって気になって気になって仕方がなくなります。――福岡金文堂 行橋店 富山未都さん
■最新作は信仰の虚妄と救いを描く、黙示録的作品集!この世界は末期です。全部壊さないといけません。(「スメラミシング」より)
「スメラミシング」は、カリスマアカウントを崇拝する覚醒者たちのオフ会を描く「陰謀論×サイコサスペンス」。反ワクチン、ディープステイト、暗黒政府、イルミナティ――、数多の陰謀論と思惑を取り込み、生きる価値のない現実を打倒する、救世主<スメラミシング>のマスタープランとは一体何なのか。
本書は、七十人訳聖書の秘密をめぐる歴史SF(「七十人の翻訳者たち」)、天皇の棺を運ぶ一族の末裔による労働バイオレンス小説(「密林の殯(もがり)」)、最後の宗教〈ゼロ・インフィニティ〉をめぐる魔術的数学奇譚(「神についての方程式」)、神が禁忌とされた惑星の不都合な真実(「啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで」)、文明崩壊後の少年少女に与えられた残酷な使命(「ちょっとした奇跡」)を収録した、超弩級エンターテインメント全6編。
信仰の虚妄と救いを描く、現代の黙示録的作品集です。■著者紹介
小川哲(おがわ・さとし)1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。
2015年、「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。2017年刊行の『ゲームの王国』で山本周五郎賞、日本SF大賞を受賞。2022年刊行の『地図と拳』で山田風太郎賞、直木三十五賞を受賞。同年刊行の『君のクイズ』が日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門受賞。近刊に『君が手にするはずだった黄金について』がある。
ラジオ・パーソナリティーとしても活躍。■書誌情報書名:スメラミシング著者:小川哲仕様:46判/上製/本文280頁発売予定日:2024年10月10日
税込予価:1,870円(本体1,700円)ISBN:978-4-309-03218-4装画:jyari装幀:川名潤
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032184/ 当リリースの詳細について
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000739.000012754.html
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